2013年10月24日

リクルートホールディングスが運営するギャラリー「ガーディアン・ガーデン」にて10/28スタート! アジアンフォトグラフィー第8弾 韓国若手写真家4人展 「等身大の韓国写真 2013」~Contemporary Korea Photo Exhibition of Four Young Photographers ~

株式会社リクルートホールディングス   http://www.recruit.jp/

株式会社リクルートホールディングス(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 兼 CEO:峰岸真澄)が運営するギャラリー「ガーディアン・ガーデン( http://rcc.recruit.co.jp/ )」では、2013年10月28日(月)より11月21日(木)の期間、韓国若手写真家4人展「等身大の韓国写真2013」を開催いたします。

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■韓国若手写真家4人展「等身大の韓国写真2013」 概要
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1994年にはじまった「アジアンフォトグラフィー」シリーズでは、近隣アジア諸国の若い作家たちに注目してきました。2年ぶりとなる第8弾では、韓国の注目作家4名をご紹介します。この約20年でダイナミックな変化を遂げてきた韓国写真界では、既成の価値観にとらわれない若い世代が登場し、世界を舞台に活躍する作家も増えています。韓国写真の今の姿、その一端をぜひご覧ください。

<展覧会概要>

 ■企画展名  韓国若手写真家4人展「等身大の韓国写真2013」

 ■会期    2013年10月28日(月)~11月21日(木)
        11:00a.m.~7:00p.m. 日曜・祝日休館 入場無料

 ■会場    ガーディアン・ガーデン
        〒104-0061 東京都中央区銀座7-3-5
ヒューリック銀座7丁目ビルB1F
        TEL 03-5568-8818  http://rcc.recruit.co.jp/

主催/株式会社リクルートホールディングス ガーディアン・ガーデン
企画協力/金升坤(韓国写真評論家)
協力/株式会社写真弘社 富士フイルムイメージングシステムズ株式会社

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■会期イベント
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トークショー
「韓国現代写真の地殻変動」
本展の作品を紹介しながら、韓国の写真界の動向を金升坤氏と出品作家にお話しいただきます。
日時/2013年10月28日(月)7:00p.m.~8:30p.m.
出演/金升坤、姜在求、張晟銀、金信旭
会場/ガーディアン・ガーデン
入場無料、要予約(03-5568-8818)

レセプション
日時/2013年10月28日(月)8:30p.m.~9:30p.m.

展覧会パンフレット
A4判 32ページ(予定) 韓国語・英語訳付き 10月28日発売予定
会場での販売とあわせ、ウェブサイトでの通信販売も行います。

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■Photographers
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琴惠元 (クム・ヒェーウォン) KEUM,Hyewon
「Urban Depth」
都市の中であまり人の目につかない異質な風景を、アイロニーをもって写真で可視化している。「Urban Depth」は都心の真ん中に密かに存在する地下のゴミ処理施設を撮った作品だ。都市が排出する不純物を呑み込み消化しているこの巨大な地下施設は、大都市の表面の下に隠されたもう一つの日常である。
1979年ソウル生まれ。2005年梨花女子大学校大学院韓国画科修了

姜在求 (カン・ジェーク) KANG,Jaegu
「12mm」
二等兵は入隊前に髪の毛を12mmの長さに切り、集団的な軍隊文化に組み込まれていく。二十代の青年たちのポートレートにある眼差しには、避けることの出来ない現実に対する諦めや不安、葛藤が入り交じっている。私は入隊前後の彼らの姿を記録し、現代の韓国の青年たちのアイデンティティを探っていきたい。
1977年ソウル生まれ。2003年桂園造形芸術大学写真芸術科卒業

張晟銀 (チャン・ソンウン) CHANG,Sungeun
「B.T Scaffolding Light」
物体(人体) と空間との関係を再認識させ、空間性や身体性に対する新たな想像力を掻き立てようと試みている。体を道具として用いて日常を可視化した「空間測定」、体の重さを空間の重さにたとえた「Force-Form」、空間と人体をテーマにした二つの作品シリーズがある。
1978年全州生まれ。2007年パリ第一大学パンテオン・ソルヴォンヌ造形芸術学科修士課程修了

金信旭 (キム・シンウク) KIM,Shinwook
「魚蟹図」
魚と蟹を題材にした韓国の民画「魚蟹図」は、出世、多産、豊穣、夫婦円満など、多様な象徴的意味を持つ。体の弱かった私が、川に入り魚を捕り、撮影する過程を通じて身体的なハンディキャップを乗り越えたように、「魚蟹図」を写真で再構成することで、その象徴性が具現化されることを願う気持ちで作業に挑んでいる。
1982年ソウル生まれ。2014年イギリス王立芸術大学写真専攻修士課程在学中

<解説>
1990年代半ば以降、果敢に実験を続けてきた韓国の現代写真は、今ではより洗練され落ち着きをみせている。なかでも顕著な特徴ともいえる写真表現の多様化と現代美術領域への拡張は、その間の国内外の文化的な様相の変化と連動して現れた現象であろう。
アジアンフォトグラフィーシリーズとして4回目になる韓国の若い写真家たちによる展覧会。今回は4人の三十代の写真家たちが参加している。彼らの現実に対する態度と写真の表現方法はそれぞれ違う。だが、彼らが経てきた時代にどのように感応し、どのようなかたちで関心を表しているのかを通じて、韓国現代史の一端を垣間見ることができるはずだ。

一千万人を超える人口が集中しているメガロポリス・ソウルが琴惠元のフィールドだ。彼女は、再開発地域や地下鉄のトンネル、巨大なゴミ埋立地、地下のゴミ処理施設など、普段は目につかない都市空間が作り出す風景を撮ることで、現代人が享受している便利で快適な生活の裏に隠蔽された都市の構造を可視化させようとしている。

韓国戦争が終息し60年が過ぎた今も、韓国では依然として戦時体制が続いている。二年余の軍隊服務は韓国の二十代の男性たちが必ず通らねばならない通過儀礼だ。姜在求は、彼らの入営前と兵営生活、除隊後の姿を正面から記録することで、家族と社会、軍隊、国家という集団的なネットワークの中で個人がどのような存在なのかを探ろうとする。

張晟銀は数字や空間といった抽象的な概念を具体的な質量として表そうとしている。例えば、一定の閉鎖的な空間に人々を詰め込んだ作品は、見るものに体積と重さ、長さなどを同一の単位として認識するよう強いているようだ。私たちが客観的な認識の基準とする物差しや度量衡とは、架空の空間を縮小した地図のように、実在しないものなのかも知れない。

冷めた眼差しで現実を見つめる他の作家たちと違って、金信旭は自分の内面の世界、生まれながらの喘息に悩まされた幼少時代の経験と感傷的な記憶を掘り下げていく。自ら川に入り採集した淡水魚たちを生きたままスタジオに持ち込んで撮影をし、民画の掛け軸の形を借りて完成させた作品からは魚たちに対する彼の愛情が感じられる。

金升坤 KIM, Seungkon (韓国写真評論家)
1940年生まれ。韓国写真評論家。高麗大学文科大国文科卒、日本大学芸術学部写真学科卒、筑波大学大学院芸術研究科修了。
83年以来、写真展や学術シンポジウム、『写真批評』誌の発行など、韓国内外で写真を中心とした活動を数多く手掛ける。95年第一回東京国際写真ビエンナーレ審査員、2004年日本写真協会国際賞受賞。現在、国立順天大学教授。

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■ギャラリーについて
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リクルートホールディングスは、メセナ活動の一環として、東京銀座に「クリエイションギャラリーG8」と「ガーディアン・ガーデン」の2つのギャラリーを運営しています。「クリエイションギャラリーG8」は、グラフィックデザインに焦点を当てたデザインギャラリー。「デザインとコミュニケーション」をテーマに、国内外を代表する作家から、先鋭的な送り手の作品をご紹介しています。展覧会ごとに「クリエイティブサロン」というトークショーを開催するなど、作品だけでなく送り手の発想や行動の背景・過程を分かりやすくお伝えできるスペースを目指しています。1985年に「G7ギャラリー」としてオープンして以来、広告・グラフィックデザイン・アートを通じて、来場者の方々に「コミュニケーション」の原点を考える場として親しんでいただいております。また、「ガーディアン・ガーデン」は若手クリエイターに表現する「機会」と「場所」を提供することを目的に1990年にオープン。グラフィック、写真を中心としたコンペティション・ギャラリーとして、公募展を中心に活動を展開しています。

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