2010年10月12日

日本ポルトガル修好150周年  日本最新メディア文化紹介事業「beyond kawaii」展  東京工芸大学と在ポルトガル日本大使館で共催

学校法人東京工芸大学   http://www.t-kougei.ac.jp/

 

東京工芸大学(東京都中野区、学長:若尾真一郎)は、在ポルトガル日本大使館との共催で、写真、イラストレーション、マンガ、アニメーションなどの日本文化を紹介する「beyond kawaii」展を2010年10月15日(金)より、ポルトガル国内各地と東京で開催します。

 

本展は3年がかりで準備を進めてきたもので、昨年ポルトガルで実施したプレイベントも大変な盛況を得ました。そして本年、在ポルトガル日本大使館の協力を得て、日ポ修好150周年事業の一環として大々的に開催する運びとなりました。

 

クール・ジャパンを代表するkawaii文化は世界の注目を集めていますが、海外の美術教育現場では、その先にある新たな表現(beyond kawaii)を産み出す日本の若手クリエーターとその教育への関心が高まっています。

 

メディア芸術を専門とする東京工芸大学芸術学部の教育研究内容は、写真、映像、デザイン、インタラクティブメディア、アニメーション、ゲーム、マンガの先端分野に学術的研究の推進や表現の創出などを行い、創造的な社会の実現に役立つことを目指しています。今回は、先端の芸術分野に次代の若手クリエーターの育成に力を注ぐ本学の教育研究とポルトガル国のニーズが一致し、開催に至っております。

 

今回の「beyond kawaii」展では、ポルトガルの美術大学を会場に、東京工芸大学芸術学部の在学生および各界の第一線で活躍する卒業生たちによる、写真、イラストレーション、マンガ、アニメーションなどのメディア芸術の展示・上映とワークショップ等を行ないます。

 

注目の作品はASIAGRAPH2010のCGアート作品公募部門で最優秀賞を受賞した「アニメーション南蛮屏風」です。南蛮船で長崎にやってきたポルトガル人がいつのまにか現代にタイムスリップしていまどきの日本文化を体験するという内容で、時代を越えた日ポ文化交流の役割を担います。

また、締めくくりとなる東京会場では、ポルトガルでの2会場の様子や反響もご紹介します。

 

展示会 概要

ポルト会場  期間:2010年10月15日~ 2010年10月22日

会場:University of Porto – School of Fine Arts(Porto,Portugal)

 

リスボン会場 期間:2010年10月21日~ 2010年11月5日

会場: IADE Creative University – Chiado Center(Lisbon,Portugal)

 

東京会場   期間:2010年11月22 日~2010年12月4日

会場:東京工芸大学中野キャンパス – 芸術情報館(東京)

【お問合せ先】  

東京工芸大学 広報課 担当:林

電話: 046-242-9600  FAX: 046-242-9638

e-mai: kikaku@office.t-kougei.ac.jp

 

東京工芸大学 概要

東京工芸大学は、大正12年、当時メディアの最先端であった我が国最初の写真の専門学校として設立されました。近年、工学部と芸術学部の2学部からなる特色ある4年制大学として、我が国初のアニメーション学科を創設し、更に平成19年4月には東日本初となるマンガ学科を増設するなど、常にメディア芸術・コンテンツ芸術の発展に先導的役割を果たしてきました。

現在は、「工学×芸術=∞(無限の可能性)」という考え方のもとで工学部と芸術学部の様々な連携教育及び活動を進めており、創造性とオリジナリティーあふれる人材を育成しています。

 

理事長・学長

学校法人東京工芸大学 理事長 小野茂夫(おの しげお)

東京工芸大学 学長 若尾真一郎(わかお しんいちろう)

 

所在地

法人本部 東京都中野区本町2-9-5

中野キャンパス 東京都中野区本町2-9-5

厚木キャンパス 神奈川県厚木市飯山1583

 

ウェブサイト: http://www.t-kougei.ac.jp/

 

設置学部・大学院等(学生数4,790名:平成22年5月1日現在)

【工学部】

メディア画像学科、生命環境化学科、建築学科、コンピュータ応用学科、電子機械学科

【芸術学部】

写真学科、映像学科、デザイン学科、インタラクティブメディア学科、アニメーション学科、

ゲーム学科、マンガ学科

【大学院工学研究科・芸術学研究科】

博士前期/後期課程