2013年05月15日

アバゴ・テクノロジー、2チャンネル双方向の高速デジタル・フォトカプラ新製品を発表 業界最速で薄型パッケージの産業用ネットワーク機器向け製品

アバゴ・テクノロジー株式会社   http://www.avagotech.co.jp

アバゴ・テクノロジー株式会社 (本社:東京都目黒区、代表取締役社長:米山周) は、本日、データ伝送速度が25MBdの2チャンネル入り双方向デジタル・フォトカプラ「ACSL-7210」を発表しました。フィールド・バス規格のPROFIBUSやSPI(Serial Peripheral Interface)などの高速プロトコルを使用する産業用ネットワーク向けに最適化された製品です。アバゴ独自のIC技術とアバゴが特許を持つパッケージ技術を採用したことにより、フォトカプラとして超薄型のSO-8パッケージで3750VRMSの信号絶縁耐圧を実現しつつ、25MBdまでのデータ伝送速度で全二重通信をサポートします。

製品の特徴
. 2チャンネル/双方向の全二重通信に対応
. データ伝送速度:DC~25MBd
. 超薄型(2mm以下)のSO-8パッケージ
. CMOS入力(電圧入力)/CMOS出力
. 最大パルス幅歪み:10ns
. 最大伝達遅延時間:40ns
. 最小20kV/μsの同相ノイズ除去(CMR)性能(VCM=1000V時)
. 主要な海外安全規格に準拠

UL 1577:VISO 3750VRMS (1分間)

IEC/EN/DIN EN 60747-5-5:VIORM 567VPEAK

アバゴは、ドイツのニュルンベルクで5月14日~16日に開催される『PCIM Europe 2013』において、新製品のACSL-7210を展示する予定です。アバゴのブース番号は7-266です。

アバゴでアイソレーション製品部門のマーケティング・ディレクタを務めるケン・ジャム・リーは、「当社はアイソレーション製品のリーディング・サプライヤとして、引き続きフォトカプラ技術の限界を高いレベルに引き上げ、高電圧絶縁性能を犠牲にすることなく、お客様が求めるスイッチング速度とパッケージの小型化を実現していきます。また、当社は、双方向通信を伴う産業用ネットワーク、特にノイズの多い産業環境で使用されるPROFIBUS用途向けに最適なフォトカプラ製品を提供する業界のリーダーです。新製品のACSL-7210が、そのことを実証しています。」と述べています。

価格と供給について
ACSL-7210の量産出荷は2013年7月中旬からの予定です。サンプル価格はアバゴ・テクノロジーの正規代理店にお問い合わせください。サンプル、評価ボードおよび量産品の供給は、アバゴ・テクノロジーの正規販売代理店を通して行われます。

製品画像
ACSL-7210

アバゴ・テクノロジー社
日本法人: アバゴ・テクノロジー株式会社(本社:東京都目黒区、代表取締役社長:米山周) アバゴ・テクノロジーは、通信、産業、民生向けアナログ・インターフェース機器のグローバルリーディング・サプライヤです。当社の主力製品は、アナログ、ミクスドシグナル、オプトエレクトロニクスの部品やサブシステムなど多岐にわたっています。ターゲット市場は、インダストリアル / 自動車、情報通信 / エンタープライズ・ネットワーク、そして携帯電話/ワイヤレス・コミュニケーションの3つの主要マーケットに、高機能そして高品質製品を提供しています。また、世界中に技術サポートおよびカスタマーサービス拠点を有し、お客様をサポートしています。アバゴ・テクノロジー技術革新の伝統は、50年前のヒューレット・パッカードに遡り、そしてアジレントの時代から受け継がれてきたものです。詳しくは当社のウェブサイト www.avagotech.co.jp をご覧ください。

Avago、Avago Technologies、Aのロゴ、およびVortex Gearboxは、米アバゴ・テクノロジー社、またはその子会社もしくは関連会社の商標です。

本件に関するお問い合わせ先(報道関係者):
株式会社中外
松田 尚
TEL:03-3255-8411
matsuda@chugai-ad.co.jp