2012年08月02日

Adobe Captivate 6によるeラーニングコンテンツ受託制作を開始

アテイン株式会社   http://www.attainj.co.jp

コンピュータートレーニング教材制作、eラーニング向けコンテンツ制作のアテイン株式会社(本社:東京都千代田区、電話:03-3255-4721、代表:本多成人、資本金:1億1470万円)は、Adobe Captivate 5に加え、新バージョンであるAdobe Captivate 6にも対応したeラーニングコンテンツ制作体制を確立し、8月8日から制作受託を開始します。

HTMLとFlashでゼロからコンテンツ制作する場合は、複雑なギミックの搭載や、オリジナリティを出すこともできる反面、コストがかかります。一方、Captivateはeラーニングコンテンツ制作に特化したソフトなので、無駄な工数を減らしてコストを抑えることができます。そして、コストを抑えてもクオリティは下がりません。Captivateには、コンテンツを彩るための画面効果や、インタラクティビティを高めるためのパーツやインターフェースが豊富に用意されているからです。そして音声や動画などメディアを内包することができるので、クオリティ高いコンテンツに仕上がります。また、多様な形式のクイズ作成も可能で、出来上がったコンテンツはSCORMに対応します。

下記は、弊社のクラウドeラーニングサービス「動学.tv(http://dougaku.tv/)」で公開中のインタラクティブコンテンツのサンプルページ(サンプルはCaptivate 5で制作)です。
http://dougaku.tv/ic_sample/s_index.html#operate

これらは、実際にソフトを操作しているかのようなシミュレーションができるFlash形式のeラーニングコンテンツとなっており、Microsoft OfficeのWord、Excel、PowerPointなどの使い方が学べます。ナレーションに合わせてマウスやキーボードの操作をしないと先に進めないようなインタラクティブ要素が多数盛り込まれています。実際のアプリケーションが無い環境でも、ブラウザ上でソフトを体験して使い方を身につけられる実践的なものです。Captivateを使用するとこのようなeラーニングコンテンツの制作が可能です。

現在すでに上記のコンテンツをご利用いただいている学校様・企業様には、効果的なインタラクティブ要素と、受講者への個別説明が不要な簡便な操作方法にメリットを感じていただけており大好評です。コンテンツはネットから利用可能なので、インターネットのできる環境であればいつでもどこでも学習が可能です。さらに、今回のAdobe Captivate 6では多くのモバイルデバイスに対応したので、受講者は隙間時間をより有効活用して学習することができます。

アテインでは今までにAdobe Captivate 5によるオリジナルeラーニングコンテンツの受託制作も多数手掛けてきました。これら積み重ねたインタラクティブコンテンツ制作ノウハウを活用して、新バージョンのAdobe Captivate 6を使ったeラーニング制作の受託を2012年8月8日より開始します。

・関連サービス
e-Learning教材コンテンツ販売
―Microsoft WindowsやOffice関連・サーバー・プログラム開発言語、アドビ システムズ社のWEB、DTP、映像関連。
―オートデスクのCADシリーズ、アップルの映像・DTM関連など。

コンピュータトレーニング教材制作、LMS設置支援、e-Learningシステム構築、e-Learning向けコンテンツ制作。

・用語解説
SCORM (Shareable Content Object Reference Model)
SCORM説明(日本イーラーニングコンソシアム 初めてのeラーニング-用語集より抜粋)
 
eラーニングのプラットフォーム(LMS)とコンテンツの間のインターフェースやデータ形式を規定した標準規格、でアメリカのADLという団体が作成した。
最新版はSCORM2004(2006年3月時点)である。

eラーニングでは、通常のWebサイトのようにHTMLで画面を表示することに加え、学習の時間や演習問題の採点状況や学習時間などのログ(記録)を取る。これらの機能を実現するプログラムをLMSと呼ぶが、開発者によってLMSの仕様が異なれば、他のLMSに学習教材(コンテンツ)を移植することが困難となる。
このような問題点を解決し、より共有化を進めるために、学習教材を作るとき、各教材に共通する機能と、それぞれの教材ごとに固有の機能を分離し、共通部分をLMS(Learning Management System)に載せ、固有の部分を教材コンテンツとして開発する、という発想が生まれた。LMSとコンテンツが分離していれば、コンテンツ部分だけを開発するだけでよくなり、出来上がったコンテンツは別のLMSに載せることができる。LMSとコンテンツを分離するには、両者間のインターフェースやデータの形式を規定しなければならない。SCORMはLMSとコンテンツの間のインターフェースやデータ形式を規定した標準規格で、アメリカのADLという団体が作成した。
 
SCORMでは、コンテンツはLMSに読みこまれる階層型コース構造、Webクライアント上で実行されるSCO(Shareable Content Object)、および、コース構造に付属するメタデータから構成されており、コース構造のXMLによる表現方法、および、SCOとLMSの間で演習問題の結果や学習経過時間を通信するためのデータ形式が規格として定められている。SCORM規格が普及すれば、利用者側は多くのコンテンツベンダーの教材を自分のLMSで使用することができ、逆にコンテンツベンダーにとっては、自社のコンテンツが他のベンダーのプラットフォームでも使えるようになるため、コストをかけずにコンテンツの販路を拡大することが可能になる。このように標準化は、低コストで高品質なeラーニングサービスの実現に必須の要素となっている。

LMS(Learning Management System)
LMS説明(日本イーラーニングコンソシアム 初めてのeラーニング-用語集より抜粋)

eラーニングの基盤となる管理システム。
学習者のWebブラウザに教材コンテンツを配信するクライアントサーバシステムで、
 
1学習者の登録
2学習履歴の管理
3学習の進捗管理
4コンテンツ配信の基本機能
を備えている。
 
具体的には、サーバから個々の学習者に、事前に設定されたコンテンツを配信し、その学習履歴をサーバ内のデータベースに蓄積する。
学習履歴はLMSに保存されるので、学習者は次回に前回の続きから学習できる。 また学習管理者は、学習者の学習履歴を見ることができる。学習者に学習を促すメールを配信するなど、学習進捗管理を自動的に行えるLMSもある。 最近では、研修の登録受付など研修業務の管理機能も取り込んだLMSや、コンピテンシー管理の考え方に基づいたスキル項目の定義、スキル診断、教育カリキュラムの作成など人材育成管理を実現するLMSも登場している。
 
また、ナレッジマネジメントやHRM(Human Resource Management)との連携により、人材育成管理の枠を越えた企業の戦略システムの一環として利用される例も出ており、LMSは高機能化が進んでいる。
また、異なるLMSでも同じ教材コンテンツが利用できるように、SCORMと呼ばれる標準化の採用が進んでいる。標準化により、学習資源の共有化や、また高品質な学習教材が安価に提供されるようになると期待されている。

このリリースに関するお問い合わせは下記まで
アテイン株式会社  担当  本多成人 info@attainj.co.jp
http://www.attainj.co.jp電話  03-3255-4721