2013年10月18日

Windows XP 端末のWeb アクセスやUSB メモリの接続を制限して サポート終了後のセキュリティリスクを回避! 合計24 種の機能強化を実現したWindows / Mac 対応の 情報漏洩対策+資産管理ツール 「MaLion 4」を販売開始

株式会社インターコム   http://www.intercom.co.jp/

コンピューターソフトウェア開発の専門会社、株式会社インターコム(本社:東京都台東区、代表取締役社長:高橋啓介)は、企業の情報漏洩対策やIT 資産管理を総合的に支援するWindows およびMac に対応したクライアントPC運用管理ソフトの新バージョン 「商品名:MaLion 4 (マリオン フォー)」 を開発し、2014 年2 月から販売開始します。販売開始に先立ち、2013 年10 月23 日より幕張メッセで開催される「第3 回 情報セキュリティEXPO 秋」に本商品を参考出展します(小間番号:3-2)。

「MaLion」は、Web アクセスやUSB メモリの接続など各種PC 操作監視機能をすべて標準搭載したオールインワンの情報漏洩対策+IT 資産管理ツールとして、2006 年に初代バージョンを発売しました。その後も絶えずバージョンアップを重ね、商品としての完成度を高めてきました。特に前バージョンの「MaLion 3」では操作画面を一新し、例えば中小企業の総務担当者が情報漏洩対策やIT 資産管理業務を兼務する際に、迷わず使いこなせるような操作性の高さを実現しました。さらに、Windows 端末に加えてMac 端末の情報漏洩対策やIT 資産管理に対応し、企業のWindowsおよびMac 端末を「MaLion」上で一元管理できるようなりました。この “Mac 端末管理” がアドバンテージとなり、現在、競争の激しい情報漏洩対策ソフト市場で一つのポジションを確立しています。

今回新発売となる「MaLion 4」では、(1)Windows 端末のセキュリティ管理、(2)SAM※1 支援機能の強化、(3)Mac 端末管理の強化の3 点を主要テーマとして様々な機能強化を実施しました。Windows XP のサポート終了が約半年後に迫り、XP 端末に生じるセキュリティリスクへの対応が企業に求められています。“XP 端末でしか社内システムを稼働できない” あるいは “XP 端末のリース契約がまだ残っている” などの理由から新しいWindows OS への移行を見送る企業にとって、2014 年4 月9 日以降も使い続けるXP 端末のセキュリティ管理が大変重要になってきます。社内端末を統合管理する「MaLion 4」では、このようなXP 端末の管理を含む “Windows 端末のセキュリティ管理” について充実させる必要があると考え、今回強化テーマの1 つに掲げました。

「MaLion 4」の主な強化ポイントは次の通りです。
(1)2014 年4 月以降もWindows XP 端末を使い続ける企業に最適なセキュリティポリシー テンプレートを利用して、リスクの高いXP 端末の操作を自動制御できるなど、Windows 端末のセキュリティ管理に有効な機能を搭載した点。
(2)ネットワークにつながっていないオフライン端末のハードウェア情報やソフトウェア情報を、USB メモリを接続して収集し、「MaLion」上で一元管理できるなどSAM 支援機能をさらに強化した点。
(3)リモートコントロールやSSL で暗号化されたWeb アクセスの制御など、アドバンテージとなっているMac 端末の管理機能をさらに強化した点。

さらに、最新OS であるWindows 8.1 やWindows Server 2012 R2、Mac OS 10.9 Mavericks への対応、仮想化環境であるCitrix XenDesktop 7 への対応など、動作環境面の新たな対応も図っています。

※1 ソフトウェア資産管理(Software Asset Management)のこと。

■「MaLion 4」 主な強化ポイントの詳細

□強化ポイント1: XP 2014 年問題対策テンプレートの搭載やWSUS※2 連携など、Windows 端末のセキュリティ管理を支援。
Windows XP のサポート終了後、社内のXP 端末を安全に利用するためのセキュリティポリシー テンプレートを搭載します。本テンプレートを取り込むことで、「MaLion 4」が管理するすべてのXP 端末のWeb アクセス、あるいはUSBメモリなどUSB 接続型外部デバイスの利用を制限することができます。なお特定のWeb サイトのみアクセスを許可したり、特定のUSB 接続型外部デバイスの利用を許可したりと、本テンプレートの設定を基に柔軟にカスタマイズして運用することもできます。
また企業内のWSUS サーバーと連携し、Windows 更新プログラムの適用状況を「MaLion」上で一括管理できます。管理者はメイン画面上の専用アイコンによって、最新の更新プログラムが適用されていない端末を一目で把握することができます。その後手動で必要な更新プログラムを適用したり、あるいは自動的に適用したりできます。さらに電源オフの端末に対しては、WOL※3 により遠隔地から電源オンにして更新プログラムを適用することができます。

※2 Windows Server Update Services の略。Windows 更新プログラムの適用などを、組織内のサーバーから一括して行うためのソフトウェアのこと。
※3 Wake On LAN の略。LAN 経由でコンピュータの電源を投入するための機能のこと。

□強化ポイント2: オフライン端末のIT 資産管理やソフトウェア資産の有効活用を図るソフトウェアメータリングなど、SAM 支援機能をさらに強化。
これまでの「MaLion」では、端末エージェントが導入された端末のみLAN を経由してIT 資産情報の収集が可能でした。「MaLion 4」では、端末エージェントが導入されていないオフラインの端末についてもIT 資産情報の収集が可能です。市販のUSB メモリに対して「MaLion 4」用の収集プログラムを導入し、そのUSB メモリをオフライン端末に接続してIT 資産情報を収集します。収集した情報を「MaLion 4」に取り込むことで、オンライン端末同様に台帳機能を利用してIT 資産を一元管理できます。
また各ソフトウェアの導入本数を集計するレポート、端末別に導入されているソフトウェアの種類や本数を集計するレポート、さらには一定期間におけるソフトウェアの起動回数を集計するレポートなど、ソフトウェアの利用状況を把握して資産の有効活用に役立てることのできるレポートテンプレートを搭載しました。

□強化ポイント3: リモートコントロールやSSL で暗号化されたWeb アクセスの制御など、Mac 端末の管理機能をさらに強化。
これまでの「MaLion」では、Windows 端末のみリモートコントロールに対応していました。「MaLion 4」では、新たにMac 端末のリモートコントロールにも対応します。管理者は社内のWindows やMac 端末のトラブルに対し、自席から解決を図ることができます。
またMac 端末に対する操作監視機能の充実は「MaLion」のアドバンテージとなっていますが、「MaLion 4」では新たに、アクティブウィンドウログの収集やSSL で暗号化されたWeb アクセスの制御などに対応し、よりきめ細かいMac端末監視を実現しました。

■「MaLion 4」の概要

□機能一覧
※【NEW】 【UP】は、前バージョン(Ver.3)より追加 / 強化した機能です。
<セキュリティポリシー>
セキュリティポリシー設定【UP】 / ポリシー違反者 警告通知 / 重要警告 管理者通知(リアルタイムログ) / 一括設定(ポリシーテンプレート)【UP】 / うっかりメール送信抑止(送信メールの宛先確認) / セキュリティポリシー設定履歴

<PC 操作監視>
アプリケーションID / アプリケーション起動 / 印刷操作 / デバイス操作(USB メモリ、メモリカードリーダー、CD・
DVD ドライブ、スマートデバイスなど)【UP】 / 送受信メール【UP】 / OS ログオン / ファイルアクセス【UP】 / Web アクセス【UP】 / Web アップロード【UP】 / 個人情報ファイル制御 / アクティブウィンドウ【UP】 / 持ち出しPC 操作 /共有フォルダー / クリップボード / 無線LAN 接続【NEW】 / 不正PC 接続遮断(ネットワーク監視) / その他操作制御【UP】 / Web フィルタリング(オプション)【UP】

<IT 資産管理>
ハードウェア台帳【UP】 / USB デバイス台帳 / 導入ソフトウェア履歴台帳 / 導入ソフトウェア台帳【UP】 / 保有ライセンス台帳【UP】 / ライセンス関連部材台帳 / ライセンス管理台帳(ライセンスの突き合わせ)【UP】 / 社員管理台帳 / ソフトウェア辞書(SAMAC ソフトウェア辞書) / 個人情報管理台帳 / ウイルス対策 適用状況収集 / Windowsパッチ 適用状況収集 / フォントソフト 導入状況収集 / ネットワーク機器監視 / スマートデバイス管理 / ストアアプリ 導入状況収集【NEW】 / WSUS 連携【NEW】 / オフライン端末管理【NEW】

<レポート作成>
各種ログ解析・レポート作成【UP】 / 自動レポート作成

<運用管理支援ほか>
リモートコントロール【UP】 / 分割とバックアップ設定 / グループ別割り振り / 部門管理者 権限制御設定【UP】 / ファイル/ソフトウェア配布【UP】 / アンケート【UP】 / レジストリ操作 / 端末エージェント プッシュインストール / 端末エージェント インストーラー作成 / 端末エージェント 自動アップデート / 端末エージェント 不正終了防止 / 端末エージェント グループ登録・管理 / Active Directory 対応 / 仮想化対応 / インテル vPro テクノロジー対応 / WakeOn LAN 対応【NEW】 / 管理者操作ログ / 簡単セットアップ ウィザード

□システム構成イメージ
本商品は、端末エージェント / 管理コンソール / セキュリティBI レポート / 中継サーバー / データベース の5 つのプログラムで構成されます。

□販売開始予定
2014 年2 月

□商品情報サイト
http://www.intercom.co.jp/malion/

□ニュースリリース
http://www.intercom.co.jp/press/news/2013/1018_malion4.html

□商品画像データ
http://www.intercom.co.jp/press/imgdata/

□対応OS
<端末エージェント>
日本語 Microsoft Windows Server 2012 R2 Datacenter、Standard / 8.1 Enterprise、8.1 Pro、8.1 / 8 Enterprise、8
Pro、8 / Server 2012 Datacenter、Standard / Server 2008 R2, Standard / 7 Ultimate、Enterprise、Professional、
Home Premium / Server 2008, Standard / Vista Ultimate、Business、Home Premium、Home Basic / Server 2003,
Standard Edition / XP Professional(SP3)、Home Edition(SP3)
日本語 Mac OS X v10.9 / v10.8 / v10.7 / v10.6 / v10.5
※Windows Vista / Server 2003 / XP は 32 ビット版のみ対応しています。
※Windows 8.1 / 8 / 7 / Server 2008 は32 ビット版および 64 ビット版に対応しています。
※64 ビット版のWindows Server 2012 R2 / 8.1 / 8 / Server 2012 / Server 2008 R2 / 7 / Server 2008 はWOW64 にて動作します。
※Windows Server 2008 R2 / 7 は、SP1 に対応しています。
※仮想化環境について、Citrix XenDesktop 7.0 に対応しています。

<管理コンソール / セキュリティBI レポート>
日本語 Microsoft Windows Server 2012 R2 Datacenter、Standard / 8.1 Enterprise、8.1 Pro、8.1 / 8 Enterprise、8
Pro、8 / Server 2012 Datacenter、Standard / Server 2008 R2, Standard / 7 Ultimate、Enterprise、Professional、
Home Premium / Server 2008, Standard / Vista Ultimate、Business、Home Premium、Home Basic / Server 2003,
Standard Edition / XP Professional(SP3)、Home Edition(SP3)
※Windows Vista / Server 2003 / XP は32 ビット版のみ対応しています。
※Windows 8.1 / 8 / 7 / Server 2008 は32 ビット版および64 ビット版に対応しています。
※64 ビット版のWindows Server 2012 R2 / 8.1 / 8 / Server 2012 / Server 2008 R2 / 8 /7 / Server 2008 はWOW64 にて動作します。
※Windows Server 2008 R2 / 7 は、SP1 に対応しています。
※仮想化環境について、Microsoft Hyper-V Server 2012 / Windows Server 2008 R2, Hyper-V / VMware ESXi 5.0 に対応しています。

<中継サーバー>
日本語 Microsoft Windows Server 2012 R2 Datacenter、Standard / Server 2012 Datacenter、Standard / Server
2008 R2, Standard / Server 2008, Standard / Server 2003, Standard Edition
※Windows Server 2003 は32 ビット版のみ対応しています。
※Windows Server 2008 は 32 ビット版および 64 ビット版に対応しています。
※Windows Server 2008 R2 は、SP1 に対応しています。
※仮想化環境について、Microsoft Hyper-V Server 2012 / Windows Server 2008 R2, Hyper-V / VMware ESXi 5.0 に対応しています。

<データベース>
日本語 Microsoft Windows Server 2012 R2 Datacenter、Standard / Server 2012 Datacenter、Standard / Server
2008 R2, Standard / Server 2008, Standard / Server 2003, Standard Edition
※Windows Server 2003 は32 ビット版のみ対応しています。
※Windows Server 2008 は32 ビット版および64 ビット版に対応しています。
※64 ビット版のWindows Server 2012 R2 / Server 2012 / Server 2008 R2 / Server 2008 はWOW64 にて動作します。
※Windows Server 2008 R2 は、SP1 に対応しています。
※仮想化環境について、Microsoft Hyper-V Server 2012 / Windows Server 2008 R2, Hyper-V / VMware ESXi 5.0 に対応しています。
※データベースについて、Microsoft SQL Server 2012 / SQL Server 2008 R2 / SQL Server 2008 / SQL Server 2005 に対応しています。

■株式会社インターコムの会社概要
□設立: 1982 年6 月8 日
□代表取締役社長: 高橋啓介
□資本金: 8,400 万円
□本社所在地: 〒110-8654 東京都台東区台東1-3-5 反町ビル
□TEL: 03-3839-6231 (代表)
□URL: http://www.intercom.co.jp/
□事業内容: 1982 年の創業以来、パソコン向け通信ソフトウェア専門の研究開発型カンパニーとして、「まいと~く」「FALCON」 「Biware」など数々の商品を生み出し、今日ではパソコン業界を通して “通信のインターコム” との評価をいただくほどになりました。近年では、企業、学校、コンシューマー向けに、通信(レガシー/インターネット)、セキュリティ、ユーティリティ関連のソフトウェア・ハードウェアソリューションの研究開発・販売、EC ショップ運営などを行っております。

■本商品に関する問い合わせ先
株式会社インターコム
営業本部 MaLion 営業部 MaLion 営業グループ
TEL: 03-3839-6769
お問い合わせフォーム:
http://www.intercom.co.jp/contact/malion4/product.html

■本ニュースリリースに関する問い合わせ先
株式会社インターコム
営業本部 営業推進部 広報宣伝グループ 山中 弘重、澤田 季治
TEL: 03-3839-6775

※interCOM は、株式会社インターコムの登録商標です。
※その他、記載されている会社名、商品名は、各社の登録商標または商標です。