2011年12月21日

複合機やプリンターの消費電力量を可視化して節電対策を支援 情報漏洩対策+資産管理ツール「MaLion 3」の新バージョンを販売開始~新バーションからMacintosh PC の本格的なIT 資産管理に対応~

株式会社インターコム   http://www.intercom.co.jp/

コンピューターソフトウェア開発の専門会社、株式会社インターコム(本社:東京都台東区、代表取締役社長:高橋啓介)はこのほど、企業の情報漏洩対策とIT 資産管理を1 パッケージで総合的に支援するクライアントPC 運用管理ソフト 「MaLion 3 (マリオン スリー)」に新機能を追加した最新バージョン(Ver.3.20)を2011 年12 月29 日(木)より販売開始します。
本年3 月に発生した東日本大震災を発端とする電力不足の問題は、計画停電の実施や電車の間引き運転など日常生活の不便を強いる中で、「節電」に対する強い意識を国民全体に植え付けました。電力不足の問題が依然として続く中、節電への具体的な取り組みが家庭でも企業でも強く求められています。そのような現状を踏まえ、今回の「MaLion 3 (Ver.3.20)」では消費電力量を可視化して、組織における節電対策の指針や節電効果測定の数値とすることができる機能を新たに搭載しました。複合機やプリンターなど各種IT 機器の消費電力量を定期的に収集して、具体的な数値(Wh)で表示します。
また本バージョンでは、Macintosh PC(以下、Mac PC)のIT資産管理に対応しました。大学や専門学校、あるいはデザイン会社など組織内部にWindows PCとMac PCが混在するネットワークは決して少なくありません。その一方で、インベントリの収集からライセンス管理まで、Mac PCの本格的なIT資産管理に対応した商品は少ないのが現状です。
今回「MaLion 3」が対応することで、企業の資産管理担当者はOSの異なる各種PC端末のIT資産管理を一元化することができます。
その他、複合機など社内ネットワーク機器のMIB※1 情報を収集して機器の監視/管理を行う機能や、過去に適用したセキュリティポリシーの設定を履歴として残し、必要に応じて参照できる機能など様々な機能強化を行いました。
なお「MaLion 3」の現行ユーザーは、Ver.3.20へ無償でバージョンアップできます※2。
※1 MIB(Management Information Base)とは、ネットワーク機器が自分の状態を知らせるために公開する管理情報のこと。SNMPと呼ばれるネットワーク機器用の監視プロトコルを通じて情報のやり取りを行う。
※2 無償バージョンアップは、「MaLion 3 年間保守サービス」にご加入中のユーザーが対象となる。
〒110-8654 東京都台東区台東1-3-5
TEL:03-3839-6231(代表)

■「MaLion 3(Ver.3.20)」の強化ポイント
※詳細は下記Web サイトをご覧ください。
http://www.intercom.co.jp/malion/version320.html
【強化ポイント1】 IT 機器の消費電力量の可視化に対応、節電対策のための現状把握を支援複合機やプリンターといったオフィス内の各種IT 機器の消費電力量を定期的に収集・表示する「消費電力監視」を搭載しました(オプション)。本機能は、電力センサーを内蔵した本商品専用の電源コンセントを使用します。専用のコンセントを経由することで、接続するIT機器の電力量を収集して具体的な数値(Wh)で表示します。収集結果はCSV形式のファイルとして出力できますので、Excel などを活用してわかりやすいグラフデータなどを容易に作成することができます。
【強化ポイント2】 Mac PC の本格的なIT 資産管理に対応、Windows PC とMacPC の一元管理を実現インベントリの収集からライセンス管理まで、Mac PCのIT資産管理について正式に対応しました。これまでWindowsPCとMac PCが混在するネットワークでは「MaLion 3」による端末管理の一元化は不可能となっていました。今回の対応により、ユーザーはOSの異なる各種PC端末のIT資産管理を一元化することができます。
【強化ポイント3】 複合機やプリンターの監視に対応、エージェントレスの端末監視が可能にSNMP を経由して、複合機やプリンターといった社内ネットワーク機器のMIB 情報を収集する「ネットワーク機器監視」を搭載しました。ping を実行してネットワーク機器の死活を監視する機能も搭載しています。これまで、「MaLion 3」の監視対象はエージェントプログラムをインストールした端末に限られていました。今回の対応により、エージェントレスの端末についても、監視・管理が可能となりました。
※その他強化ポイント
・ システム管理者の作業負担を軽減する「リモートコントロール」について、Windows 7 64 ビット版に対応しました。
・ データベースに集約したログの保存先を分割する「分割とバックアップ設定」について、分割したデータベースファイル(収集ログ)の参照や復元に対応しました。
・ 「セキュリティポリシー設定履歴」の新搭載により、過去に適用したセキュリティポリシーの設定を履歴として残すことが可能となりました。
・ 「インストール済みソフトウェア台帳」について、 収集したソフトウェア資産に対して管理対象外とする設定が可能となるなど、細部の改善を行いました。

■販売開始日
2011 年12 月29 日(木)
■情報漏洩対策+資産管理ツール 「MaLion」 について
“標準機能の充実と高いコストパフォーマンス” をコンセプトに、企業の情報漏洩対策やIT 資産管理を総合的に支援するソフトウェアとしてインターコムが開発。2006 年6 月にVer.1 をリリースしました。
2010 年9 月にリリースした最新バージョンの「MaLion 3」では、 “オールインワンの標準機能” に加え、“使いこなせる” をキーワードにインターフェースを一新。累計1,000 万人以上に上る弊社商品ユーザーに応え続けてきた操作性の高さを、「MaLion 3」にもそのまま踏襲しました。また強度の異なる3 段階のセキュリティポリシー(操作監視ルール設定)を標準でご提供。管理者の導入負担の軽減につながるだけでなく、段階的にセキュリティ強度を高めていくことで、全社的なセキュリティ意識の向上を実現できるソフトウェアとなっています。
※商品情報サイト : http://www.intercom.co.jp/malion/

■株式会社インターコムの会社概要
設立 : 1982 年6 月8 日
代表取締役社長 : 高橋啓介
資本金 : 8,400 万円
本社所在地 : 〒110-8654 東京都台東区台東1-3-5 反町ビル
TEL : 03-3839-6231 (代表)
URL : http://www.intercom.co.jp/
事業内容 : 1982 年の創業以来、パソコン向け通信ソフトウェア専門の研究開発型カンパニーとして、「まいと~く」 「FALCON」 「Biware」など数々の商品を生み出し、今日ではパソコン業界を通して“通信のインターコム” との評価をいただくほどになりました。近年では、企業、学校、コンシューマー向けに、通信(レガシー/インターネット)、セキュリティ、ユーティリティ関連のソフトウェア・ハードウェアソリューションの研究開発・販売、EC ショップ運営などを行っております。

■本商品に関する問い合わせ先
株式会社インターコム
営業本部 MaLion 営業部 MaLion 営業グループ
TEL: 03-3839-6769
お問い合わせフォーム:
http://www.intercom.co.jp/contact/malion3/product.html

■本ニュースリリースに関する問い合わせ先
株式会社インターコム
営業本部 マーケティング部 広報宣伝グループ 山中 弘重、澤田 季治
TEL: 03-3839-6775
※interCOM は、株式会社インターコムの登録商標です。
※その他、記載されている会社名、商品名は、各社の登録商標または商標です。