2015年02月18日

ファルコンストア、業界初の水平型コンバージド・データサービス・ プラットフォームを先行発表 まったく新しいSDS/データ保護ソリューションにより、オンプレミスやクラウド環境の データを包括的に管理/保護し、企業インフラストラクチャの最先端化を実現

ファルコンストア・ジャパン株式会社   http://www.falconstor.co.jp/

ファルコンストア・ジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:森本 雅之、以下、ファルコンストア)は本日、真の統合データサービスを実現する、まったく新しい水平型SDS(Software-Defined Storage)プラットフォーム新製品、FreeStor(TM)を5月発売に向けて先行発表しました。

15年におよぶファルコンストアの歴史において重要なマイルストーンとなるFreeStorは、業界初となる水平型のデータサービス・アプローチによって最先端のデータ管理を可能とする製品となります。 
ここ数年において仮想化の普及により、データリソース管理に関連する日常的なタスクは一部効率化されていますが、仮想および非仮想化リソース両方の保護、リカバリそして統合においては、仮想化レイヤーの登場でまったく新しいレベルの複雑さをもたらしています。

FreeStorの統合プラットフォームでは、単一の管理インタフェースを通じてあらゆるストレージ環境のマイグレーション、継続性、保護、リカバリそして最適化を可能とし、FreeStorが提供するすべての機能はストレージアレイ、サーバ、ハイパーバイザー、データセンターおよびクラウド間で管理されるデータ量に基づき、単一の価格で提供されます。

ファルコンストア本社社長兼CEO、Gary Quinnは次のように述べています。

「今日の多種多様なインフラストラクチャでキャプチャされ保存されているデータが膨大になり、データ管理を簡素化することが従来にも増して重要になっています。 古いストレージ・テクノロジーが企業に効果のないものとなり、ストレージ・オプションがデータ自体にとって不適切な状態にある今日、ファルコンストアはIntelligent Abstraction(TM)コアの進歩によって触発された画期的なテクノロジーを提供できることを大変光栄に思います。

 企業組織は、自社のビジネス、オペレーションそして予算に合った理想的なストレージ・インフラストラクチャを選択し、もっとも合理的な方法でビジネスを遂行する自由を手に入れることが可能になりました。 導入現場で鍛え上げられた仮想化、保護そしてマイグレーションのテクノロジーを15年にわたって提供し続けてきた実績を誇るファルコンストアだからこそ、事前想定可能な価格体系とパフォーマンスを実現し、データ管理サービスを集中統合する真の水平型SDSプラットフォームを初めて市場に提供できるのです。」

また、現行製品の最新版としてNetwork Storage Server(NSS)バージョン8.0、Continuous Data Protector(CDP)バージョン8.0、およびOptimized Backup & Deduplication(OBD)バージョン8.2も同時に発表いたします。 現行製品ではソフトウェア・ベースでのIOパフォーマンスの向上や遠隔地とのクラスター構成などによる可用性の強化など、急激に増えているデータ量や性能要求にも対応可能となり、目的別によるデータ管理要求にも柔軟に対応することが出来るようになりました。

これらの製品群により、オンプレミスやクラウド環境、物理や仮想環境、そして各環境間でのデータ移行や保護など、様々な異なる環境にある各種データを単一の管理インタフェースによって簡単に、そして柔軟にデータ管理を行うことが出来る様になります。

■新製品の主な特徴は以下のとおりです。
【FreeStor 製品コンセプト : Intelligent Abstraction(TM)コア】
FreeStor 統合プラットフォームの核となるのは、ファルコンストア独自の新しいIntelligent Abstractionコアです。Intelligent Abstractionコアは、極めて高度な拡張性を備えたストレージ・ハイパーバイザーを提供するとともに、データサービス・エンジンおよび自動化機能と連携して最適なレベルのパフォーマンス、保護およびリカバリを実現し、ストレージ・リソースのプロビジョニングと管理負荷を大幅に軽減します。Intelligent Abstractionコアは、ストレージ・リソースの種類、接続形態、ブランドそしてストレージ・リソース・プールへの伝送スピードを問わず、すべてを最適化します。ストレージ・リソースは、リソース・プール全体で共通の統合データサービスとともに物理および仮想アプリケーションへのプロビジョニングが可能となります。 Intelligent AbstractionコアをコンセプトとするFreeStorにより、単機能のポイント・ソリューションを多数利用する際の複雑さや互換性の問題を排除するとともに、多種多様な製品で構成されるストレージ基盤の管理負荷低減という、今日の企業が直面する課題を解決することが可能となり
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【FreeStor 製品概要】
ファルコンストアのFreeStorは、現在の企業組織におけるストレージ環境に計り知れないバリューをもたらす画期的なソフトウェア・プラットフォームで、フラッシュ・ストレージなどの新しいテクノロジーや機能を自社のビジネスや予算に合わせて採用し、統合することが可能になります。ビジネスを中断させることなく、あらゆる保存場所から任意の場所へとデータを自由に移動させることができ、データ管理はシンプルで使いやすい一元化を実現しています。

FreeStorを導入することにより、次のようなビジネス・バリューが即座にもたらされます。

・クラウドとのデータ移行、クラウド間のデータ移行を簡素化
FreeStorのコンバージド・データ管理サービスにより、企業組織の既存のオンプレミスITインフラストラクチャと、プライベート、ホスティング・サービスそしてハイブリッドのクラウドとの間で効率的なデータの移動、同期そして保護が可能
・レガシーなインフラストラクチャを置き換えることなく最先端化
ほとんどすべてのプラットフォームやデータの種類を網羅してシームレスに機能する新しいシンプルなツールが提供されるとともに、既存ハードウェアを有効活用して最先端化することが可能となり、制約の多いベンダー・ロックイン、ベンダー独自のツールそしてベンダー主導のビジネスモデルの束縛からの解放を促進
・Always-on(無停止)のビジネス継続性
ローカル環境における機能改善・強化に加え、アクティブ・アクティブもしくは、マルチサイトでの高可用性の実現により、ファイル、アプリケーション、さらにはサイト全体の確実な連続可用性を提供
・事前に想定可能な、シンプルで柔軟そして合理的な価格体系
すべてのデータ管理サービスは、年間サブスクリプションによるテラバイト単位の価格体系で提供され、24時間365日のサポートおよびソフトウェア・アップグレードも付属

また、FreeStorでは監視、レポートおよび構成が可能な一元管理機能を提供する管理GUIに加え、REST APIによる拡張にも対応します。 また、パフォーマンスも大幅に強化されており、SSDベースのストレージを使用する場合には、I/Oクラスタあたり1,000,000 IOPS以上を達成し、さらなる性能強化も可能となります。

さらに、ブロックベースでの重複排除およびバックアップの効率性も向上しており、ストレージの利用率がさらに改善されることにより、企業内のストレージ・フットプリントを削減し、加えてWAN用に最適化されたレプリケーションとデータ移動の効率化により、これまでの回線コストなどを含む運用コストを最大で95%低減することも可能になります。

FreeStorは主に以下の検討をされているユーザ様に最適です。

・現在レガシーなテクノロジーを利用し、Flashなどの最新テクノロジーの導入を検討している企業様
・プライベートやハイブリッド・クラウドの活用に関心のある企業様
・データを自社のクラウドへ移動し、一般的なデータ管理サービスの提供を検討しているMSP事業者様
・堅牢で完全なデータ管理サービス群を提供したいと考えているOEM希望ベンダー様

※MSP:Management Service Providerの略

【出荷時期】
FreeStorは、ファルコンストアのチャネル・パートナー様を通じて、5月の提供開始を予定しています。

また、同時発表いたします現行製品の最新版となるNetwork Storage Server(NSS)バージョン8.0、Continuous Data Protector(CDP)バージョン8.0、およびOptimized Backup & Deduplication(OBD)バージョン8.2は、本日より出荷が開始されます。

このたびの発表に際して、パートナー様よりご賛同文を頂戴しております。

SCSK株式会社 
執行役員プラットフォームソリューション事業部門ITエンジニアリング事業本部 本部長 池 直樹様
SCSK株式会社は、ファルコンストアによるコンバージドSDSプラットフォーム製品となるFreeStorの発表を歓迎します。 SCSKが提供するデータセンターを核にファルコンストアの最新テクノロジーを組み込むことにより、急激なデータ増加や性能強化の対応やハイブリッド・クラウド環境へのスムーズな移行支援など費用対効果を重視したお客様のデータ管理に対する様々な課題や要望にお答えできるものと確信しています。
SCSKでは今後、さらにファルコンストアとの連携を強化することにより時代の急激な変化に素早く柔軟に対応可能なクラウド型サービスを拡充してまいります。

パナソニック ソリューションテクノロジー株式会社 執行役員 細谷 明生様
パナソニック ソリューションテクノロジー株式会社は、今回のSoftware-defined Storageソリューションプラットフォームとしての新製品リリースを心より歓迎いたします。 弊社のビジネスにおいて、FalconStor社製品はバックアップ及び事業継続分野の主力商材として位置づけており、IT-BCPソリューションの中核を担っています。今回のSDSソリューション群展開へのシフトにより、大規模ユーザもターゲットとして推進できると期待しております。

■ファルコンストアについて
FalconStor Software, Inc.(NASDAQ: FALC)は、企業データの移動、保管、保護そして最適化に変革をもたらすソリューションを提供しています。2000年の創業以来、データ・マイグレーション、事業継続、ディザスタ・リカバリおよびバックアップと重複排除の最適化を実現するプラットフォームは、高い評価を受けています。ファルコンストアのソリューションは、データの可用性とシステムのアップタイムを最大限に向上することで、中断することのないビジネスの生産性を確保すると同時に、データ管理を容易にすることで運用コストを削減します。ファルコンストアのオープンな統合ソフトウェア・ソリューションによって、ベンダー・ロックインに陥る可能性が低減され、お客様のビジネスに理想的なアプリケーションやハードウェア・コンポーネントを柔軟に選択することが可能になります。ファルコンストアのソリューションは、世界中のOEMベンダー、主要システム・インテグレーターおよび販売代理店を通じて提供されています。

米国ニューヨーク州メルヴィルに本社を構えるファルコンストアは、北南米、ヨーロッパ・中東・アフリカおよびアジア太平洋地域でワールドワイドの事業を展開しています。ファルコンストアに関する詳しい詳細は、www.falconstor.com または www.falconstor.co.jp をご覧ください。
Twitter、YouTube、LinkedInの各メディアで、ファルコンストアの最新情報をご確認ください。

■本プレスリリースに関する報道お問い合わせ先:
ファルコンストア・ジャパン株式会社
マーケティング担当 近藤(こんどう)
TEL : 03-3556-0211 / E-mail : pr@falconstor.co.jp