2012年12月18日

「東京・春・音楽祭-東京のオペラの森2013-」詳細発表 生誕200 年のワーグナー《ニュルンベルクのマイスタージンガー》など約100 公演を続々上演 国内外一流アーティストによるクラシック音楽の祭典が東京で開催 開催期間:2013 年3 月15 日(金)~4 月14 日(日)

東京・春・音楽祭実行委員会   http://www.tokyo-harusai.com/
東京・春・音楽祭実行委員会(所在地:東京千代田区、実行委員長:鈴木幸一)は、上野恩賜公園を拠点に展開するクラシック音楽の祭典「東京・春・音楽祭-東京のオペラの森2013-」を来年も開催いたします。
 
9 回目を迎えた今回も、初心者から愛好家まで幅広い方々に、音楽の様々な魅力を感じていただくため、オペラ、オーケストラ、バレエ、室内楽など幅広いジャンルで、国内外の一流アーティストが約1 ヶ月間に亘り各会場で上演します。東京文化会館での本格的なコンサートから、美術館、博物館と連動したミュージアム・コンサートなど様々な環境で楽しめることも特長で、コンサートの総数は約100 公演となります。また、開催年の2013 年はドイツの偉大な作曲家ワーグナーとイタリアを代表する作曲家ヴェルディの生誕200 年にあたり、メモリアル・イヤーに相応しいコンサートも予定しております。
 
■概要
「東京・春・音楽祭-東京のオペラの森2013-」
期間:2013 年3 月15 日(金)~4 月14 日(日)
会場:上野恩賜公園(東京文化会館、上野学園 石橋メモリアルホール、旧東京音楽学校奏楽堂、東京国立博物館、国立科学博物館、国立西洋美術館、東京都美術館、上野の森美術館)他
主催:東京・春・音楽祭実行委員会
共催:東京都文化会館(公益財団法人東京都歴史文化財団) ※予定・申請中
後援:東京都、台東区 ※予定・申請中
協力:上野観光連盟、上野の山文化ゾーン連絡協議会 ※予定・申請中
URL:www.tokyo-harusai.com
 
■芸術のまち、上野
徳川将軍家の菩提寺である上野寛永寺の門前町として栄えた上野は、歴史と文化が交差する芸術の街です。
その中心地となる上野公園は、春の名物、桜とともに、旧寛永寺五重塔、上野東照宮などの歴史的な建築や、クラシック音楽の聖地・東京文化会館をはじめ、日本最古の木造洋式による音楽ホールで、重要文化財の旧東京音楽学校奏楽堂、世界レベルの文化芸術を鑑賞できる東京国立博物館、国立西洋美術館、東京都美術館、国立科学博物館、そして、東京藝術大学や上野動物園など、正に歴史と文化の集積地とも言えます。また、にぎわいを見せる上野駅周辺、商人気質も豊かなアメ横など、レトロな風情も色濃く残る、魅力いっぱいの街です。
 
2013 年はワーグナー、ヴェルディ生誕200 年!名作曲家の功績を讃えるコンサートが目白押し
 
①毎年恒例の「東京春祭ワーグナー・シリーズ」で、楽劇《ニュルンベルクのマイスタージンガー》を上演。ワーグナー指揮者として名声を築いているセバスチャン・ヴァイグレ、バス・バリトンの雄・アラン・ヘルド、2012 年新国立劇場《ローエングリン》で日本のファンを魅了した、クラウス・フロリアン・フォークトやギュンター・グロイスベックといった豪華布陣。(東京文化会館 大ホール 4/4,7)
②19 世紀を代表するイタリアの作曲家ヴェルディの生誕200 年として、最後の作品《ファルスタッフ》を、本場イタリアでも舞台演出を手掛ける田口道子氏の演出で、日本人実力派歌手が披露。(上野学園 石橋メモリアルホール 3/30)
③ワーグナーを熟知した、バイロイト祝祭ヴァイオリン・クァルテットが登場。(東京文化会館 小ホール 4/5)
④その他のコンサートも、例年に比べワーグナー、ヴェルディの選曲が多くなることが予想される。
 
オーケストラ、バレエ、歌曲、室内楽など、上質なクラシック音楽を幅広く満喫
 
①前回よりスタートした「東京春祭のStravinsky」シリーズ、今回は躍動感溢れるストラヴィンスキーのバレエ2 作品を上演。振付家パトリック・ド・バナが《アポロ》で新作を発表。初演から100 周年を迎える《春の祭典》は、ド・バナの師であったモーリス・ベジャールの振付。(東京文化会館 大ホール 4/14)
②ヴァイオリニスト堀 正文が率いる東京春祭チェンバー・オーケストラが、新たに管楽器を追加編成し、当音楽祭でお馴染みのヴィヴァルディ《四季》やワーグナー作品を演奏。(東京文化会館 小ホール 3/20)
③「東京春祭 歌曲シリーズ」では、「東京春祭ワーグナー・シリーズ」にも登場するアドリアン・エレートに加え、音楽界注目の若手クリスティアーネ・ストーティン(メゾ・ソプラノ)ら世界で活躍する有名歌手のソロ・リサイタルを上演。(東京文化会館 小ホール 3/22,28)
④「原田禎夫チェロ・シリーズ」では、盟友ヴァイオリニスト、ピンカス・ズッカ−マンとの共演や、世界中で活躍する演奏家に成長した教え子達との共演にも注目。(東京文化会館 小ホール 3/31,4/11)
 
音楽の新しい魅力を発見できるユニークな企画も春祭ならでは
 
①毎年好評のタンゴシリーズ「アルゼンチン・タンゴの夕べ」では、本場ブエノスアイレスでも評価が高い日本人タンゴグループ、オルケスタ・アウロラが名曲の数々を披露。(東京文化会館 小ホール 3/21)
②「朗読と音楽」では元NHK アナウンサーの朗読と、音楽がコラボレーション。(東京文化会館 小ホール 4/8)
③東京オペラシンガーズが、日本語の美しさを合唱で表現する「にほんのうた」シリーズを演奏。レトロな雰囲気の会場に美しい日本語の歌声が響き渡る。(旧東京音楽学校奏楽堂 3/15)
④フランスにある新しい音響を探求する国立の研究所IRCAM が、最先端の音響実験空間を東京で再現。(日経ホール 4/5)
⑤ジャズピアニスト 小曽根真氏が、国立音大精鋭とビックバンドを結成し、野外の水上音楽堂で披露。(水上音楽堂 4/6)
 
初心者にも好評、美術館・博物館とのコラボレーション「ミュージアム・コンサート」を今年も実施
 
①重要文化財も含まれる会場では、美術館や博物館が持つ荘厳な雰囲気で、国内外の若手アーティストから、世界の実力派アーティストたちが、各特別展や各会場の特長に合わせた演奏を披露。
②国立科学博物館では、NHK交響楽団メンバーによる弦楽四重奏、韓国の美人ギタリスト朴葵姫、ハンガリーのヤーヴォルカイ兄弟、チューリッヒのガラテア弦楽四重奏と国際色豊かな実力派達のコンサートが見られる。
③東京国立博物館では毎年恒例の「東博でバッハ」シリーズを実施。若手からベテランまで国内の実力派奏者がバッハの名曲をお送りする。
④東京都美術館、国立西洋美術館では、開催中の特別展と連動したコンサートを実施。学芸員による美術展の解説もあり、美術と音楽が共に楽しめる。
 
その他
 
①上野の文化施設や近隣施設で、無料のミニコンサートが楽しめる「桜の街の音楽会」を今回も予定(詳細後日発表)。
②音楽に触れる機会が少ない、未就学児童や小学生を対象に、音楽を楽しみながら学ぶワークショップや絵本と音楽のコンサートや、リハーサルの公開も企画中(詳細後日発表)。
③その他、追加公演が決定次第、公式サイト(www.tokyo-harusai.com)で順次発表いたします。
 
各コンサートのスケジュール一覧、詳細は添付資料をご参照ください。
なお公演追加は追って発表いたします。
資料に関するお問合せ、取材依頼、画像貸出依頼は以下、事務局までご連絡ください。
 
「東京・春・音楽祭」広報事務局
TEL (03) 3263-5628(森本、三樹、井上) / TEL(090) 9816-0118(川崎)
FAX (03) 3263-5623 / E-mail harusai@prk.co.jp