2012年08月17日

株式会社三菱ケミカルホールディングス、グローバル人材管理を「COMPANY」で実現

株式会社ワークスアプリケーションズ  

株式会社ワークスアプリケーションズ(本社:東京都港区、代表取締役最高経営責任者:牧野正幸、以下 ワークス)は株式会社三菱ケミカルホールディングス(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:小林喜光、以下三菱ケミカルHD)より「COMPANY グローバル人事」ライセンスを受注いたしましたので、お知らせいたします。

●加速するグローバルビジネスにおいて、企業競争力の土台となる人材管理が急務に

三菱ケミカルHDは、三菱化学、田辺三菱製薬、三菱樹脂、三菱レイヨンという4つの事業会社から成り、約3兆円の売上のうち、海外売上比率が約3分の1を占めるグローバル企業です。現在約130の国と地域に海外現地法人・工場を持ち、近年ではM&Aによる海外企業の買収を進めるなど、ビジネスのグローバル展開を急速に推進し、国内海外含め約55,000名の社員を有するに至りました。

しかしながら、これまで各事業会社の本社人事部門では、海外法人における
経営幹部や将来の幹部候補といった重要な人材の把握が不十分であったため、優秀な人材の更なるキャリアアップを見据えてローテーションを行うことや、幹部候補に育成の機会を与えるなどの施策を十分に行えていないという
強い問題意識がありました。

今後、一層加速するであろうグローバルビジネスにおける競争力強化を目指し、国内外全ての人材の把握と適正配置実現と、更には海外における優秀な外国人スタッフの採用・発掘・育成を目的とした、HD本社ベースでのグローバル人事データベース整備が求められました。

● 全世界を対象とした人事データベースのスピード構築を実現する 「COMPANY グローバル人事」

全世界のグループ会社を対象とした共通の人事データベースを構築するに際して、各国で各々管理していた評価や職務グレードなどの統一が必要となり、実現までに多くのコストと時間を要することが懸念されました。
そうした状況下で、海外拠点の現行システムや管理体制を無理に統一せずに、グローバル人事データベースに自動的に情報を蓄積できる仕組みを持つ
「COMPANY」は、グローバル人事システム構築において重要な「構築スピード」や「情報収集の継続性」等の面で高く評価され、三菱ケミカルHDのグローバル人事データベースシステムとして採用されました。

「COMPANY」では新たに実装された「グローバルリンク機能」によって、各国が独自で採用している評価手法やグレードの情報をそのまま吸い上げ、グローバル人事データベース用の管理項目へ自動変換し、同一の指標上で情報を蓄積することが可能です。

《図説:添付の資料をご参照下さい》

これにより大規模システムを各国の拠点に導入する負荷なく、スピード感のあるグローバル人事データベースの構築が可能となります。
加えて、既に「COMPANY」を導入している4事業会社で構築された国内人材データベースと統合することで、国内外問わず、横断的な人事情報の一元化も実現されます。

また、蓄積された情報に加えて、将来経営を担うであろう幹部候補社員から
得意分野や今後のキャリア希望等を自己申告させることで、ワールドワイドでの経営人材のローテーションや最適配置の実現といったタレントマネジメントの実現も見据えております。

●日本企業の競争力を高める人事パッケージへ
「COMPANY」は国産のERPパッケージとして、日本ならではの細やかな人材管理に必要な機能はもとより、多言語対応やグローバルタレントマネジメント機能をはじめとした製品強化を進め、グローバルで活躍する日本企業を支援してまいります。

■本件に関するお問合せ先 
株式会社ワークスアプリケーションズ
広報担当:向井
TEL  :03-6229-1210 FAX:03-6229-1217 
Email:pr@worksap.co.jp