2011年08月17日

医師向けiPadアプリ(3.7万DL実績)を利用し、本格的な患者説明スライド無料「ライブラリ」を開始~医療現場の悩み「時間不足の医師」「もっと説明を受けたい患者」を解消~

株式会社QLife   http://www.qlife.co.jp/

 

月300万人が利用する日本最大級の病院検索サイト、医薬品検索サイト、医療情報サイトを運営する総合医療メディア会社の株式会社QLife(キューライフ/本社:東京都世田谷区、代表取締役:山内善行)は、ダウンロード数3.7万超(※1)のiPadアプリ『描いて消せる患者さんへの説明ボード』で利用できる、オンライン「ライブラリ」をオープンした。※1: 7月末までの累計、医師向けiPad専用アプリとしては最大級の数

 

『描いて消せる患者さんへの説明ボード』アプリは、ホワイトボードのように真っ白な画面に描けるだけでなく、「医学スライド」「動画」上に何度でも繰り返し描けることが特長。患者別に部位・症状・治療内容・説明レベルなどが異なる実際の医療現場でも使いやすい。患者側にも分かりやすく、インフォームドコンセント(情報を得たうえでの納得)が実現し治療意欲が向上する。

 

医学スライド・動画を追加したい場合は、インターネットで「ライブラリ」(http://qlifebooks.com/ )に接続すれば、約600(※2)のスライド・動画群から自由にダウンロードできる。いったんダウンロードすれば以降はオフラインでも使用可能。コンテンツは広く全国から募集し、「優良資源の共有&内容フィードバック」のプラットフォーム化を目指す。※2: 本日現在。年度末までに5000スライド、200動画になる予定。

 

医師以外が作成したスライドも内容次第では搭載する予定で、既に複数の製薬会社のスライドがダウンロード可能となっている。

 

さらに、自作のスライドを持っている医師は、iTunes経由でアプリにとり込むことが可能。自作スライドと「ライブラリ」からのコンテンツとを混合して、取捨選択・順番入れ替えして使うこともできる。

 

利用は一切無料だが、医療者限定。QLifeは、ライブラリ上の広告で収益獲得するほか、製薬会社からの医薬情報コンテンツを有料搭載することで、運営費を賄う。

 

■アプリのダウンロードは⇒http://itunes.apple.com/jp/app/id394861113?mt=8

 

 

<患者説明に関する医療現場での課題>

・医師は患者説明のたびに毎回、同じような絵や言葉を紙などに書かなければならない。

・質疑応答次第では、説明漏れ要素が発生してしまうことも。説明漏れは訴訟リスクにもつながる。

・絵が苦手な医師は製薬会社が作成した資材を使うこともあるが、大きさやフォーマットがバラバラのため「散在して、いざ必要な時に使えない」ことも多い。また紙では更新管理も難しい。

・動画を見せたい場合には、動画ファイルを保存してあるPCの部屋で改めて日時設定しなければならない。

・看護師等に補助説明させることができれば医師の時間節約になるが、説明の質が担保できない。

 

<スライド・動画群の作成方法について>

・有力医師は、市民セミナー用などで自作スライド・動画を保有しており、これらを「全国の医療従事者や患者さんの役に立つのであれば、喜んで提供したい」とする医師は多い。

・これらの医師からスライド・動画の提供を受け、体裁・内容面での必要な改変を共同で行うことで、高品質のスライド・動画群を用意する。

・製薬会社が制作したスライド・動画も、しかるべき医師が監修し、全国の医療現場にて有用と判断できたものについては、搭載をする。

 

<当該アプリとライブラリの機能一覧>

●最新スライドをオンラインからインポート

アプリからインターネットに接続すれば、「ライブラリ」に続々搭載されるスライド/動画から自由にダウンロード可能。一度インポートすれば、オフラインでも使用できる。

 

●自分が作った資料もインポート

iTunesファイル共有機能に対応している。自身で作成したPDF書類や動画(mp4、mov、m4v)をアプリに取り込み可能。独自に撮影したCTやMRIなどの動画も搭載できる。

 

●スライドや動画は、独自編集が可能

よく使うスライドや動画は、ワンボタンで「お気に入り」指定できて、その表示順変更や、追加・削除、タイトル変更が、可能。(内容そのものを改変することはできない)

 

●動画も途中停止して、さくさく描ける&消せる

内蔵スライドをただ見せるだけでなく、患者さんに図版を示しながら、3色のペンツール(指で操作)で自由に書き込む事ができる。動画も途中で停止して書き込み可能。ペンツールは患者さんとの位置関係によって便利に左右切り替えできる。

 

●ホワイトボードを、いつでも呼び出し

何も記載されていないホワイトボードには、独自に絵を描くことができる。既定図版と交互に表示しながら、ちょっとしたメモ等にも利用できる。

 

●外部モニタ出力対応

プロジェクターなどに接続する事で、セミナーや講演など複数に向けての同時説明にも活用可能。

 

【使用上のご注意】

アプリを旧いバージョンからアップデートしても起動しない、という報告があります。このような場合は、古いアプリを削除後に、新規インストールをお願いします。

 

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<株式会社QLifeの会社概要>

会社名 :株式会社QLife(キューライフ)

所在地 :〒154-0004 東京都世田谷区太子堂2-16-5 さいとうビル4F

代表者 :代表取締役 山内善行

設立日 :2006年(平成18年)11月17日

事業内容:健康・医療分野の広告メディア事業ならびにマーケティング事業

企業理念:生活者と医療機関の距離を縮める

サイト理念:感動をシェアしよう!

URL : http://www.qlife.co.jp/

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本件に関するお問い合わせ先:

株式会社QLife  広報担当

TEL : 03-5433-3161 / E-mail : info@qlife.co.jp

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