2013年03月12日

電線に火災メモリセンサが一体化した/火災感知線を新発売

スペースワークス   http://www.fhos.co.jp/spacew
■火災感知器の現状と背景及び新規対応          
1.火災感知器工事は、建物内に必要に応じ電線を配線行い、室内の天井面に火災感知器を取付け結線を行い、火災感知器配線が完了し、火災機器などの火災感知器回路に接続される。
2.火災感知器の取付けや配線、結線工事は専門の技術者が行う。また、火災感知器の作動面は下方向からの火災に対応するものである。このように、火災感知器工事は、建物に配線を行い天井面に火災感知器を取付け結線して完了する。
3.例えば、建設中の建物に火災感知器工事を行うには、建物の進行状況に対応した工事が必要となり、火災感知器工事の移動や設置が幾度も余儀なくされ、工事が極めて困難で工期の延長になり、工事費用が高騰する。また、専門の技術者が必要です。このような事情により、建設中の建物に火災感知器工事が通常に設置されていない。
4.このような、火災感知器工事を簡略化、簡素化して、工事が誰にでも行え、工事費用の低減工期の短縮を計り、建設中の建物に取り入れることが重要です。それにより、建設中の建物などを小火(ぼや)及び火災を早期に発見して未然に防止することができる。
 
■火災感知線の概要
1.火災感知線は、電線に多数の形状記憶合金を組合せ一体型した製品です。所謂、電線に多数の火災メモリセンサが一体化した製品です。但し、電線の軟化温度と形状記憶合金の復元温度は共に80℃です。
2.火災感知線を配線するだけで、火災感知器工事が完了し、広範囲の火災警戒エリアができ、火災感知線を巻取り、必要な場所の移動配線が容易にできる。
3.各種の火災機器の火災感知器回路に火災感知線を接続して使用できる。
4.火災感知線の終端に押釦を取付けて火災試験ができる。
 
■火災感知線の設置(配線)
1.建築中の建物や建造中の船舶、航空機、車両に火災感知線を引出し配線すれば火災感知器工事が完了し、火災警戒エリアができる。火災感知線を巻取り、必要な場所に移動配線が容易にできる。このように現場の進行状況に対応した設置ができる。
2.火災や放火のおそれがある住宅、マンション、ビル、工場などの建物の側壁やガレージ、物置、ゴミ置場、倉庫などの外周りに火災感知線を引出し配線を張り巡らせば火災感知器工事が完了し、火災警戒エリアの対応ができる。
3.建物、寺院/神社の境内や建物などに火災や放火のおそれのある場所に火災感知線を配線して、小範囲から広範囲の火災警戒エリアの対応ができる。
4.家畜棟などに火災感知線を引出し配線すれば火災感知器工事が完了し、火災警戒エリアができる。
5.工場の産業機械のコンベアなどに引出し配線すれば火災感知器工事が完了し、火災を伴う異常温度の火災警戒エリアができる。
 
■火災感知線の実施例
1.例えば、建築中の建物に火災が生じた時および、住宅のガレージ/物置/ゴミ置場などの外周りで放火による火災が生じた時並びに、建物、寺院/神社の境内や建物で火災が生じた時、また家畜棟で火災が生じた時、産業機械のコンベアなどで火災が生じた時、それぞれに配線をしている火災感知線が火災発生を感知する。
2.火災機器は接続している火災感知線の火災信号により、電子音および、ベルが鳴り火災の発生を
周囲に報知する。火災機器の火災信号で、防火対象物の関係者に火災を報知することもできる。
【備考】造営材に結束バンド、ひも、バインド線やクリップ、サドルなどを利用して火災感知線を配線する。
 
■火災感知線の効果
1.建築中の建物や建造中の船舶に現場の進行状況に対応した設置が容易にできる。
2.住宅、マンション、ビル、工場及び、外周りに火災や放火のおそれのある場所により近くで配線および、移動設置が容易にできる。                                    
3.建物、寺院/神社の境内や建物などに火災や放火のおそれのある場所に配線および、移動設置が容易にできる。                                    
4.家畜棟などに配線および、移動設置が容易にできる。                                      
5.工場の産業機械のコンベアなどにより近くで配線および、移動設置が容易にできる。 
6.このように、設置が不可能であった建築中の建物および、設置がない住宅などの外周り並びに、法令設置基準が無い家畜棟などに火災感知線を容易に設置できることで、火災を早期に発見して、初期消火により、未然に防止できる。
 
■火災感知線の特徴
1.電線に多数の火災メモリセンサが一体化した製品です。(設定温度80℃)
2.火災感知線の配線が誰にでも容易にでき、設置移動も簡単にできる。(技術者でなくてもできる)
3.屋外・屋内に火災感知線を引出配線すれば火災感知器工事が完了し、火災警戒エリアができる。
4.工費の低減、工期の短縮が計れる。(火災感知器工事の配線、機器取付け、結線が不要です)。
5.電線と同じ配線ができ、建物の天井、壁、床、中空などあらゆる場所に配線することができ、あらゆる方向の火災の感知ができる。
6.シンプルで簡単で精度も良く、スイッチング機能で待機電力ゼロの環境にやさしいエコ技術です。
7.形状記憶合金は永続的記憶で錆がなく、一度作動すれば永続に保持し、作動は物理的動作で誤作動や故障がなく敏速で精度良く長年に渡り使用できる。
8.消防法令基準の定める定温式感知器1種(120秒)の性能に対応できる製品です。
9.非復帰型で作動後の確認ができる。(一度感知作動/再不能。作動個所を削除し接続替え)      
                                        
■火災感知線の用途
1.火災感知器工事に於いて、火災感知線を使用する。屋内、屋外ともに使用できる。
2.各種の火災機器設備の火災感知器工事に使用する。
3.建設中の建物や建造中の船舶、航空機、車両および、建設中のプラント工事に使用する。
4.住宅、マンション、ビル、工場建物や外周りの火災や放火のおそれのある場所に使用する。        
5.家畜棟などの火災や放火のおそれのある場所や建物に使用する。                            
6.寺院・神社の境内や建物などの火災や放火のおそれのある場所や建物に使用する。
7.工場の産業機械のコンベアなどの火災を伴う異常温度のおそれのある場所に使用する。
8.火災や放火のおそれがある場所及び、法令設置基準がない建物や場所に使用する。
 
■火災感知線の仕様
〔1〕温度感知線(80℃) ・・ 【A】タイプ(1.5m間隔)・【B】タイプ(1.0m間隔)の2種類
【A】タイプ(1.5m間隔) ・・ 電線に1.5mの等間隔で温度センサを設ける。◆ 標準価格(1m当り)
◇500円(円/m)
「規格」(A)設定温度:80℃(±10) (B)形状記憶合金(5巻):1.5m間隔 (C)可溶絶縁電線:0.75sq×2C 
【B】タイプ(1.0m間隔) ・・ 電線に1.0mの等間隔で温度センサを設ける。◆ 標準価格(1m当り)
◇650円(円/m)
「規格」(A)設定温度:80℃(±10) (B)形状記憶合金(5巻):1.0m間隔 (C)可溶絶縁電線:0.75sq×2C 
〔2〕火災押釦(火災試験用)(1A25V) ◆ 標準価格(1個)◇2,000円
備考1.標準規格:10/20/30/50/100m巻がある。【A】・【B】タイプの2種類
備考2.設定温度 80℃以外の温度製品も可能です。相談下さい。
備考3.非復帰型で作動後の確認ができる。(一度感知作動すると再使用できません。作動個所を削除し、接続替え使用する)
 
■お気軽にお問い合せ下さい。(なお、技術移転や共同開発などご関心のある方、お問い合せ下さい)
 
■本件に関するお問い合わせ先
〒621-0847 京都府亀岡市南つつじヶ丘桜台2丁目2番8号
    スペースワークス    担当  和田
   wadakame@siren.ocn.ne.jp
   ℡ 0771-25-3430  Fax 0771-25-4932     
 
 
■会社概要
商号  : スペースワークス
所在地 : 〒621-0847 京都府亀岡市南つつじヶ丘桜台2丁目2番8号
代表者 : 和田 耕一
設立  : 2002年1月10日
資本金 : 1,000万円
事業内容:〔新製品の開発(特許)、製造販売〕                     
電話番号: TEL 0771-25-3430  Fax 0771-25-4932
メールアドレス:wadakame@siren.ocn.ne.jp
URL:http://www.fhos.co.jp/spacew