2010年09月24日

新宿 歌舞伎町で参加型アートイベントを開催! 「コミュニケーションアート むすびめくんプロジェクト於歌舞伎町」

学校法人東京工芸大学   http://www.t-kougei.ac.jp/

 

むすびめくんプロジェクト実行委員会(東京工芸大学芸術学部コミュニケーションデザイン研究室)は、9 月28 日(火)から10 月3 日(日)まで、新宿歌舞伎町シネシティ広場で「コミュニケーションアートむすびめくんプロジェクト於歌舞伎町」を開催します。

 

このプロジェクトでは、歌舞伎町の特徴的なお店や場所の方にご協力いただき、そのお店の人の「顔」とお店の特徴なる「もの」を結びつけて「付喪神」(アートイラスト)を作成しました。これらを集めた12m の絵巻を展示します。

 

また、会期中、来場者の皆様に「付喪神」になっていただく参加型アートイベントも開催します。この「付喪神」はT シャツにプリントして、翌日以降会期中に取りに来られた方に差し上げます。

 

会期中はプロジェクトプランナーである東京工芸大学芸術学部准教授の笠尾敦司が歌舞伎町の街の中で絵を描きながら、周囲の人とコミュニケーションを取ります。その様子はツイッター

(http://twitter.com/yokochou )で随時発信されます。

 

10 月2 日(土)にはプロセスコミュニケーションモデル認定トレーナーである星野優美子氏による講演会「親子でクリエイティブを高めるために」を開催します。また、松浦美佳氏(作曲家・ピアニスト)・ヒルマ弘氏(ギタリスト・ボーカリスト)をお迎えして、その場にいる皆さんの顔からVJ 素材を作成するビジュアルパフォーマンス(コンサート)も実施します。

 

【お問合せ先】

むすびめくんプロジェクト実行委員会

担当: 中島

電話: 090-8504-0933

e-mai: info@mangaface.com

〒164-8678 東京都中野区本町2-9-5

東京工芸大学芸術学部 コミュニケーションデザイン研究室

 

コミュニケーションアート

むすびめくんプロジェクト

於歌舞伎町

 

思い出横丁街並絵巻から歌舞伎町の「付喪神」へコミュニケーションアートの場を広げます。

 

季夏の候、皆様におかれましては益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。

この度「コミュニケーションアートむすびめくんプロジェクト於歌舞伎町」というアートイベント

を平成22年9月29日から10月3日までの6日間、新宿歌舞伎町シネシティー広場で開催す

ることとなりました。

 

一般の人を何かしらの形で表現者として参加させることを一貫した作品制作コンセプトとし

ている笠尾敦司氏の新しいプロジェクトがむすびめくんプロジェクトです。思い出横丁街並

み絵巻プロジェクトでは、一般の方に透明水彩で表現してもらうという作品でしたが、今回

は皆様が作った顔の表情で絵巻へ参加して頂く作品となっております。

 

今、日本を立て直すために必要なのは、日本人のクリエイティビティーを開花させることで

あり、本アートプロジェクトはクリエイティブを育てるという点から見ても大切ではないかと思

います。

 

10月2日の夜には、その場にいる皆さんの顔からVJ素材を作り、その素材を使って「組曲む

すびめくん」と題された参加型ビジュアルパフォーマンスを行います。ビジュアルとともに演

奏される音楽の作曲とピアノ演奏は松浦美佳氏、ギターはヒルマ弘氏と、とっても素敵な顔

触れでお届けできることになり、今からわくわくしております。

 

また、歌舞伎町ならではの人たち(誰かはご想像に任せます)の顔と歌舞伎町の「もの」とを

つなげてつくった付喪神や、NTTdocomo携帯で展開されているみんなのドコモ研究室・ケイ

タイアートコミュニケーションの付喪神変換(2010/08/31まで)で生まれた付喪神たちに集合

してもらい制作された、巨大な布製のむすびめくん物語絵巻も展示します。

 

さらに、来場者に見つけてもらった歌舞伎町らしい「もの」とその人の顔を合わせて歌舞伎

町の付喪神を作り出し、さらにそれをTシャツにして物干し竿に展示したり、将来を背負う子

どもと親を対象に東京工芸大学デザイン学科の学生と幼児教育の専門家である星野優美

子氏で行う親子むすびめくんワークショップを行ったりします。

 

歌舞伎町ということもあり、とにかく楽しめるアートイベントにしていきたいと思っております

ので、是非、足をお運びいただけるよう、よろしくお願いいたします。

むすびめくんプロジェクト実行委員会委員長中島幸恵

 

多くの人のアイディアと表現を集め、それらを生かして、全体として大きな作品に仕上げて

いく。多くの人に参加してもらうことで受ける様々な刺激により、作家一人では想像しきれな

い広がりのある作品を作り出せます。そして、このプロセスを経て作り上げられた作品が、

長くその地で愛される続けるものになるためには、作品の魅力の中心になるものが必要で

す。

昨年実施した新宿の闇市を起源とする居酒屋街・思い出横丁でのアートプロジェクトの場合、

魅力はあの街並みそのものでした。では、歌舞伎町でのそれは何でしょうか?長くそれを考

えてきましたが、それは、街や物ではなく人間のもつ人間力そのものであることにやっと気

付きました。そしてもう一つの特徴は歓楽街であるため物が消費される量も桁はずれだとい

うことです。そこで、人間と消費される物の両方に焦点を当てることを考え、人と「もの」をつ

なげて付喪神を生み出す能力を持つ「むすびめくん」というキャラクターをプロジェクトの中

心にしました。

 

まず、むすびめくん旅の始まりという物語を作りました。この物語をきっかけとし、ミュージシ

ャン松浦美佳氏、ヒルマ弘氏との出会いから参加型ビジュアルパフォーマンス・組曲むすび

めくんという作品に発展し、さらに、創造力を育てる教育者星野優美子氏とキャラクターデ

ザインを学ぶ学生との出会いから生まれた親子ワークショップも行いますので大人から子

どもまで楽しめるアートイベントになると思います。(株)NTTドコモとの出会いから、ドコモ携

帯で使えるむすびめくん付喪神変換サーバー(2009年8月31日まで)が生まれ、ついに、付

喪神変換サーバーで生まれた付喪神たちと、会期中に来場者の方と作り出す付喪神たち

をメッセージイラストとにして、ネット上で横に延々とつなげるむすびめくんメッセージイラスト

サイトまでができることになりました。

 

私の手から飛び出し、むすびめくんは、人と物との関係を見直す運動を広げていこうと、一

人歩きを始めたいようです。「コミュニケーションアート・むすびめくんプロジェクト於歌舞伎

町」は人間力のある付喪神むすびめくんの旅立ちの第一歩になることを期待しております。

むすびめくんと色々な方とのコラボレーションで生まれた作品をお楽しみください。

コミュニケーションアーティスト・本プロジェクトプランナー笠尾敦司

むすびめくんとは?

「道具」と「人」をむすんで「付喪神」にできるというかわいいロープの付喪神です。

むすびめくは、仲間の付喪神を生み出すことを通じて、人と道具と自然をむすび、世の中の調和を取り戻すことを使命と考えています。

 

参加型ビジュアルパフォーマンス組曲「むすびめくんと付喪神」

松浦美佳ヒルマ弘笠尾敦司と来場者のみなさま(10月2日18時半より雨天の場合3日に順延)

 

曲目むすびめくんのテーマ、掃除機、携帯、冷蔵庫、扇風機、ミラノボールのピン(予定)

作・松浦美佳

あなたの顔が付喪神になって、夜の歌舞伎町を音楽に乗って飛び回る。曲目に合わせた付喪神顔出し看板を演奏前に広場に掲出し、希望者にその顔出し看板から顔と手を出してもらいます。スタッフ がその場で写真を撮影し、さらに付喪神変換します。出来あがった付喪神をVJ素材に加工して、曲の演奏に合わせてプロジェクションします。現在、広場周辺のビルへのプロジェクションを計画しており、交渉中。顔出し看板撮影は会期中随時行っております。

 

顔を組み合わせて付喪神ができるまで

ボウリングのピンの気持ちになって写真を写します。それを個性的な線画に変換します。

二つをむすびつけて、つくもミラノができあがります。

レギュラーアーティストプロフィール


笠尾敦司Atsushi Kasao (VJ・コミュニケーションアーティスト・本プロジェクトプランナー)

むすびめくんプロジェクト於NTTドコモ、みんなのドコモ研究室、

ウェブカムアート、感性はがき、携帯絵かき、街並絵巻など、主に絵を介して人と人とのコミュニケーションを作り出す作品を作り続けている。

1997年第1回Toray Digital Creation Awards 優秀賞受賞以来、Synergistic Artと

Communication Artを中心に制作活動を続ける。SIGGRAPH2002及

SIGGRAPH2003

Art Gallery入選、2004年度及び2005年度文化庁メディア芸術祭アート部門静止

画審査委員会推薦作品、2006年及び2008年にINTERNATIONAL FESTIVAL OF

ELECTRONIC ART404(Italy)にて平面作品が展示および壁面投影される。

東京工芸大学デザイン学科准教授。

 

レギュラーアーティストプロフィール


松浦美佳Mika Matsuura (作曲家・ピアニスト)

北海道札幌市出身。

2002年ニューヨークでファーストソロアルバムLake Erieをリリース。

スリランカでの国際支援活動をきっかけに、スリランカのコンサートやテレビにも出演している。はしのえみCDつき絵本「ハートのおくりもの」、渋谷区コミュニティバス「ハチ公バス」、さっぽろホワイトイルミネーション、オバケーション、スリラ

ンカフェスティバルなど、様々なプロジェクトに楽曲を提供するほか、ゲーム音楽を編曲した「大神ピアノアレンジ」では癒しのピアノサウンドが好評を得ている。ミュージカルGIFT, SEMPOではバンドやオーケストラでの演奏をつとめ、

朗読、シャンソン、クラシックコンサートなど幅広いフィールドでの活動にも挑戦している。今回、モノやヒトから音楽が聴こえるという、独自の作曲法でむすびめくんに参加。

http://mika-m.net/

 

アーティストプロフィール

特別ゲスト


ヒルマ弘Hiroshi Hiruma (ギタリスト・ボーカリスト)

1997年からバンド「No!Galers」のボーカリストとしてavex cutting edgeよりシングル5枚アルバム1枚、その後2000年バンド「STEREOLIQUID」でシングル1枚を発表。天方直実、Cascade、神谷浩史、木村佳乃、椎名へきる、鈴木あみ、tohko、などのアーテイストへの歌詞の提供、globe、椎名へきる、石川よしひろ、松岡英明などのレコーディングでのコーラスやライブのサポート(ギター&コーラス)、ピピン、Rock’n Jam、SEMPOなどミュージカルへ参加。

現在、バンド「ザ・トロフィーズ」そして、久保こーじ氏とのフォークユニット「CLUBFOLK」で活動中。

http://www.thetrophyz.com/、http://www.clubfolk.tv/、http://hirumart.blog7.fc2.com/

 

 

むすびめくん物語絵巻於歌舞伎町

笠尾敦司と歌舞伎町のお店の方々とNTTドコモユーザーの方々

 

ホストクラブなど歌舞伎町の特徴的なお店や場所の方にご協力いただき、そのお店の人の

「顔」とお店の特徴となる「もの」を結びつけて付喪神になって頂きました。このようにして生まれ

た付喪神と、笠尾敦司がNTTドコモと行っている携帯の「みんなのドコモ研究室」で実施してい

るケータイアートコミュニケーションで付喪神変換をされた付喪神とを集めて、12mのむすびめく

ん物語絵巻を制作しました。この長い絵巻を布に印刷し広場に展示します。

  

むすびめくん付喪神メッセージイラストhttp://musubime.mailpaint.com/mes_illust/list.php

みんなのドコモ研究室http://iappli.labs.nttdocomo.co.jp/

 

 

ホストクラブで生まれた付喪神

参加型アート・むすびめくん付喪神変換Tシャツ

笠尾敦司と来場者のみなさん(展示期間にいらしてください)

 

歌舞伎町のお店の方に付喪神になってもらいましたが、会期中来場者の皆様にも付喪神にな

って、歌舞伎町の将来を考えてもらいます。

歌舞伎町の将来を考えるには、歌舞伎町らしい「特徴的なもの」を探し出さなくてはいけません。

皆さんの知っているその特徴的な「もの」を教えてください。その「もの」とあなたの「顔」を付喪

神変換し、付喪神線画を作り出します。そして、付喪神になったところで、歌舞伎町に一言お願

いします。あなたから生まれた付喪神はTシャツにして翌日、洗濯物干し竿に干して展示します。

翌日以降会期中に取りに来られた方には、このTシャツを差し上げます。その場では顔から作っ

た顔線画を印刷して差し上げますので、会場で透明水彩で塗ることもできます。

歌舞伎町をよく知らないという方のために、歌舞伎町で発見した特徴的な「もの」から顔だし看

板を作りました。この顔だし看板は顔だけでなく手も出せます。歌舞伎町の特徴的な「もの」をた

くさん集めて横断幕にたくさん印刷しましたので、気に入ったものに顔と手を出して付喪神にな

りきってもらえます。

学生むすびめくんワークショップ「親子で付喪神になろう」とミニ講演会

東京工芸大学デザイン学科学生と星野優美子(10月2日13時より雨天の場合3日に順延)

 

学生が主体となってワークショップを行います。

歌舞伎町の将来を考える上でこどもは欠かせません。そして親子の関係も大切です。学生は会

期中親子でのご来場をお待ちしています。会期中の毎日13時からワークショップを開始します。

事前登録の必要はありませんので、定刻にお集まりください。ワークショップに参加された親子

の方々には、ワークショップで子供と制作した親子付喪神をTシャツに印刷してプレゼントすると

ともに、10月2日の「親子でクリエイティブを高めるために」と題した星野優美子氏の講演に優先

的に参加していただけます。

 

むすびめくんワークショップ「親子で付喪神になろう」概要

会場周辺を学生とともに親子で歩いて、自分たち親子と見立てられる「もの」を探してもらいます。

そして、見つけたものになりきった顔をしてもらい、学生は見つけた「もの」と「顔」を合わせて付

喪神を手で描きます。このようにしてできた付喪神の顔線画をお子さんと一緒に透明水彩絵の

具で彩色して仕上げます。最後にTシャツの絵柄にして完成です(Tシャツの枚数には限りがあり

ます) 。

 

講師プロフィール

星野優美子

PCMⓇ(プロセスコミュニケーションモデル)認定トレーナー(現在日本で17名)

選択理論心理士(現在日本で47名)

選択理論心理学会いじめ虐待防止委員、選択理論心理学会員

日本カウンセリング学会員

教育コンサルタント

ハッピーライフコンサルタント

人間関係アドバイザー

さいたま市ひなどり保育園顧問

 

 

 

 

 

基本情報

アーティスト・笠尾敦司(コミュニケーションアーティスト本イベントプランナー)

・松浦美佳(作曲家・ピアニスト)

・ヒルマ弘(ギタリスト)

主催むすびめくんプロジェクト実行委員会・東京工芸大学

むすびめくんプロジェクト実行委員会実行委員長: 中島幸恵実行委員長補佐: 白山詠美子

 

お問い合わせ先:

〒164-8678 東京都中野区本町2-9-5

東京工芸大学芸術学部コミュニケーションデザイン研究室

TEL: 03-5371-2728 (木・金・土9:30~17:00)

Email: info@mangaface.com

共催歌舞伎町タウン・マネージメント

協力歌舞伎町商店街振興組合・NPO法人クリエイティブスマイル・他

場所新宿歌舞伎町シネシティ広場

日時・展示: 9月28日(火)~10月3日(日)11時~19時

・参加型パフォーマンス: 10月2日(土)18時30分~21時

・搬入: 9月27日(月)

・搬出:10月4日(月)

※参加型パフォーマンスは雨天時3日(日)に順延