2011年08月01日

C.Wニコル ・アファンの森「森の香りのお茶」 パッケージデザインに学生が参加 「バンタンデザイン研究所」がデザインでプロジェクト参画

株式会社黒姫和漢薬研究所   http://www.yasosabo.co.jp/
C.Wニコル・アファンの森財団は、黒姫和漢薬研究所に委託し、アファンの森から採れるクロモジの木を主原料に健康茶を製造、販売するプロジェクトを進めています。
同財団は、黒姫高原の放置され荒れてしまった里山を買い取り、人の手を入れることで生物多様性のある本来の里山を回復する活動をしています。日本の里山が荒れてしまった原因は、化石燃料の普及により里山が経済活動から切り離され放置されてしまったことです。今、日本の自然の原点として見直されている里山ですが、人が手を入れ続けなければ回復・維持することができません。環境保護の観点だけでは限界があります。アファンの森財団と黒姫和漢薬研究所は、日本の里山を回復するためには、里山に再び経済活動の対象となる価値も創り出してい
く必要があると考えています。里山の自然の循環は、人間の経済活動の循環に組み込まれてこそ広がりと本来の永続性が復活します。
今回の試みは、里山を整備するときに伐採される低潅木の代表でありアファンの森に豊富にあるクロモジを健康茶の原料にすることで里山の整備に経済性を生みだ
し「里山の自然環境」を維持していこうとうものです。里山の森の恵みが「健康茶」という経済品として循環することで里山整備が進むモデルとして全国に情報発信していきます。
 
このプロジェクトに同財団の支援法人のひとつであるデザイン教育の「バンタングループ」の参画が決まり、「バンタンデザイン研究所」の学生がパッケージのデザインを担当することになりました。黒姫和漢薬研究所社長・狩野土が学校側に製品となる「森の香りのお茶」のコンセプトを説明、9月の新学期より学生がデザインに取り組みます。
学生の参加には、若い世代に同財団の理念を伝えていく狙いも込められており「森の香りのお茶」は、その理念を具現化する商品となります。
 
お問い合わせ 取材先株式会社黒姫和漢薬研究所 広報部
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