2012年09月24日

BTOパソコン.jp調べ『ノートPCの仕様の需要に関する調査結果』 消費者のニーズに合わないノートPCの供給が市場の活性化を鈍化させている原因?

BTOパソコン.jp   http://bto-pc.jp/btopc-com/
【調査概要】
・対象:BTOパソコン.jpサイト訪問者(有効回答数:1,503)
・期間:2012年9月13日(木)~2012年9月22日(日)
・方法:全5問 3~5項目より一択する必須回答形式
 
【質問内容】
1.HD解像度の場合11.6型と13.5型どちらを選びますか?
2.液晶画面の加工は光沢と非光沢どちらが好きですか?
3.ノートPCにテンキーは必要ですか?
4.搭載ストレージがHDD 1TBとSSD 120GBならどちらの仕様を選びますか?
5.本体の色は 黒/白/銀/その他 どれが好きですか?
 
<ノートPCのモニタはHD解像度の場合は大画面が好まれる>
 
ノートPCで好まれる物理的な画面サイズを調査するため、解像度をHD(1366×768)とした場合、大小いずれか2択とした際の選択は「15.6型」(59.7%)が約6割。「11.6型」(31.4%)と比較すると15.6型を選ぶユーザは約2倍。HD解像度ならより大きな画面を選択する結果となった。
 
<液晶パネルの加工は光沢より圧倒的に非光沢の需要が多い>
 
液晶モニタの表面加工に関しては「非光沢」(76.5%)が最も好まれており、約4人中3人が非光沢を選択。「光沢」(11.6%)を選択したユーザは、非光沢と比較し約1/7にとどまった。
 
<ノートPCのテンキーは必要より不要なユーザが若干多い>
 
テンキー搭載の有無に関しては「テンキーは不要」(43.8%)が最も多く「テンキーは必要」(31.8%)を上回る。
 
<大容量HDDより小容量でも高速なSSDが求められている>
 
ノートPCに標準搭載されるストレージについて、容量の少ないSSDと大容量HDDの2択とした場合、「SSD 120GB」(65.4%)を選択したユーザは過半数を超えており「HDD 1TB」(28.2%)を選ぶユーザは全体の3割に満たない。
 
<ノート本体の色は4割以上が黒、2割以上がこだわらない>
 
ノートPC本体のカラーバリエーションについては、最も好まれる色は「黒」(43.0%)、続いて「どれでも良い」(23.7%)となっており、「銀」(15.2%)、「その他(赤や青など)」(8.6%)が続く。
現状で出荷されるノートPCの供給とユーザの需要が乖離している項目が見受けられ、今後のPCベンダおよび製造元企業の方針に注目したい。
 
【関連サイト】
BTOパソコン.jp:http://bto-pc.jp/btopc-com/