2014年10月30日

リアルタイム一斉配信も可能な過疎地向け遠隔授業ソリューション発売 ― 過疎地域の学校向けに1年間無償提供 ―

エイネット株式会社   http://www.anets.co.jp/

エイネット株式会社(東京都千代田区神田佐久間町3-23 スタウトビル3F 代表取締役 西畑博功)はテレビ会議システム「FreshVoice」を使った、過疎地向けの遠隔授業ソリューションを開発し、11月1日より販売を開始するとともに過疎地域の学校向けに1年間のサービス無償提供を開始いたします。

■対面授業にも一斉配信にも対応

国の人口減少と都市部への集中が加速し、地方の過疎化が大きな問題になっている昨今、過疎地域における教育環境の悪化も深刻化しています。
学校の統廃合が進み、山間部では近くの学校が閉鎖されたため、子供たちは数時間もかけて遠くの学校に通わなければならないなど、過疎による教育の問題が日本全国で発生しています。
それらを解決するため、様々な模索が続けられていますが、そのひとつとして多くの自治体や教育機関で導入を検討しているのが遠隔授業です。
インターネットに接続したテレビ遠隔授業システムは、インターネットに接続されてさえいれば、どこであっても授業を受けることができるため、過疎地域の教育問題の解決策として有望視されています。

従来、遠隔授業に使われていたシステムは、教師と生徒を一対一、もしくは一対多で接続するテレビ電話であり、画面越しに授業を聞いたり、質問したりする以外の機能はありませんでした。
エイネットが開発した遠隔授業向けソリューションは、単なるテレビ電話ではなく、教材や資料を共有して、それを見ながら授業を進めたり、ホワイトボード機能によってPCやタブレットの画面に自由に書き込みができるなど、あたかも実際に教室で授業を受けているように遠隔授業を進めることができます。
また、最大の特徴は、対面での対話型授業だけではなく、その様子をリアルタイムに多数のPCやタブレット向けにビデオ配信することができるところにあります。
これによって、たとえば過疎地域の子供たちを集会所等に集めて、大型画面で対話型の授業を行い、そこに来られない子供たちには、その様子をビデオ同時配信して聴講してもらうなどの利用方法が考えられます。
このシステムでは、同時に最大16箇所の集会所等と対話型の授業が行えるほか、同時配信できる先に制限はありませんので、一人の教師が受け持つことのできる生徒、児童数は飛躍的に増え、過疎地域の教育問題解決に大きく寄与することが可能になります。

エイネットでは今回開発したソリューションを過疎地域の小、中、高向けに1年間無償でサービスを提供いたします。使いやすい遠隔授業システムを広く普及させることで、一人でも多くの子供たちを長距離通学から解放し、学校に行けない子供たちを無くしていくことを目指してまいります。

■製品名
FreshVoice遠隔授業向けソリューション

■発売日
2014年11月1日

■価格
サーバー導入型かASP型、また拠点数によって変動
過疎地域の小学校、中学校、高等学校向けにはASP型のサービスを1年間無償提供
※公立、私立は問いませんが、文科省管轄の学校に限ります
※初期導入費用は別途申し受けます
※運用に必要なパソコン、ディスプレー・マイク等の視聴覚機器は別途必要です。

■関連サイトのご案内
製品イメージ
URL:http://www.freshvoice.net/press/photo/school.jpg
FreshVoice 製品サイト
URL:http://www.freshvoice.net/
エイネットコーポレートサイト
URL:http://www.anets.co.jp/

■お問い合わせ
・読者からのお問い合わせ先
エイネット株式会社  営業部
TEL: 03-3862-5402 FAX: 03-5822-2039
freshvoice@anets.co.jp

・報道関係様からの本製品に関するお問い合わせ先
※ご質問や追加資料のご請求につきましては下記へご連絡ください。

エイネット株式会社 広報・宣伝 担当
〒101-0025 東京都千代田区神田佐久間町3-23 スタウトビル 3F
TEL: 03-3862-5402 FAX: 03-5822-2039
press@anets.co.jp

■エイネットについて
エイネット株式会社の「FreshVioce」は、国内のテレビ会議/WEB会議システム出荷数で、9年連続(2005年~2013年)No.1を記録しています。(富士キメラ総研調べ)
国際標準のテレビ会議/WEB会議システム開発・販売から、セキュアな業務ネットワーク構築・運用まで、企業経営に貢献するICT活用をトータルでサポートしています。