音声気分解析技術を活用したセルフケアツールを提供するスマートメディカル株式会社(本社:東京都、代表取締役:柴﨑 望、以下、スマートメディカル)は、働く人と企業のこころの健康増進に寄与し、労働安全衛生法改正によるストレスチェック義務化にも対応するアプリケーション「じぶん予報」を2015 年9 月1 日に提供開始します。
■「すべての働く人と企業を元気にする」サービスの提供
スマートメディカルは気分予測アプリ「じぶん予報」を通して、すべての働く人と企業を元気にするサービスを展開していきます。
昨今、長時間労働や職場の人間関係トラブル等に起因する高ストレスが原因で、メンタル不全になる従業員が増加しています。その結果、休職者への傷病手当、欠員の補填等に頭を悩ませる企業も多くなってきました。こうした状況を背景に厚生労働省は労働安全衛生法を改正し、2015 年12 月より企業のストレスチェック義務化を決定しました。しかしながら、年1 回のストレスチェックだけでは、高ストレス予備軍や健康な従業員のメンタルヘルスを増進する予防的側面でのケアが十分に行き届かない点が懸念されます。
今回スマートメディカルにて展開する新事業は、「すべての働く人と企業を元気にする」をキーワードとしています。従業員自身によるこころの健康増進と職場チーム内での気分チェックにより、不調者の発見とケアだけでなく、高ストレス予備軍や健康な人も含めたすべての従業員がいきいきと仕事ができる環境作りを目指し、働く人と組織の活性化を視野にいれたサービスを提供します。
■自分の気分変化をスマホで予測する「じぶん予報」によるいきいきした職場づくり
「すべての働く人と企業を元気にする」打ち手として、スマートメディカルは、従業員自身が気分変動をセルフチェックできるアプリ「じぶん予報」をリリースします。「じぶん予報」は、スマートメディカルが有する音声から気分を解析する新技術「Empath(R)」1 を利用し、毎日音声を入力することで、その日の気分状態を計測。また、天候情報を気分とあわせて取得することで、天候に応じた気分の日内変動を予報します。従業員は自らの気分の変動を意識することで、あらかじめストレスに対する心構えを形成。こうした機能により、従業員のセルフケアを促進します。
また、チームの上長はチーム内の気分の遷移を日次で確認することができるので、モチベーションを上げるための施策を早めにとる事ができます。
音声による日々の気分チェック
チーム内の気分推移を可視化
さらに、「じぶん予報」は、順天堂大学医学部公衆衛生学教授 谷川武先生2(以下、谷川武教授と表記)監修の下、確実に労働安全衛生法改正に準拠したサービスを提供します。ストレスチェックの回答率向上、高ストレス者が面接・相談しやすい仕組みの提供、職場改善のサポート、機微情報へのセキュリティ等をシステムとサービスの両面で提供していきます。
スマホから簡単にストレスチェックを実施
企業のストレス判定をウェブ上で閲覧可能
「じぶん予報」は、首都圏を中心にNTT ドコモより販売。販売価格は定価350 円(1 アカウント/月)(税別)。既にアルバス株式会社、株式会社Lassic 等のICT 企業での導入が決定しており、株式会社TMJ ではスマートメディカルと今年2 月から行っている共同研究の一環として、コールセンターにおける品質向上(CS・応対・ES 等)のため、活用を進める予定です。
・ご利用対象のお客様
法人名義のお客様
・スマートメディカルのお問合せ窓口
jibun-yohou@smartmedical.jp
・NTT ドコモ側のお問合せ窓口
bpo-info-ml@nttdocomo.com
株式会社NTT ドコモ様からのエンドースメントの御紹介
株式会社NTT ドコモは、スマートメディカル株式会社の従業員向けEAP サービス「じぶん予報」
の提供開始を歓迎いたします。NTT ドコモは、スマートデバイスを活用した法人向けモバイル
ソリューションを販売しております。NTT ドコモは企業の皆様の働き方の変革をサポートしてい
くと共に、働く人の健康の維持にも貢献していく所存です。
株式会社NTT ドコモ 取締役常務執行役員 法人ビジネス本部長 髙木一裕
注釈
1「Empath(R)」とは、スマートメディカル株式会社の独自技術である音声気分解析技術。音声・発話等の物理的な特徴量から、発話者の気分の状態を独自アルゴリズムで判定し、気分状態を測定する技術。東京大学、奈良先端科学技術大学院大学での研究領域や株式会社NTTドコモの被災地支援事業で採用されました。2015 年3 月には、本技術を活用した取組みが第一回ジャパン・レジリエンス・アワード(一般社団法人レジリエンスジャパン推進協議会より)で最優秀賞を受賞いたしました。
2 谷川武教授プロフィール
順天堂大学大学院医学系研究科公衆衛生学講座教授。労働衛生コンサルタント。東京電力福島第一、第二原子力発電所、キヤノン阿見工場、ノバルティスファーマつくば研究所、愛媛県警、筑波大学附属駒場高等学校、サイバード、四電工をはじめ多業種の産業医を歴任。
<スマートメディカル株式会社概要> (http://smartmedical.jp/ )
スマートメディカルは、からだとこころによりそう医療の実現をめざし、PCC(プライマリケア・クリニック)事業とICT セルフケア事業を展開しています。PCC 事業は、駅ナカや駅前など生活動線上の立地に「かかりつけ医」機能を持つ多診療科クリニックを集積し、病気の予防に貢献することを目的としています。ICT セルフケア事業は、音声から気分状態を可視化するエンジン「Empath(R)(エンパス)」を利用し、メンタルヘルス対策やマーケティング等に役立つアプリケーションを開発しています。本技術は震災後の仙台市の仮設住宅でのプロジェクトでも採用され、利用者の気分状態を検知し、ストレス対処やスタッフの離職率低減に貢献しました。
・設立 :2010 年11 月26 日
・本社所在地 :東京都千代田区紀尾井町3 番8 号
・代表者 :代表取締役 柴﨑 望
・資本金 :2 億3,620 万円(資本準備金を含む) ※2015 年1 月現在
・事業内容 :PCC(プライマリケア・クリニック)事業
ICT セルフケア事業
バルケー事業
■本リリースに関する問合せ先
スマートメディカル株式会社 ICT セルフケア事業部 下地
TEL :03-3230-4010
Email :pr@smartmedical.jp