2014年12月22日

新築なのに入居者からクレーム?!原因は…

株式会社さくら事務所   http://sakurajimusyo.com/

転勤・進学が増える引越しシーズンにあわせ、1月~3月は新築賃貸物件の完成がピークになります。

賃貸経営をしている大家さんはこの時期、入居募集を開始したり、確定申告準備などで多忙になりがちで、建築中物件の施主検査は管理会社や施工会社に全てお任せという方も少なくありません。

しかし、しっかりと建物をチェックできていなかったために、本来は施工会社の負担で直してもらえたはずの不具合もタイミングを逃してしまい、大家さんに支払いが生じたケースや設備の不具合で居住者から苦情がよせられるといったケースもあります。

修繕の発生や居住者退去は賃貸経営にとってリスク。

不要な支出やトラブルを防ぐため、『内覧会』『施主検査』では、発注した建物がきちんと仕上がっているか把握しておくことが大切です。

そこで、業界初の個人向け不動産コンサルティング・ホームインスペクション(住宅診断)を提供している “不動産の達人 株式会社さくら事務所”(東京都渋谷区/代表:大西倫加)では、賃貸経営の上で、引渡し前に建物チェックをすることの重要性がわかる事例をもとに、チェックしておくべきポイントについて、建物に精通したホームインスペクターが「賃貸物件トラブル事例に学ぶ!引渡し前の建物チェックポイント」として、下記の通りまとめました。

より詳しい解説がご希望の方はお気軽にご連絡ください。

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          賃貸物件トラブル事例に学ぶ!
       引渡し前の建物チェックポイント~抜粋~

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【無駄な支出をしてしまうケース】

「カビ臭い」と問い合わせが。調査したところ、本来は必要な換気対策が施工されていないことが発覚。
湿気が溜まり、床下がカビだらけになっていました。施工会社に対応を依頼したものの、なかなか進まないため、大家さんは急遽別の業者にカビの除去と換気設備の設置を依頼。
施工会社からは「勝手に手配した工事の費用は支払えない」との回答。
費用負担をめぐるトラブルに発展してしまいました。

⇒床下をチェック!
~床下点検口が設置されていたら覗いてみましょう~
・カビ臭など「におい」がないか確認
・懐中電灯で基礎に「ヒビ」がないか「濡れて」ないか確認

【不具合が原因で退居を検討されてしまうケース】

「お風呂に入っていると、上から変な音がする・・・」と管理会社に連絡が入り、調査をすると、浴室天井裏にある換気扇本体にはめ込まれているはずの接続部品がきちんと取り付けられていなかったことが判明。
音の問題だけでなく石膏ボードも傷んでいたのを見た居住者に不安感を抱かせることに。

⇒天井裏・屋根裏をチェック!
~脚立で見れる程度の高さであれば点検口を覗いてみましょう~
・懐中電灯を使って換気とダクトが接続されているか確認
・木材が濡れていないか確認
・換気を動作させて空気が漏れていないか確認

その他、詳細はさくら事務所HPでもご紹介!
⇒ http://www.ri-insp.com/news/post-826/

   ■不動産の達人 株式会社さくら事務所■ 
(東京都渋谷区/代表取締役社長:大西倫加) 
  http://sakurajimusyo.com/
株式会社さくら事務所は「人と不動産のより幸せな関係を追求し、豊かで美しい社会を次世代に手渡すこと」を理念として活動する、業界初の個人向け不動産コンサルティング会社です。
1999年、不動産コンサルタント長嶋修が設立しました。
第三者性を堅持した住生活エージェント企業といった立場から、利害にとらわれない住宅診断(ホームインスペクション)や、不動産購入に関するさまざまなアドバイスを行なう「不動産の達人サービス」を提供、約29000組超の実績を持っています。

本件に関するお問い合わせは、下記までご連絡ください。

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