2014年07月16日

仮想化環境における「仮想ハードディスク」の論理障害をほぼ100%復旧     ~最も多い論理障害はスナップショットファイルの誤消去~

株式会社アイティフォー   http://www.itfor.co.jp/

 株式会社アイティフォー(東京都千代田区、代表取締役社長:東川 清)は、急速に普及が進んでいる仮想化環境での仮想ハードディスクにおいて「ファイルを間違って消去してしまった」という論理障害(物理的な故障ではない障害)におけるデータ復旧サービスの拡販に乗り出します。企業のIT部門を対象に企業訪問を行うなど積極的な営業活動を展開します。一般的に仮想化は耐障害性に優れたシステムですが、複数のOS(基本ソフト)や複数のサービス(アプリケーションソフト)が1つの仮想化環境に混在していることからデータ構造が複雑で、一度障害が発生すると、そのデータ復旧は大変困難といわれています。
当社では仮想化におけるデータ復旧の専門技術者が世界最大規模のデータ復旧企業である米オントラック社の技術を用いて復旧作業を行います。論理障害においては、消去されたハードディスク領域に上書きさえされていなければほぼ100パーセントの復旧が可能です。また、リモートでの復旧にも対応します。
復旧に必要な作業日数と価格は見積もりベース(注1)。電話相談窓口は0120-010-183まで(24時間365日対応)。

◆最も多い論理障害はスナップショットファイルの誤消去
 当社が扱う事例で最も多い障害はスナップショットファイルの誤消去です。
代表的な仮想化ソフト「VMWare(ヴイエムウエア)」には前回のバックアップとの差分を取得する「スナップショット」という機能がありますが、ディスク容量を減らすために古いスナップショットを消去する際、間違って必要なスナップショットを誤消去するというものです(全体の42%)。この他にも仮想マシンのファイル格納場所を記録している「MAP情報」を誤消去する(同17%)、仮想ハードディスクで構築したRAID(注2)の障害において、再構築を行う際にハードディスクを入れ間違えて重要ファイルを誤消去する(同11%)、仮想ハードディスクをうっかり初期化する(同9%)などがあります。

◆ほぼ100パーセントの復旧が可能
 仮想化環境の復旧はハードディスク内に複雑に書き込まれたデータの解析力が成否を分けますが、当社では世界のトップブランド「米オントラック社」の技術を用いてデータ解析の専門技術者が万全の復旧作業を行います。論理障害においては、消去されたハードディスク領域に上書きさえされていなければ、ほぼ100パーセントの復旧が可能です。米オントラック社はアメリカ、ヨーロッパを中心に20万件以上の実績を持つ世界最大規模のデータ復旧会社です。

◆サービスを稼働させたままリモートでデータを復旧
 仮想化環境では複数のOSや複数のサービスが混在して稼働しているため、通常、データ復旧を行うためには稼働中のサービスをすべて止めてその仮想ハードディスクを取り出す必要がありますが、当社ではサービスを止めないリモートでの作業を実現しています。お客様が行う作業は専用のソフトをインストールしたPCを用意して、そのPCをお客様の社内ネットワーク経由でハードディスク障害が発生しているサーバーへ接続するだけです(注3)。

◆お客様無料相談ダイヤル:0120-010-183(24時間365日受付)

(注1)当社では仮想化データ復旧を含めたすべてのデータ復旧サービスを今後1年間で170件1億円の売上を目標とします。

(注2)RAIDとは複数のハードディスクを組み合わせて1台のハードディスクとして管理することで耐障害性を高める技術。RAIDを構築する際、仮想ハードディスクを利用する事例が増えています。

(注3)当社はお客様のPCをネットワーク経由でリモート操作することにより復旧作業を行います。リモートではイメージデータを操作するだけなので情報漏えいの心配はありません。

【プレスリリースURL】http://www.itfor.co.jp/ne/news/index.asp?nr=140716a

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株式会社アイティフォー(東証第一部 4743)
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広報部:中嶋、鶴見 TEL:03-5275-7914 Email:kouhou_ml@itfor.co.jp
代表取締役社長 東川 清