2012年11月13日

ゆとり教育世代は「相手に共感すること」「自分の感情の表現やコントロール」に課題 ~採用適性検査「アドバンテッジ インサイト」の新卒応募者の受検結果を分析~

株式会社アドバンテッジ リスク マネジメント   http://www.armg.jp
 メンタルヘルスケア対策、就業障がい者支援事業など先進的な人事ソリューションを提供する株式会社アドバンテッジ リスク マネジメント(本社:東京都目黒区、代表取締役社長:鳥越 慎二、JASDAQ  コード 8769、以下 ARM)は、自社で提供している採用適性検査「アドバンテッジ インサイト」に関して、新卒応募者の受検データをもとに「ゆとり教育世代」「非ゆとり教育世代」の比較分析を行いました。
 受検した年次ごとに各年 2,000 例の受検データをランダムに抽出し、2003 年から 2005 年までの受検者を「非ゆとり教育世代」、2009 年から 2011 年の受検者を「ゆとり教育世代」として 2 つのグループに分けて特徴を比較したところ、ゆとり教育世代は、非ゆとり教育世代と比べて、以下のような特徴が見られました。
 
●相手の立場に立って考え、共感することが苦手な傾向 
●自分自身の適切な感情の表現やコントロールが苦手な傾向
 
 一般的にゆとり世代と呼ばれる新入社員・若手社員は、空気を読む力が高く、コミュニケーションの際に周囲に合わせる傾向があるといわれています。EQ(感情知能)の観点からこうしたゆとり世代の傾向を調査・分析した結果、相手の気持ちやその場の雰囲気を敏感に察知して合わせる能力は確かに伸びているものの、相手の感情がなぜ発生したのかといった原因を分析して理解したり、感情が今後どう変化し、どのような行動につながっていくかを予測する能力がやや不得手で、結果として相手の立場に立って考えたり、相手への共感が苦手であるという傾向が明らかになりました。また、自分自身の感情についての分析も不得手であることから、相手にうまく適切な感情を伝えられなかったり、自分自身の不適切な感情を押さえるための適切な問題解決がはかれないなどの結果に結びついていることが考えられます(図参照)。
 
※ EQ(Emotional Intelligence Quotient)とは、「感情知能」と呼ばれ、感情をうまく使いこなす力のこと。4 つの能力に分けられます。
 
(1)感情の識別:
自分の気持ちを正確にとらえることができ、自分が今どのような感情を抱き、どうしたいのかを認識することができる。また、相手の表情やしぐさ、態度などからその人がどのように感じているかを敏感に察知し読み取ることができ、その場の雰囲気についても正確に把握することができる能力。
(2)感情の利用:
目的達成のために自らを駆り立てたてて動機づけたり、仕事を効率的に行うために、その状況に適した感情を作り出す能力。また、相手の立場や状況に共感することができる能力。
(3)感情の理解:
自分や相手の抱いている感情について、その感情が起こる原因を正確に理解できる。その結果、起こった感情がどのように変化するかを的確に推測することができる能力。
(4)感情の調整:
対人関係において相手の気持ちに最も適切かつ効果的な行動をとるために、自分自身の感情を調整したり、操作する能力。
 
当社では、EQ 能力やコンピテンシー等を測定する採用適性検査「アドバンテッジ インサイト」や、EQ 能力向上トレーニング等の様々な研修プログラムなどを通じて、ゆとり教育世代の特性を踏まえた効果的な人材採用・育成支援サービスを提供してまいります。
 
■アドバンテッジ インサイトとは
アドバンテッジ インサイトは、メンタルヘルス業界実績 No1、EQ 導入実績 No1 の会社が提供するストレス/対人関係に強い人材を見極めることができる採用適性検査です。
 
<株式会社 アドバンテッジ リスク マネジメントについて> 
株式会社 アドバンテッジ リスク マネジメントは「『安心して働ける環境』と『活力ある個と組織』を共に創る」を企業理念に、先進的な人事戦略ソリューションを提供しています。メンタルヘルス業界としては唯一の上場企業であり、日本経済団体連合会に加盟しています。1995 年に日本で最初となる GLTD(団体長期障害所得補償保険)を提供して以来、「就業不能リスク」「メンタルヘルス問題」などの社会的課題を解決するためのソリューション事業を展開し、GLTD 分野で延べ約 220 団体 33 万人、企業向けメンタルヘルスケア分野で約 1280 団体 87 万人(2012 年 6 月末時点)となり、いずれも国内トップシェアの導入実績を有しています。人材採用・教育分野では EQ を軸に展開しており、企業の人材を支えるトータルソリューションを提供しています。
 
本件に関するお問い合わせ先
株式会社 アドバンテッジ リスク マネジメント http://www.armg.jp
広報担当 :小林 順子/熊澤 一晃
TEL:03-5794-3807 FAX:03-5794-3909