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データセンターにおけるサーバやストレージシステム向けにエンドトゥエンドのインターコネクトソリューションを提供するトップベンダーであるメラノックステクノロジーズ社（Mellanox® Technologies, Ltd., NASDAQ: MLNX; TASE: MLNX）は、本日、同社のRDMAベースのインターコネクトテクノロジーがマイクロソフト社のWindows Server 2012でサポートされたことを発表しました。メラノックスが提供するRDMAインターコネクトドライバによって、Windows Server 2012ベースのストレージ、クラウド、Web 2.0およびアプリケーションが高速化され、パフォーマンスが大幅に向上します。SMB Direct（SMB over RDMA）およびメラノックスのインターコネクトソリューションに対応する最新のFile Server SMB 3.0の優れた能力を活用することにより、SQL Serverデータベースのパフォーマンスが向上すると同時に、インターコネクトインフラストラクチャを単一の高速インターコネクトに統合することにより、設備投資と運用コストの削減が可能になります。また、Windows Server 2012 Hyper-Vベースの仮想化データセンターおよびクラウドベースのハイパフォーマンスアプリケーションにおいて、業界最先端の低レイテンシーによってもたらされる優れたパフォーマンスのメリットを享受できるようになります。
マイクロソフト社ファイルサーバファウンデーション担当ジェネラルマネージャ、トーマス・フェニング氏は、“Windows Server 2012では、革新的な新しいストレージ機能がサポートされています。Windows Server 2012でメラノックスのRDMAインターコネクトソリューションがサポートされ、お客様に業界最先端のネットワークパフォーマンスおよび数々の新機能を提供可能となったことを、マイクロソフト社は大変うれしく思います”と語っています。“これにより、Windows Server Hyper-VあるいはSQL Serverなどのサーバアプリケーションにおけるネットワークパフォーマンスは、ローカルストレージと比肩するレベルまで向上し、CPUオーバーヘッドも大幅に低減されます。”
豊富な実績を誇るメラノックスのRDMAベースのエンドトゥエンドインターコネクトソリューションにより、エンタープライズデータセンターのパフォーマンスが最大限に高められ、そのコストを大幅に削減することができます。この優れたソリューションは、ConnectX®-3 10/40ギガビットEthernetおよびConnectX®-3 FDR 56ギガビットInfiniBandアダプタ、SwitchX®ベースの高性能スイッチ、およびアダプタとスイッチ間を接続するメラノックスの高性能ケーブルによって構成されています。
メラノックステクノロジーズ社マーケティング担当副社長デビッド・バージライは、“メラノックスのInfiniBandおよびEthernet RDMAインターコネクトソリューションがWindows Server 2012と一体化されたことにより、これまでにないレベルのパフォーマンスと費用対効果を実現する理想的なソリューションがお客様に提供されます”と述べています。“メラノックスのRDMAベースのインターコネクトソリューションをWindows Server 2012に対応させるにあたって、メラノックスは詳細なテストと最適化を実施しており、コンバージドインフラストラクチャ、クラスタおよび仮想化環境におけるサーバおよびストレージのボトルネックが解消され、アプリケーションの効率性が大きく向上しています。”
メラノックス社とマイクロソフト社の緊密なコラボレーションにより、Windows Server 2012に数々の新たな機能がもたらされるとともに記録的なパフォーマンスが達成され、Hyper-Vを基盤とする効率性の高いクラウドインフラストラクチャの構築が可能となります。引き続き両社は、NVGRE（Network Virtualization using Generic Routing Encapsulation）などの最新テクノロジーを活用するハイパフォーマンスでフラットな仮想化インターコネクトインフラストラクチャで接続された、極めて大規模なマルチテナント型のクラウド環境を構築可能にするソリューションの実現を目指します。
メラノックスのエンドトゥエンドFDR 56Gb/s InfiniBandおよびWindows Server 2012との組み合わせにより、EchoStreams社のFlacheSAN2 Storage Arrayを使用するリモートファイルストレージにおいても、これまでにないレベルの記録的なパフォーマンスが達成されています。ConnectX®-3 56Gb/sアダプタを3枚搭載するシングルクライアントのサーバで、EchoStream社の2UサイズのフラッシュキャッシュストレージアレイであるFlacheSAN2（総ストレージ容量11TB）との通信にWindows Server 2012 SMB Directプロトコルを利用したベンチマークテストでは、スループットが16.8GB/sの持続的なバンド幅が達成されています。
EchoStream社の社長兼CEOのジーン・リー氏は、“データの消費需要が急激に高まる中、最先端のパフォーマンスと拡張性をもたらす優れたソリューションが求められています。EchoStream社とメラノックス社は緊密に連携し、FlacheSAN2フラッシュキャッシュストレージアレイによって、リモートファイルサーバを使用するアプリケーションでもローカル環境のブロックストレージに比肩するパフォーマンスを実現しました”と語っています。
Enterprise Data CenterパフォーマンスラボでWindows Server 2012 SMB Directを使用したアプリケーションベンチマークを実行いただけます
メラノックステクノロジーズ本社WebサイトでEnterprise Data Centerパフォーマンスラボにご登録いただくと、SMB Directテクノロジーを活用するWindows Server 2012上でアプリケーションを実行することで実現する、比類ないパフォーマンスをご自身で体感することが可能です。ぜひご活用ください。
http://www.mellanox.com/content/pages.php?pg=file_server
関連情報
• メラノックスFDR InfiniBandソリューション
• メラノックス10ギガビットEthernetソリューション
メラノックス40ギガビットEthernetソリューション
• メラノックスRDMAベースWindows Server 2012 SMB Directソリューション
• Windows Server® 2012 SMB Directによるネットワークの高速化ソリューションブリーフ（PDF）
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メラノックスについて
メラノックステクノロジーズ社は、サーバやストレージを対象にInfiniBandならびにEthernetのエンドツーエンド接続ソリューションを提供するリーディングカンパニーです。メラノックス社の製品により、データセンターのパフォーマンスが最適化され、業界をリードするバンド幅、スケーラビリティ、低消費電力、高い対費用効率が可能になるとともに、複数のレガシーネットワークテクノロジーを将来性も考慮されたアーキテクチャに統合することも可能になります。メラノックス社はHPC、一般企業、メガウェアハウスデータセンター、クラウドコンピューティング、Internet、Web 2.0といったさまざまな市場向けに革新的な製品、ソリューションを提供しています。
メラノックステクノロジーズは1999年に創設され、サニーベール（米国カリフォルニア州）、ヨクニアム（イスラエル）に本社を構えます。メラノックステクノロジーズに関する詳しい情報は、www.mellanox.co.jp または www.mellanox.com でご確認ください。
Mellanox, BridgeX, ConnectX, CORE-Direct, InfiniBridge, InfiniHost, InfiniScale, PhyX, SwitchX, Virtual Protocol Interconnect, Voltaireはメラノックステクノロジーズ社の登録商標です。FabricIT, MLNX-OS, Unbreakable-Link, UFM, Unified Fabric Managerはメラノックステクノロジーズ社の商標です。記載されているその他の会社名および製品名は、各社の商標または登録商標です。