牛乳を毎日飲んでいる 32.1%
牛乳の購入場所 「スーパー」が9割強、50代では「コンビニ」が2割強
牛乳購入時の重視点 「価格」8割弱、世代が上がるにつれて「殺菌方法」を重視する傾向が顕著
牛乳に期待すること “骨を丈夫に”、“栄養バランス”、“便秘解消”
子どもの飲用で期待すること 高校生の母親では“イライラ予防”と“朝活の充実”が3割強
牛乳に混ぜるのは? 「生姜」「フルーツジャム」「サイダー」「麦茶」などに1%前後の支持
牛乳にピッタリ合うおやつランキング 1位「ホットケーキ」、“和菓子”を推す声が多い20代
牛乳を混ぜると美味しくなると思う料理 上位にラーメン
空の牛乳パック利用法 1位“リサイクル”6割強、小学生の母親では“子どもの工作材料”4割弱
牛乳の思い出 “牛乳を拭いたぞうきんの匂い”6割弱、“笑って吹き出した”約3割
“牛乳キャップにパッと息を吐いてひっくり返す遊び”の思い出 近畿で突出
パルシステム生活協同組合連合会(http://www.pal.or.jp )(本社:東京都新宿区、理事長:山本 伸司)は、「牛乳に関する調査」をモバイルリサーチ(携帯電話によるインターネットリサーチ)により、2013年2月8日~2月12日の5日間において実施し、1,000名(調査対象者:子どもがいる20歳~59歳の主婦)の有効サンプルを集計いたしました。(調査協力機関:ネットエイジア株式会社)
◆ 牛乳を毎日飲んでいる 32.1%
◆ 子どもの牛乳飲用頻度は母親次第?
はじめに、子どもがいる20歳~59歳の主婦(1,000名)に、牛乳の飲用頻度を聞きました。
まず、自分がどのくらいの頻度で牛乳を飲んでいるか聞いたところ、「毎日」が32.1%となり、『週1日以上(計)』は68.6%と7割近くになりました。一方、「まったく飲まない」は11.7%でした。
子ども(末子、以下同様)については、給食での飲用を除いた頻度を聞いたところ、「毎日」が35.4%、『週1日以上(計)』は71.7%と7割を超えました。
子どもの飲用頻度について、学年別に『週1日以上(計)』をみると、園児(86.3%)や小学生(85.6%)、中学生(84.1%)では8割半ばに達しました。
また、母親の飲用頻度別にみると、頻度が高い層ほど子どもの飲用頻度も高く、週5日以上飲む層や週1~4日飲む層の子どもでは『週1日以上(計)』が8割を超えました(週5日以上飲む層の子ども81.3%、週1~4日飲む層の子ども81.0%)。
◆ 牛乳の購入場所 「スーパー」が9割強、50代では「コンビニ」が2割強
◆ 牛乳購入時の重視点 「価格」8割弱、世代が上がるにつれて「殺菌方法」を重視する傾向が顕著
◆ 関東在住の50代の6人に1人が牛乳選びで「放射性物質の検査結果」を重視
自分か子どものどちらかが牛乳を飲む961名に、牛乳の購入について聞きました。
まず、どこで牛乳を購入しているか聞いたところ、「スーパー」が92.6%と最多で、「ドラッグストア」17.5%、「コンビニ」16.3%が続きました。
年代別にみると、「ドラッグストア」で購入している割合は若い世代ほど高く、20代では23.1%でした。また、「コンビニ」で購入している割合が最も高かったのは50代で22.4%でした。
次に、牛乳を購入することがある954名に、牛乳を購入する際に重視するポイントを聞いたところ、「価格」77.5%が最多で、「消費期限」61.6%、「味」40.4%、「メーカー・ブランド」28.0%、「乳脂肪分」26.7%が続きました。
年代別にみると、「価格」を重視するとした割合は若い世代ほど高く、20代(83.4%)、30代(81.5%)では8割を超えました。世代が上がるにつれて重視する割合が高くなる傾向が顕著に表れたのは「殺菌方法」で、50代(14.2%)では20代(4.7%)の約3倍の割合に達しました。
また、エリア別にみると、「放射性物質の検査結果」で地方差が明らかになり、東海エリア(4.1%)で低く、関東エリア(10.5%)で高くなりました。特に、関東エリアの50代では6人に1人(16.8%)と目立つ結果になりました。
◆ 牛乳に期待すること “骨を丈夫に”、“栄養バランス”、“便秘解消”
◆ 子どもの飲用で期待すること 高校生の母親では“イライラ予防”と“朝活の充実”が3割強
牛乳には様々な栄養が含まれていますが、自分か子どものどちらかが牛乳を飲む961名に、牛乳に期待することを聞きました。
まず、自分が牛乳を飲んでいる883名に、自分の飲用について期待することを聞いたところ、最も多かったのは「骨を丈夫にする」で79.8%と際立って高く、「栄養バランスを整える」49.3%、「便秘を解消する」32.4%、「イライラしなくなる」21.4%が続きました。
次に、子どもが牛乳を飲んでいる864名に、子どもの飲用について期待することを聞いたところ、「骨を丈夫にする」86.0%が最多で、「栄養バランスを整える」55.8%が続きました。3位以下をみると、「身長が伸びる」52.5%、「便秘を解消する」28.4%、「元気が出る」27.4%でした。
子どもの学年別にみると、園児や小学生の母親では「身長が伸びる」ことを期待している割合が他の学年の母親に比べて高く、園児の母親では74.5%、小学生の母親では75.7%とどちらも4人に3人の割合となりました。また、高校生の母親では「イライラしなくなる」32.9%や「朝活を充実させる」34.1%が他の学年の母親よりも高くなり、子どもの成長に合わせて、牛乳に対する母親の期待も変化していることが窺い知れる結果となりました。
◆ 牛乳に混ぜるのは? 「生姜」「フルーツジャム」「サイダー」「麦茶」などに1%前後の支持
◆ 牛乳とピッタリ合うおやつランキング 1位「ホットケーキ」、“和菓子”を推す声が多い20代
◆ 牛乳を混ぜると美味しくなると思う料理 上位にラーメン
牛乳は、そのまま飲んだり、何かと混ぜて飲んだりと、色々な飲み方ができます。また、飲むだけではなく、料理やお菓子づくりにも使えます。牛乳と相性が良いものは何なのかを探るため、“牛乳と混ぜるもの”や“牛乳にピッタリなおやつ”、“料理シーンでの牛乳の利用”ついて聞きました。
まず、自分が牛乳を飲む883名に、自分が牛乳を飲む際に混ぜることがあるものを聞いたところ、「コーヒー」75.2%、「ココア」52.5%、「紅茶」38.4%、「バナナ」18.8%、「イチゴ」15.7%が上位回答となりました。
上位の定番のもの以外の回答にも目を向けると、1%前後の回答を集めたのは、「生姜」1.5%、「フルーツジャム」0.9%、「サイダー」0.7%、「麦茶」0.6%、「ブランデー」0.6%、「ゆず茶」0.6%、「カラメル」0.6%、「コーラ」0.5%となりました。
次に、全回答者(1,000名)に、牛乳とピッタリな組み合せだと思うおやつを聞いたところ、「ホットケーキ」55.5%が最も多く、次いで、「ドーナツ」50.5%、「ビスケット」46.1%、「クッキー」45.5%、「カステラ」43.3%、「バームクーヘン」42.6%が続いており、焼き菓子との組み合せがピッタリだと思われているようです。年代別にみると、和菓子を推す声が20代で多く、「どら焼き」26.0%、「大判焼き」18.4%、「饅頭」10.8%となりました。
そして、牛乳を使ってよく作る料理やおやつを聞いたところ、「シチュー」85.5%が最も多く、「ホットケーキ」79.7%、「グラタン」63.2%、「コーンフレーク」42.3%、「フレンチトースト」41.4%が続きました。
また、牛乳を混ぜる(ちょい足し含む)と美味しくなると思う料理を聞いたところ、「カレーライス」35.5%が最多となり、「かぼちゃサラダ」18.3%、「ポテトサラダ」16.0%が続きました。そして、4位、5位に登場したのはラーメンで、「シーフードラーメン」13.9%、「みそラーメン」9.3%となりました。牛乳とラーメンの組み合せは、インスタントラーメンやラーメン店で商品化されていますので、賛否両論かもしれませんが試してみてはいかがでしょうか。
◆ 空の牛乳パック利用法 1位“リサイクル”6割強、小学生の母親では“子どもの工作材料”4割弱
牛乳パックは空になった後、工夫をすれば色々な使い道がありますが、どのように利用されているのでしょうか。
自分か子どものどちらかが牛乳を飲む961名に、空になった牛乳パックをどのようにしているか聞いたところ、「リサイクルに出す」61.2%が最も多く、「中をすすいでからゴミとして捨てる」24.0%、「まな板にする」20.4%、「廃油入れにする」17.9%、「子どもの工作材料にする」17.3%が続きました。リサイクルやすすいでからゴミとして出す割合が高くなりましたが、まな板や廃油入れ、子どもの工作材料に利用されていることもわかりました。
子どもの工作材料に利用している割合は、園児や小学生の母親では他の学年の母親より高くなり、園児の母親35.7%、小学生の母親38.5%で、リサイクルに次いで高い割合となりました。
◆ 牛乳の思い出 “牛乳を拭いたぞうきんの匂い”6割弱、“笑って吹き出した”約3割
◆ “牛乳キャップにパッと息を吐いてひっくり返す遊び”の思い出 近畿で突出
最後に、全回答者(1,000名)に、牛乳にまつわる小学生時代の給食の思い出を聞いたところ、「牛乳をこぼして拭いたぞうきんが臭かった」58.4%が最も多く、次いで、「牛乳キャップがビンの中に入ってしまった」31.1%、「牛乳を飲んでいる時に笑わせられて吹き出した」29.5%が続きました。
エリア別にみると、近畿エリアでは牛乳キャップで遊んだことを思い出に挙げる割合が他のエリアより高くなり、「牛乳キャップを収集していた」は32.0%、「牛乳キャップにパッと息を吐いてひっくり返す遊びをした」は22.5%と突出して高くなりました。
給食の時間にみんなで飲んだ牛乳は、大人になってからも多くの人と分かち合える「思い出の飲み物」と呼べるのではないでしょうか。
◆調査概要◆
◆調査タイトル:牛乳に関する調査
◆調査対象 :ネットエイジアリサーチのモバイルモニター会員を母集団とする、
子どもがいる20歳~59歳の主婦
◆調査期間 :2013年2月8日~2013年2月12日の5日間
◆調査方法 :インターネット調査(モバイルリサーチ)
◆調査地域 :全国
◆有効回答数 :1,000サンプル(有効回答から1,000サンプルを抽出)
(20代:250サンプル/30代:250サンプル/40代:250サンプル/50代:250サンプル)
◆実施機関 :ネットエイジア株式会社
調査協力会社 :ネットエイジア株式会社(担当:吉田)
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パルシステム生活協同組合連合会 広報部 担当:大野、石原
TEL :03-6233-7241
Eメール :pal-kouhou@pal.or.jp
受付時間 :10時00分~17時30分(月~金)
■■パルシステム生活協同組合連合会 概要■■
組織名 :パルシステム生活協同組合連合会
代表者名 :理事長 山本 伸司
設立 :1990年2月
所在地 :東京都新宿区大久保2丁目2-6ラクアス東新宿
業務内容 :会員生協の委託を受けた、商品・システム・基幹物流