2012年06月04日

補聴器メーカー・ワイデックスのデンマーク本社が 5月31日、風力発電の消費者向けマーク(レーベル) 『WindMade』の認定を受けた世界初の企業となりました。

ワイデックス株式会社   http://www.widexjp.co.jp
世界6大補聴器メーカーの一つ、デンマークの補聴器専門メーカー・ワイデックス社(日本法人:ワイデックス株式会社 本社:東京都墨田区、代表取締役:菅谷保巳)が、2012年5月31日に風力発電の消費者向けマーク(レーベル)『WindMade』の世界初の認定企業として選ばれました。
 
  ■ワイデックスが提供する補聴器と難聴の総合情報サイト「みみから。」:http://www.widexjp.co.jp/
  ■ワイデックスデンマーク本社ニュース:http://www.widex.com/en/newsroom/2012/windmade/
  ■『WindMade』ニュースリリース:http://www.windmade.org/media/8104/pr_widex_first_company_to_be_windmade.pdf
 
『WindMade』レーベルは、風力発電による電力利用を示す世界で初めての消費者向けマーク(レーベル)で、この取り組みは2011年にスイスのダボスで開催された世界経済フォーラムで世界に紹介されました。
この新しい『WindMade』レーベルは、風力発電の推進を図る目的で提唱されているもので、国連グローバルコンパクトからも支援されています。
『WindMade』レーベルを表示するためには、企業の消費電力のうち25%以上を風力発電でまかなう必要があります。ワイデックスでは、2010年に完成した本社社屋が消費する電力のおよそ95%を、敷地内に建設された風力タービンによって発電される電力がカバーしており、『WindMade』レーベルの基準を大きく上回っています。
 
ワイデックスは、2011年11月に、この『WindMade』レーベルを世界で初めて表示する先駆的企業であるパイオニアメンバー15社のうちの1社に選ばれていましたが、この度、世界で最初の『WindMade』レーベルの認定企業となりました。
 
ワイデックスのデンマーク本社の役員でもあるマネージャー、リカード・トップホルムは語ります。「我々ワイデックスは、ハイテク企業として妥協することなく技術革新を続けていきます。そして、絶えず最高のソリューションを探し求めています。補聴器を製造していく過程から化石燃料の利用を完全になくすことで、我々は自らの会社のみならず、社会全体を支えていく未来の礎を創り上げたと自負しています。」
 
『WindMade』レーベルに認定された企業は、再生可能なエネルギーを活用することで社会への貢献を約束します。そして、消費者は、地球環境を守るという観点から企業や製品を選ぶようになります。
 
「ワイデックスが世界で最初の『WindMade』レーベルに認定されたことを祝福します。再生可能なエネルギーの活用という責務を果たすこと、そして、その結果として『WindMade』レーベルを使用することで、ワイデックスは世界中の企業や消費者を触発する素晴らしい先駆者になりました。」NGO『WindMade』のCEOヘンリク・カフナーはそう力説します。
 
ワイデックスに続いて、べクトン・ディッキンソン、モトローラ、ドイツ銀行、プライスウォーターハウスデンマークといった有名企業も『WindMade』へのさらなる取り組みを表明し、遠からず『WindMade』レーベルの認定を受けるはずです。
 
今回、世界で初めて『WindMade』レーベルの認定を受けたことは、二酸化炭素排出量ゼロを実現した本社社屋に代表される、ワイデックスの省エネルギーや地球環境保全に対する継続的な取り組みが世界的に評価されたことを表しています。ワイデックスはこれからも企業として、そして社会の一員として、地球環境を守るための活動を続けていきます
 
今年5月にニューヨークで開催された、世界3大広告賞の一つである「The One Show」において、『WindMade』レーベルが最も環境問題に意欲的に取り組んだ仕事に贈られるグリーンペンシルを獲得しました。
http://theinspirationroom.com/daily/2012/vestas-windmade-label-wins/
 
 
ワイデックスについて
デンマーク・ワイデックス社は1956年創業の補聴器専業メーカーであり、1995年、世界初の耳あな型フルデジタル補聴器『センソ』を開発したことで知られています。その2年後に当時世界最小の耳あな型フルデジタル補聴器として開発された『センソCIC』は、“人類に豊かな生活をもたらす記念碑的製品”としてアメリカ・スミソニアン博物館に展示され、日本でも朝日新聞の一面等に記事掲載され大きな話題となるなど、補聴器のリーディングカンパニーとして広く知られています。現在では、日本をはじめ世界100カ国以上にネットワークを持つ世界企業です。またワイデックス社の日本法人であるワイデックス株式会社も1956年の創業以来、優れた製品とサービスを提供する補聴器のプロフェッショナルとしての評価を確立しています。
■ナチュラルチョイス
ワイデックスの補聴器づくりは、「ナチュラル・チョイス(THE NATURAL CHOICE)」というキーワードに集約されています。補聴器を製造していく上で、どんなことを重視しているのか-、ワイデックスにとっての「ナチュラル・チョイス」は、【デザイン】【テクノロジー】【環境への配慮】です。優れた性能と外観を高い次元で両立させたプロダクトデザイン、優れた音質と騒音下での言葉の聞き取りやすさを実現するための最先端のテクノロジー、そして、地球環境への配慮。ワイデックスの補聴器はそうしたコンセプトに基づいて生み出されています。そして、ワイデックスの補聴器が多くのユーザーにとっての「ナチュラル・チョイス(自然な選択・当たり前の選択)」となることを願っています。
■2010年2月、コペンハーゲン近郊に完成した新社屋は、省エネルギーと環境への配慮という点で特筆すべき特長を備えた次世代の建築物として注目を集めています。
■この新社屋に象徴される地球環境への貢献活動が評価され、ワイデックスは「Climate Cup Awards 2009」にノミネートされました。「Climate Cup Awards 2009」は、2009年12月にデンマークで開催された[COP15](第15回気候変動枠組条約締結国会議)に関連するイベントで、再生可能エネルギーや効率的なエネルギー生産に対する取り組みが顕著な企業や産業に対して贈られる賞です。
■デンマーク本社が2009年度の「Danish Entrepreneur of the Year 2009」受賞、更に「Ernst & Young’s World Entrepreneur of the Year」ファイナリスト受賞。
■ワイデックスの『パッション』が、ドイツの権威あるデザイン賞である「レッドドット・デザイン賞」を2009年に受賞しました。
■『クリアフュージョン』は、公益社団法人 日本デザイン振興会が主催する「2011年グッドデザイン賞」(Gマーク)を受賞しました。
■『クリア』と『DEX』が世界的な工業デザイン賞「iF Product Design Award 2012」を受賞しました。
■ワイデックスはスポーツや文化活動への支援や異業種とのコラボレーションなど、補聴器の可能性を拡げる様々な取り組みにチャレンジしています。
■最近では、補聴器の耳型を採取する技術と音響工学のノウハウを生かし、カスタムメイドのイヤホンや、音楽関係者のイヤモニターの製作なども手がけています。
 
ワイデックスでは、難聴や補聴器に関する資料をご用意しております。また、報道機関の皆様の本社見学も随時受け付けておりますので、下記マーケティング部までお問い合わせください。
本件に関するお問い合わせ
ワイデックス株式会社 マーケティング部  早野(はやの) 松野(まつの)
所在地:〒131-0034 東京都墨田区堤通1-19-9
連絡先:TEL 03-5631-2856/FAX 03-5631-3024
E-mail: marketing@widexjp.co.jp
ホームページ:ワイデックス株式会社:http://www.widexjp.co.jp
お客様相談室:https://www.widexjp.co.jp/ssl/inquiry.html
会社概要
社名:ワイデックス株式会社
設立:1956年11月28日
代表者名:菅谷 保巳(すがや やすみ)
資本金:1億1,700万円  
従業員数:140名 
事業内容:補聴器の製造・販売、補聴器および医療機器の輸入販売
主な認可:第二種医療機器製造販売業許可番号 13B2X00020
       医療機器製造業許可番号 13BZ006202
営業所:札幌/仙台、東京、名古屋、大阪、福岡