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株式会社リクルートマーケティングパートナーズ（本社：東京都千代田区 代表取締役社長：鬼頭秀彰）が運営する、IT製品情報を掲載する無料会員制サイト『キーマンズネット』（http://www.keyman.or.jp/ ） は、IT製品の導入状況や製品の選定ポイント、IT担当者の関心事がわかるコーナー「IT担当者300人に聞きました」を公開しています。
今回は企業のIT担当者を対象に「ビデオ会議システムの導入状況」についてアンケートを実施しました。
導入目的、利用シーン、満足度など、ビデオ会議システムの導入状況を把握するための質問から、企業におけるビデオ会議システムの導入状況が明らかになりましたので、結果の一部をお知らせします。
▼「ビデオ会議システムの導入状況」記事はこちらから
http://www.keyman.or.jp/at/infosys/meeting/30005154/
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■「ビデオ会議システム」導入済みは43．7％。導入予定者の67．6％がタブレット・スマートフォンの利用を検討
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●現在の「ビデオ会議システム」の導入状況について
○導入状況
「既に導入済みである（追加リプレイスなし）」39．7％
「既に導入済みである（追加リプレイスあり）」4．0％
「新規で導入を検討している」3．7％
「必要性を感じるが、導入は検討しない」17．8％
「必要性を感じない」34．8％
○接続拠点数
「1～5拠点」39．9％
「6～10拠点」21．4％
「11～20拠点」13．4％
「21～40拠点」8．0％
「41～100拠点」5．0％
複数の拠点が参加するビデオ会議を実現する際にはMCU（多地点接続装置）が利用されるが、拠点数が多くなればある程度高額なMCUが必要になるため、拠点の多い企業でも、会議頻度の高い限られた拠点のみをつなぐ対応がなされているのかもしれない。
●「ビデオ会議システム」の「端末」としてタブレット・スマートフォンを利用するか
○「ビデオ会議システム」導入済みの方
「既に利用している」4．7％
「検討中」11．9％
「検討していない」83．4％
○「ビデオ会議システム」導入予定の方
「利用予定あり」8．8％
「検討中」58．8％
「検討していない」32．4％
「ビデオ会議システム」導入予定の方の中では、「検討中」を含めると67．6％がタブレット・スマートフォンの利用を検討していることが分かった。昨今では、スマートフォンやタブレット端末利用者の増加をはじめ、モバイルワークや在宅勤務などワークスタイルの変化に対応するために、BYOD（Bring Your Own Device：企業などで従業員が私物の情報端末などを持ち込んで業務で利用すること）に見られるようなモバイル端末の業務利用が増加している。このような背景から、今後導入を検討している方の中には、PCに加えてモバイル環境からの会議参加のニーズも増えてきているようだ。
▼さらなる分析結果はこちらから
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■利用シーンは「教育（Eラーニング・トレーニングなど）」が順位を上げる結果に
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●ビデオ会議システムを「導入済み」「導入予定」と回答した方の「利用目的」
○導入済みの方
「出張・移動コスト（交通費・宿泊費・人件費）・時間の削減」82．7％
「社内コミュニケーションの円滑化・活性化」70．0％
「社外コミュニケーションの円滑化・活性化」13．5％
「教育・Eラーニング・トレーニングなど」9．7％
「BCP対策（テロ・災害・疫病など）」8．9％
○導入予定の方
「出張・移動コスト（交通費・宿泊費・人件費）・時間の削減」87．9％
「社内コミュニケーションの円滑化・活性化」66．7％
「教育・Eラーニング・トレーニングなど」33．3％
「BCP対策（テロ・災害・疫病など）」24．2％
「社外コミュニケーションの円滑化・活性化」12．1％
同対象者に、ビデオ会議システムの「利用シーン」を尋ねたところ、ここでも「導入予定」で「教育（Eラーニング・トレーニングなど）」が順位を上げており、「導入済み」に比べて人材育成面での利用が増加していることが分かった。「導入済み」「導入予定」ともに、3位には「海外拠点とのやり取り」もランクインしており、ビジネスのグローバル化にともなう、海外拠点とのコミュニケーションなどのニーズが高まっているのかもしれない。
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■ビデオ会議システムの満足度76．2％。反面、「顔と顔をつきあわせないと伝わらない」といった声もあり
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●ビデオ会議システム「導入済み」の方の「満足度」について
○満足度
「とても満足している」9．8％
「まあ満足している」66．4％
「やや不満がある」19．6％
「とても不満がある」4．3％
まとめると「満足」と回答した割合は76．2％、「不満」は23．9％と、4人に3人以上は「満足」と回答する結果となった。
「やや不満がある」「とても不満がある」と回答した方からは、「音声が途切れたり、映像が乱れたりすることが多い」や「画面の解像度が低い。音声が途切れる」といった接続環境や端末に不具合などによる品質の乱れに不満が集中していた。その他、「最低限のことはできるが、意思の疎通というか、何かいま1つ、コミュニケーションが取れてないような気がする」、「面と向かって話しあわないと真意が伝わらない」といった、顔と顔をつきあわせた生のコミュニケーションと比較した際の不満なども挙げられていた。
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＜アンケート概要＞
○調査期間：2012年7月24日～2012年7月31日
○有効回答数：546
○調査対象：キーマンズネット会員
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