2018年04月07日

過疎の町 山梨県富士川町に生まれた新たな地域資産 120年ぶりの復活 幻の日本酒「本菱」 2018年4月7日(土)より2年目の販売開始

むすび株式会社   http://www.musubi-inc.co.jp

 地域資産を発掘し地元の人たちで名産品をゼロから作り上げる、まち育てプロジェクト「まちいく」を主催するむすび株式会社(本社:東京都目黒区、代表:深澤 了)は、第2期の「まちいくふじかわ」プロジェクトにて、昨年に引続き、日本酒「本菱」の商品化を実現、2018年4月7日(土)より販売を開始いたします。

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純米大吟醸・本菱
720ml:3,980円(税込)限定1,200本
300ml:1,790円(税込)限定1,200本
原料:米(富士川町産玉栄)
米こうじ(国産) 精米歩合:50%
アルコール:16〜17度 精米歩合:50% 製造:萬屋醸造店
※冷やしてお早めにお飲みください。

本菱購入のお申込みは下記のサイトから
http://honbishi.jp/

 酒米・玉栄(たまさかえ)を50%まで削った酒は全国的に見ても希少価値の高いお酒です。また、酵母には取扱いが難しい反面、華やかな香りと酸味のバランスが特長の「協会酵母1901号」を使用。火入れ1回のフレッシュな状態で保存したことで、華やかな香り、フルーティーな味わい、スッキリとしたのどごしを実現しました。杜氏が唸った渾身の力作です。

 2年目の「本菱」は、昨年同様に5色のラベルを用意。今年は720mlに加えて、300mlの小瓶もラインアップに加わりました。
 「本菱」は人と人の縁によってできた酒。縁を結びたい人、縁に感謝したい人と一緒に飲んでいいただきたいお酒です。

120年ぶりに復活した本菱をもっと愛される酒にしたい! 第2期「まちいくふじかわ」プロジェクト
 商品化に成功した「本菱」をいかに世の中に広めていくかをテーマに、2017年6月にスタートした第2期「まちいくふじかわ」プロジェクト。富士川町に縁のある方だけではなく、地域活性化に興味のある方、ブランディングを学びたい方、お酒に興味のある方など富士川町内外から多くの方が参加しました。日本酒造り初経験のプロジェクトメンバーが商品企画から田植え、稲刈り、仕込みまで実施、昨年に引続き、日本酒「本菱」の商品化を実現させました。

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▼これまでのプロジェクトの歩みはこちらからご覧いただけます
http://www.machi-iku.com/fujikawa

 

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伝えたい歴史やメッセージと共に5種類のラベルを作成しました
赤:「祭りの賑わい」赤は縁の象徴。祭りは祝いの象徴。誰かと祝いたい時にぜひ。
黄:「日の出に舞う」日の出は出発の象徴。新たなスタートしたい時にぜひ。
青:「晴天に咲き誇る」晴れ晴れとした気持ちのときに。何かが終わってスッキリしたときなどにぜひ。
紺:「夜桜を楽しむ」ゆったりと夜桜を楽しむように、誰かとゆっくりグラスを傾けたいときに。
白:「まっすぐの美」目標を見据えて、頑張る姿は美しい。凛とした想いとともに大切な人と一緒に。

本菱の復活をゼロからサポート頂いた酒蔵「萬屋醸造店」
寛政2年(1790年)から続く、山梨県富士川町の酒蔵。地元の米、水にこだわった酒造りを大切にしている。与謝野晶子の愛した酒「春鶯囀」は、山梨を代表する地酒のブランド。近年では、海外展開も積極的に行い、講談社「もやしもん」プロジェクトや山梨学院大学との日本酒共同開発なども行う。

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株式会社萬屋醸造店 〒400-0501 山梨県南巨摩郡富士川町青柳町1202-1
TEL(0556)22-2103 FAX(0556)22-4245

 

「まちいく」プロジェクトとは
 「まちいく」とは「街に行く人を増やす」という意味と「街を育てる」の2つの意味を込めています。街にある地域資産を発掘し、それを地元の人たちと一緒に掘り起こし育てていくことで、街を育て、街に訪れる人を増やしていくことを目的としています。今、地域活性の課題は大きく2つあります。1つは都道府県が実施するレベルのプロモーションを、予算の少ない市町村レベルでは実現できないという課題。もう1つが、予算がないためにボランティアに頼らざるをえず、継続が難しいということです。
 本プロジェクトでは、自治体の予算ありきの地域活性ではなく、プロボノとして参加いただく多くの方々のアイデアと行動を結集することで、“作って終わり“ではないビジネスモデルとして持続可能な地域活性施策を目指しています。新たな地域資産を生み出し、それによって生まれた利益を、次のまちいくプロジェクトに繋げていく。この繰り返しによって、様々な地域に会社を作っていけたらと考えています。