2014年11月28日

スマートメディカル、東京大学保健・健康推進本部 柳元准教授と共同で スマートフォンを活用した気分情報のセンシングに関する研究を開始

スマートメディカル株式会社   http://smartmedical.jp

ICTを用いたメンタルヘルスケア向けアプリを開発しているスマートメディカル株式会社(本社:東京都千代田区 柴崎望社長)は、東京大学 柳元伸太郎准教授(保健・健康推進本部)と、スマートフォンアプリケーションを活用したメンタルヘルスケアの有効性を検証する臨床研究に合意し、学生を対象に実験を開始しました。スマートメディカル株式会社は、本研究での知見を活かし、12月下旬にスマホアプリをリリースする予定です。

本年6月に労働安全衛生法(ストレスチェック義務化法案)が成立しました。この法律は事業所を対象として、従業員のメンタルヘルスケアを前提としています。社会人デビュー前の学生も研究活動や人間関係、就職活動などで強いストレスを受けているため、両者は学生のストレス状態を手軽に計測する方法が必要と考えました。

スマートメディカルは、気分状態を簡易に記録かつその振り返りを補助するスマートフォンアプリケーションを開発しました。使用に際して、声を吹き込むだけで気分状態がリアルタイムで評価され、同時にその時に見える風景や人、物などと合わせ記録されます。後日、写真データにリンクされた気分状態を見ることで、使用者自身で当時の気分状態を振り返ることができます。例えば,この使用者が気分の落ち込んだ際には、過去に蓄積された写真データから自動的に選択された「幸せだったときの写真」を見ることで、本来の自分の気分状態を振り返ることができ、簡易にストレス・コーピング(ストレス対処)の方法を見つけることができます。

ハピログ(仮) セルフケア ~就活編~
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① 楽しいできごとがあったら、印象的な写真を撮影し、
② 音声と一緒に ハピログ(仮) に保存しておくと、自動的に気分の順に整理され、
③ 落ち込んだ時には、アプリのアルバムを立上げ、気分の良い順番の写真をながめることで
④ 元気を取り戻したら、前向き気分で就活相談や情報収集など、アクティブな自分復活!

本研究では、スマホを使って手軽に学生の気分情報の取得と自己評価を行わせることで、利用者自身でのストレス・コーピング(ストレス対処)方法の一助となることを期待しています。スマートメディカルはこの実験結果にもとづき、改正安衛法がめざす、職場でのストレスチェックやセルフケアなどにも応用できるスマホアプリをリリースする予定です。

■ 問い合わせ先
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スマートメディカル株式会社
ICTセルフケア事業部 (担当:下地)
東京都千代田区紀尾井町3番8号 第2紀尾井町ビル4F
電話 (03) 3230-4010 URL : http://smartmedical.jp
Mail : pr@smartmedical.jp