セリスタ株式会社(東京都千代田区、代表取締役 伊藤承正、電話03-3863-1003)は、2017年9月10日(日)に医師・医療従事者向けに『第3回AGEs糖化測定セミナー』を開催します。
AGEs:Advanced Glycation End-products(最終糖化生成物)は、近年世界中で注目されている老化物質のひとつです。体内の様々なアミノ化合物(コラーゲンやエラスチンなど)が、糖の反応を受けシッフ塩基を介してアマドリ化合物に変化します。アマドリ化合物は一般的に「糖化たんぱく」とも呼ばれるヘモグロビンA1cやグリコアルブミンなどのことです。
このアマドリ化合物は「可逆的(もとに戻ることができる)」なもので、体内のHbA1が上昇しても、生活習慣を改善すると数値は下がります。ところが、このアマドリ化合物が活性酸素による酸化反応を中心に、脱水・縮合反応などの複雑な反応を受けることで「AGEs:最終糖化生成物(終末糖化産物)」に変化し、このAGEsを分解して排出するのは困難なことから「不可逆的(もとに戻ることができない)」な物質といわれています。
AGEsが体内の組織や血管壁に溜まると、アテローム性動脈硬化をはじめとする様々な血管疾患、糖尿病、腎症、骨粗鬆症、神経変性疾患などのリスクが上昇します。特に糖尿病性合併症には深く関与し、様々な病気の予兆を捉える検査として有用です。
世界で初めて体内のAGEsを非侵襲的・短時間で測定を可能にした検査機械が『AGE Reader(オランダDiagnoptics社製)』です。
第3回目となる今回のAGEs糖化測定セミナーでは、このAGE Readerを活用した最新の臨床研究データを基に、国内のAGEs研究と臨床において第一線で活躍している7名の先生にご講演頂きます。
予防医療を実践する医師・医療従事者の方をはじめ、臨床研究をしている大学や研究機関の皆様のために耳よりの最新研究データを準備・企画しております。
万障お繰り合わせの上、ご来席賜りますようお願い申し上げます。
【セミナー概要】
■開催日:2017年9月10日(日)10:00~17:30
■会場:東京 大手町サンケイプラザ
東京都千代田区大手町1-7-2 東京サンケイビル
■定員:150名/医師・医療従事者
■参加費:一般 5,000円(税込)
:セリスタ製品ユーザー 4,000円(税込)
■主催:セリスタ株式会社
《演題・講師》
講演1:「小児の神経発達と糖化~自閉症やダウン症と糖化の考察から~」
伊藤 明子氏/赤坂ファミリークリニック院長、NPO法人Healthy Children, Healthy Lives代表理事、東京大学医学部附属病院小児科医師、東京大学大学院医学系研究科公衆衛生学/健康医療政策学教室客員研究員
講演2:「皮膚AGEsから循環器疾患の病態に迫る」
藤野 祐介氏/新東京病院 心臓内科部長 兼 糖尿病内科医長
講演3:「心血管マーカーとしてのAGEs-Skin autofluorescenceの可能性」
田中 健一氏/福島県立医科大学医学部 腎臓・高血圧内科
講演4:「糖化ストレスに関するデータUPDATE:メラトニン・AGE breakerなどなど」
米井 嘉一氏/同志社大学 生命医科学部 アンチエイジングリサーチセンター 糖化ストレス研究センター / 教授
講演5:「AGEsの分子認識 -in vitroとin vivoの最新知見-」
井上 浩義氏/慶應義塾大学医学部科学教室
講演6:「抗AGEs療法の最前線」
山岸 昌一氏/久留米大学医学部糖尿病性血管合併症病態・治療学 教授
講演7:「超高齢時代とAGEsの臨床的意義」
久保 明氏/医療法人財団百葉の会 銀座医院 院長補佐・抗加齢センター長、常葉大学健康科学部 教授
『AGE Reader:非侵襲最終糖化生成物測定器』に関する詳しい情報はこちら!
↓↓↓↓
https://www.ages.jp/
◇本件に関するお問い合わせ先◇
___/_/_/_/_/ セリスタ株式会社/ Selista Inc._/_/_/_/_/_/
___/ マーケティング本部
__/ 〒101-0032 ※事務所移転します!(郵便番号・電話&Fax番号は変わりません)
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