2011年10月14日

株式会社オーエスは、緊急災害対策としての携帯用太陽光発電機 「どこでも発電」の事業に本格的に取り組みます。

株式会社オーエス   http://jp.os-worldwide.com

 

株式会社オーエス(本社:大阪、代表:奥村正之)は、携帯太陽光発電機の分野で本格的な市場構築を目指します。

東日本大震災より遡る事わずか4 ヶ月前に、株式会社オーエス(以下オーエス)は「どこでも発電」モバイルソーラーGSR-110B を発表しました。当初より緊急災害用として開発した製品ですが、図らずも大震災における宮城・岩手・福島各県での、多数のモバイルソーラーの活用実績により、「どこでも発電」の有用性を確信いたしました。

災害地においては、被災直後の僅か数日間ではありますが、停電地域の照明や情報端末の電源として、太陽光という無尽蔵のエネルギーを利用する事が、いかに役立つかを知らされました。また

世界を見れば、各地で災害の発生が続くとともに、いまだに未電化地域も多くあるのが現状です。

オーエスでは、今後より一層このモバイルソーラーGSR シリーズを「どこでも発電」と銘打ち、本格的な開発体制と生産体制を整え、災害への備えの重要性を訴えるとともに“一家に一台”、“事務所に一台”として安心と安全をお届けする事を合言葉に市場浸透を図ってまいります。

同時に海外においても緊急災害用の用途として、また補助電源としての展開も図ってまいります

 

■オーエスの考える「どこでも発電」事業とは

①太陽光発電です

利用可能な自然エネルギーとしては、風力や、水力などもありますが、地球上のどこにでもいつも無尽蔵にあるエネルギー源は太陽の光です。また技術的にも最も安全に利用しやすく、安定したエネルギーを得られるのは太陽光発電です。オーエスの採用しているソーラーセルは、アモルファス太陽電池のトップメーカー富士電機の製品です。

②モバイルソーラーです

「どこでも発電」事業は緊急災害用としてのソーラー発電を勧める事業です。

なぜ据え置き型のソーラー発電ではなく、携帯型(モバイルソーラー)か?実際に据え置き型のソーラー発電機も、多数が被災地に提供されております。しかし建築物件であり、安全に使用するためには、据え付ける為の建築機材の確保や、設置における専門知識・設置業者が必用で、それが困難であった事。太陽の日照の検証をしなければ効果的な発電力が得られない事。など設置には障害が多かったと言われています。

また、自家発電装置を備えていた自治体様も多かったのですが、燃料そのものが失われ、発電が困難な所が多く、また電源ケーブルの施設も厄介な問題という事でした。

「どこでも発電」は太陽に向けて簡単に向きが変えられ、日照がある場所にすぐに運べるなどの機動性に長けています。また災害の初期に必要な照明や携帯電話、情報端末、トランシーバーなどに使われる電力は、小さくても大きな意味を持ち、どこにでも移動できる事が大きな力になります。

③アモルファス太陽電池を採用しています

太陽光発電には、結晶系と非結晶系があります。「どこでも発電」は非結晶系のアモルファスといわれるものをラミネートしたシート状になっており、柔軟で曲げる事が可能です。一方結晶系は大変割れやすく、ガラスなどで挟んだ形状で、持ち運びが大変に不便です。

オーエスではこのアモルファスの利点を機動性として生かし、誰もが簡単に・安全に・すぐに使える緊急災害グッズとして成長させたいと考えています。

またアモルファス太陽電池は熱に強く、多くの結晶系太陽光電池が夏場に発電力が落ちるのに比べ温度が上昇してもほとんど発電力が落ちません。砂漠などでも大きな力になります。

④一家に一台、事務所に一台を目指します

消火器は各家庭に必ず一台常備されています。2008 年6 月からは火災警報器の設置も義務付けられました。同じように一家に一台は「どこでも発電」が常備されるよう、働きかけをしてまいります。

⑤多くのバリエーションが可能です

GSR-110B の発売から10 ヶ月の間に、様々なご意見をいただきました。緊急災害セットを急遽ラインナップしたのもご意見の反映です。それら多くのご意見の一つ一つをカタチにしてまいります。時期モデルGSR-111B は連結ユニットやバッテリーパックを用意するなど、更に多用途に、更に使いやすくなっております。(別紙「新製品リリース」をご参照ください)

また、100V で使用したいというご意見も多く、大容量タイプも、来年年明けには正式に発表の予定で開発中です。

■事業の柱「どこでも発電」GSRシリーズの製品特長

・ 発電シートが巻きとれる。あるいは折り畳めるため、モバイルとして可搬性に優れている

・ 誰にでも安全に設置し使用できる

・ シート加工が容易で、応用範囲が広く商品化への多様性が高い

・ 太陽光以外をエネルギー源とする必要のない

・ ニッケル水素電池と併用される為、充電後の減衰が少なく長寿命である

・ 周辺機器が豊富でユーザーにあわせた使い方が出来る

■オリジナルのご要望にも積極的に取り組みます

以上のようにアモルファス電池を使用した太陽光発電には、モバイルならではの特性・可能性を数多く秘めています。お客様のご希望に合わせたプライベートブランドの開発や、カスタマイズにもオーエスは対応いたします。モジュラーシートのみの提供も可能です。身近な太陽光発電の普及に向けオーエスはクリーンエネルギー事業チームを立ち上げ、多くの人のご意見を実現すべく体制を強化しております。

 

≪お問合せ先≫

株式会社オーエス コンタクトセンター 担当/クリーンエネルギー事業チーム

東京都足立区綾瀬3-25-18 樋髙 幸四郎

TEL.0120-380-495 FAX.0120-380-496 E-mail info@os-worldwide.com

※接続できない場合には、次の番号をご利用ください。TEL.03-3629-5211 FAX.03-3629-5214

 

≪広報お問合せ先・ニュース発信者≫

株式会社オーエス マーケティングチーム 藤枝 昭

東京都足立区綾瀬3-25-18

TEL.03-3629-5356 FAX.03-5697-0990 E-mail:a.fujieda@os-worldwide.com

 

株式会社オーエス 会社概要

名称:株式会社オーエス http://jp.os-worldwide.com

本社:大阪市西成区南津守6-5-53 オーエス大阪ビル

本部:東京都足立区綾瀬3-25-18 オーエス東京ビル

創業:昭和28 年4 月

資本金:4608 万円

代表者:代表取締役 奥村正之

事業内容:オーエススクリーンのブランドで文教・企業向けに数多くの製品を提供。スクリーンばかりでなく、プロジェクター、薄型ディスプレイハンガー等を活用したコミュニケーションシステムの構築。

ウォールバック開閉や、ハンガー・バトン昇降・カーテン開閉などをはじめとした装置類の開発・設計・施工からトータルコントロールシステムまで、一貫したソリューションを提供する。

営業所: 仙台、首都圏、中部、北陸、近畿、広島、福岡

北海道地区販売代理店:東和E&C 株式会社

沖縄地区販売代理店:株式会社オーエス沖縄黒板

≪関連企業≫

株式会社オーエスエム 本社:兵庫県宍粟市 http://jp.os-worldwide.com/osm/

株式会社オーエス沖縄黒板 本社:沖縄県中頭郡 http://jp.os-worldwide.com/osb/

OSI CO., LTD.(Hong Kong) http://hk.os-worldwide.com/

喜摩租賃(北京)有限公司:中華人民共和国

≪日本総販売代理店≫

OPTOMA 社(台湾)/ 世界初のポケットプロジェクターを発表したDLP プロジェクターメーカー

Vogel’s 社(オランダ)/フラットディスプレイなどのスタイリッシュハンガーメーカー

SCREEN RESEARCH 社(フランス)/ THX、ISF 公認のサウンドスクリーンメーカー

AV Stumpfl(オーストラリア)/画像処理技術で世界的に定評あるメーカー

EASTONE 社(日本)/国産唯一のTHX 認定スクリーン、eco スクリーンを開発する国内メーカー