創業以来65年以上はちみつやローヤルゼリーなどミツバチ産品を扱う株式会社山田養蜂場(本社:岡山県苫田郡鏡野町 代表・山田英生)は、2015年3月19日(木)から3月22日(日)までの4日間、中国広東省広州市にて約1,000本の試験植樹を実施、2020年までの5ヵ年植樹プロジェクトをスタートさせました。
当社では社員やボランティアの皆様と共に、1999年より国内およびネパールでの植樹活動を進めてまいりました。2001年からは砂漠化が進む内モンゴルに緑を蘇らせるため、植物生態学の権威である横浜国立大学名誉教授宮脇昭氏の指導のもと、現地での植生調査をスタート。2004年より実際に植樹を開始し、内モンゴルにて累計136万328本の植樹を実施、昨年9月に11年間に亘るプロジェクトが完結いたしました。
そして2015年、第三弾となる中国植樹プロジェクトを広州市でスタートいたします。広州市は内モンゴルと同様、経済発展に伴い森林破壊が進んでおり、特にレアアースや硫鉄鉱などの採石跡地の森林破壊が深刻で、早急な植生回復が必要とされています。これまで何度か現地でも植樹を試みてきたようですが、残念ながら全て失敗に終わっています。
そこで、土地本来の樹種に基づく植樹(宮脇式)を実践する宮脇昭教授の指導のもと、日系企業として初めて広州での植樹をスタートいたしました。本年度は試験植樹として約1,000本の植樹を実施、来年2016年より本格的な植樹をスタートさせ、年間4万本の植樹を行い、5年後の2020年までに約20万本の植樹を実施していく予定です。
2004年より現地の植生に合った木々を植える宮脇式植樹を啓発・実施してまいりました。
植樹前の林西県(2004年撮影) 10年後(2014年6月撮影)
【1999年~2014年までの総植樹本数】
・中国 内モンゴル 136万328本
・中国 安徽省 12万本
・ネパール 45万2,291本
・日本 12万5,159本
計:205万7,778本
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