2011年12月09日

FOTOLIA、クリエイティブプロジェクト 「TENコレクション」をスタート 国際的トップデジタルアーティスト10人が制作した PSDレイヤーファイルを集めたコレクション、24時間限定で無料

フォトリア株式会社   http://www.fotolia.com
Fotolia(www.fotolia.com)は、2011年12月9日にTENコレクションをグローバルにスタートする。このTENでは、10人のアーティストが10個のテーマに従って制作した作品を、10ヶ月に渡って合計10個のPSDファイルを提供する。TENは、他に類を見ないプロジェクトで、デジタルアートを教育的コミュニティーという観点から推進する。世界の有名アーティストが制作したPSDレイヤーファイルを24時間限定で無料ダウンロードでき、デザイナーは、トップアーティストから技術を学び、自身の制作におけるステップアップができる。デジタルアート界において初めての試みとも言える企画である。
 
世界のトップデジタルアーティスト10人から技術やコツを学べる貴重なプロジェクト
TENコレクションのスタートがまだアイデア段階だった時に、”デジタルアート”、”グラフィックリソース”、”教育目的”という3つを1つのプロジェクトに盛り込む、というのがFotoliaの目標だったが、この構想は、2つのメジャーなデザインコミュニティー Wisibility と Amkashop とのパートナーシップによって実現した。プロジェクトが実施される10ヶ月間では、毎月10人のアーティストから1人が、Fotoliaで販売している画像を使用して制作した作品をPSD形式のファイルで提供する。このコレクションに参加する10人はデザイン業界で名の知れた次のアーティストである:
 
– Soemone(本名 Pierre Doucin)
– Trust in Elements(本名 Xavier Bourdil)
– Takeshi(本名 Emeric Trahand)
– The Hellohikimori studio
– Joolz(本名 Julien Morel)
– Graphic Travelling(本名 François Leroy )
– Pulssart(本名 Julien Donot)
– Xerty(本名 Brice Chaplet)
– Neopen(本名 Nicolas André)
– Elroy(本名 Damien Vignaux)
 
提供されるPSDファイルは、指定のテーマに従って制作され、A3サイズ(@150 dpi)で掲載、12月9日午前10時、またその後は毎月10日に24時間限定で無料ダウンロードが可能。また提供ファイルは、商用利用の場合、A3サイズ(@300 dpi)が700円で購入できる。
 
TENコレクションの公開に際し、Fotoliaは専用のウェブページ www.fotolia.jp/ten を設置、各アーティストの作品とそのPSDファイル(使用されたレイヤーや要素をすべて含む)を掲載していく。また、アーティストのテクニックやコツに注目した動画も公開する。
 
”この重大なグローバルプロジェクトは、パートナーとなる10人のアーティストの信頼と、本プロジェクトの教育的コミュニティーという目標に彼らが賛同してくれたことの結果と言えます。当初より、私たちは、すべてのクリエイターがトップデジタルアーティストのファイルに無料でアクセスし、自分のスキルを向上させられるようなチャンスを作りたかったのです。インターネット上のデザインコミュニティーにおいて、PSDファイルが最もダウンロードされるファイルの種類ですが、いくつかのグラフィック要素に限定される、簡単なフラットイメージに過ぎない、ということが少なくありません。TENコレクションで提供されるPSDファイルでは、使用された全ツールや、テクスチャー、ダイナミックフィルター、マスク、ブラシ等の要素などを、デザイナーが確認できるのです。”とFotoliaのCEO兼共同創立者 Oleg Tscheltzoffはコメントしている。
 
TENコレクションの初回アーティスト、Soemoneについて
最初にダウンロードできるPSDファイルは、ビジネスというテーマで Soemone によって制作され、12/9にwww.fotolia.jp/ten 上に掲載される。
作者の Soemone は次のようにコメントしている。”最初のPSDファイルでは、異なる文化や国の人々と背景にビジネスエリアを描き、人間が世界の仕事の心臓部分にあたることを表現しました。また、テクスチャーや効果の使用を通じて地球にやさしい発展というアイデアを反映させようと思いました。詳細は、12月9日に公開されるメーキングビデオを見てみてください。”
Soemone(本名 Pierre Doucin)は、都会的な、そしてヒップホップのカルチャーに大きな影響を受けたアーティストで、彗星のように現れた。独学で学んだこのアーティストは、5年経たずして、無名のグラフィッティアーティストから世界的に認知された作品を輩出するアーティストとなった。今日、グラフィックデザインからコラージュや写真撮影までの多くの技術を使い、彼自身を”イメージメーカー”であると言う。この業界に対する情熱が生まれたのは2006年、ちょうど彼がインターネット上のコンテストに優勝し、主催団体によって開催されたフェスティバルの広報を担当したことがきっかけだった。2008年には、ロンドンを拠点とするエージェンシー Factory 311 によって抜擢され、マンチェスターユナイテッドの仕事をする機会を与えられた。現在 Soemone は、Creative Syndicate と Début Art というエージェンシーの仕事をしている。これが、2010年に彼が有名なパリのイベント Who’s Next のアートディレクターに選ばれた経緯となった。また、彼はNumericable、Fnac、Royal Shakespeare Company、Intel、Sprite、Renault といった企業の仕事や、Publicis、DDB、TBWA、Euro RSCG といった広告代理店での仕事を担当した経歴を持つ。
 
TENコレクションの公式スタートは12月9日 午前10時であるが、事前の公開情報はこちらのページで確認できる: www.fotolia.jp/ten
 
 
 
Fotolia(フォトリア)について :
Fotoliaは、その適正価格、ロイヤリティフリー(追加の著作権使用料免除)、高品質写真、イラスト及び、HDビデオ(HD Video)などの世界最大級のコレクションにより、約300万人の登録者により世界中で利用されています。また、高品質画像コレクション、Infinite Collection TMにより、広範囲から収集される情報源となりうる画像、及び、専門性の高い画像の両方を提供する、世界初のマイクロストックであると紹介されています。Fotoliaは、2004年米国ニューヨーク市にて設立され、現在では、15の国と地域、12カ国語対応のウェブサイトにより、世界中に普及しつつあります。1,500万点を超えるFotoliaの掲載作品の選択は、次のサイトから可能です。 jp.fotolia.com
 
本リリースについての問い合わせ:
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角谷 美穂
電話: 03-6365-6461
Eメール: support-jp@fotolia.com