2014年01月23日

~2013年度 ネパール支援活動のご報告~ 宮脇昭先生の指導のもと、命を守る森づくり 約140名が参加、ネパールでの植樹本数は述べ45万本に

株式会社山田養蜂場   http://www.3838.com/

創業以来65年以上はちみつなどミツバチ商品を扱っている 株式会社 山田養蜂場(本社:岡山県苫田郡鏡野町 代表・山田英生)は、森林伐採がすすみ土砂崩れなど大規模な災害が起こっているネパールの森林を再生するため、 2013年12月16~20日、宮脇先生のご指導のもと、現地の方と共に植樹活動を行いました。

 

 

 

 

 

ネパール植林
宮脇昭先生、日本人ボランティアとネパールラヤレ村の子供達

宮脇先生
植樹前日に行われた宮脇先生
講演会の様子

 

当社では、1999年より、カトマンズにてボランティアで日本語学校を開いているシャム・バハドゥル・ダンゴル氏(SHYAM・BAHADUR・DONGOL)の協力を得ながら、ネパールでの植樹活動を行っています。昨年までは、材木にできる木、薪にできる木、実のなる木、蜜源になる木など生活に役立ててもらえる木々を中心に植樹してきましたが、本年度からは、植物生態学の権威である横浜国立大学名誉教授の宮脇昭先生と藤原一繪先生にご指導いただき、現地の植生にあった種類の木々を植えています。私たちの植えた木が、ネパールの自然を回復し、人々の命を守る本物の森になってくれることを願っています。

【2013年実施概要】
・実施日時:12月17日/宮脇昭先生講演会 12月18日/植樹活動
・植樹本数:アラカシ、モチノキなどネパールに自生する樹種 約500本を植樹
・参加者:約130名(内、当社従業員ボランティアの参加15名)
・植樹場所:ラヤレ村(過去にも植樹実績あり)
・その他支援:現地の子供達へ衣服・文房具の寄贈、現地の学校へパソコン20台を寄贈 など

※写真がご入用の際は、お気軽にご連絡ください。

◇本件に関するお問い合わせ◇
株式会社 山田養蜂場 文化広報室 多田、関
〒708-0393 岡山県苫田郡鏡野町市場194 TEL:0868-54-1906(月~金 9:00~17:30、土日祝除く)
FAX:0868-54-3346 ホームページ: http://www.3838.com

【2013年度のネパール支援活動】
◆植樹活動
2013年度は、カトマンズ近郊のラヤレ村にて、もともとネパールに自生していた木である、シイ、モチノキ、アラカシ、ニッケイ、サクラ、オガタマノキ、ヒメツバキ、ヤマモモの8種類501本を植樹しました。ネパールでの植樹活動は今年で15年目を迎え、これまでの植樹本数は約45万本となりました。

◆文房具・衣類の寄贈
従業員から集めた子供用衣類や当社商品の「みつばちクレヨン」をツアー参加者が持参して、ネパール国内でボランティア活動を行っているシャム・バハドゥル・ダンゴル氏へ寄贈しました。シャム氏を通じて、必要とされている子供たちに配布する予定です。

◆パソコンの寄贈
会社より、シャム氏が経営するふるさと日本語学校や地域の学校へ合わせて20台のパソコンを寄贈しました。子供たちや日本語を学ぶ方々に活用していただく予定です。

【ネパールでの植樹活動の経緯】
1998年3月、ネパールのカトマンズで開催された第4回アジア養蜂研究協会大会に当社代表の山田が出席しました。その時、ネパールの人々の生活や自然環境の実情を視察し、自分たちのできることから協力ができないかと考えたことがきっかけとなりました。
当社が通信販売を継続していく上で、紙の消費は避けられませんが、再生可能な資源としての植林活動は当然なすべき使命です。 そこで、1999年7月に養蜂会議を通じてお付き合いが始まった日本語学校校長のシャム・バハドゥル・ダンゴル氏の協力を得て、デウラリ村のドゥデスワリドゥルガ小学校周辺に700本の植樹を行ったのが現在の植樹活動の始まりです。


■過去実績
植樹年度 植樹本数
1999年  700本
2000年  15,000本
2001年  35,000本
2002年  30,000本
2003年  50,000本
2004年  44,000本
2005年  10,000本
2006年  13,654本
2007年  17,234本
2008年  21,000本
2009年  50,660本
2010年  50,660本
2011年  50,530本
2012年  60,852本
2013年  501本
合計449,791本

【今後の展望】
本年は、来年以降の植樹に備えて、宮脇昭先生が提唱されている「ふるさとの木によるふるさとの森の再生」に基づいた土地本来の苗木を現地で育成するため、ビニールハウスの建設や種子の準備をすすめています。来年度以降は世界遺産に登録された「チャングナラヤン寺院」周辺で、ふるさとの森の再生を行っていく予定です。

世界遺産 チャングナラヤン寺院
世界遺産 チャングナラヤン寺院

宮脇先生2
【宮脇昭(みやわきあきら)先生プロフィール】

1928年生まれ。国際生態学センター長。横浜国立大学名誉教授。
ドイツ国立植生図研究所で潜在自然植生理論を学び、
世界を舞台に国内外、1700ヶ所以上に、合計4,000万本を超える植樹を行ってきた。
1991年「日本植生誌」の完成で朝日賞受賞
1992年 紫綬褒章受賞
2006年 ブループラネット賞受賞
2014年 「第5回 KYOTO地球環境の殿堂」殿堂入り

藤原先生
【藤原 一繪(ふじわら かずえ)先生プロフィール】

1944年生まれ。横浜国立大学卒業。
フランス中央研究機関(CNRS)、給費研究員(リール大学)、横浜国立大学環境科学研究センター助手などの経歴をもつ。
現在、横浜国立大学名誉教授、横浜市立大学特任教授。
宮脇先生と共に国内外での森作りを指導。
著書に「混源植物」「環境問題を考える」(共著)「東南アジアの植物と農林業」(共著)
「日本植生誌」全10巻(共著)など