2022年11月30日

食品業界初、植物由来合繊素材採用
食品工場用作業服「プロホワイト®」2022年11月よりリニューアル販売開始

ミドリ安全株式会社   https://www.midori-anzen.co.jp/ja/

安全靴や作業着等を販売するミドリ安全株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:松村 不二夫)は、東レ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:日覺 昭廣、以下「東レ」)が製造する部分植物由来ポリエステル繊維「エコディア®PET」を使用したミドリ安全オリジナル作業服「プランテックス」シリーズに、食品工場用作業服「プロホワイト®」を新たに加え、2022年11月より販売を開始いたしました。
(通販サイト等では従来モデルが完売次第、順次製品を切り替えていく予定です)

食品工場用作業服で部分植物由来合繊素材を採用するのは業界初(※)となり、今後も環境負荷低減の取り組みを様々なワーキングウェアに広げていく予定です。 
※2022年8月時点 自社調べ 発行済み他社カタログ調査

  • 食品工場用作業服プロホワイト(一部ラインナップ)

VEHS3229W 上 ホワイト
定価:9,300円(税別)

VEHS3229B 上 ブルー
定価:9,300円(税別)

VEHS3229G 上 グリーン
定価:9,300円(税別)


VEHS3229N 上 ネイビー
定価:9,300円(税別)

開発経緯
当社ではこれまで、食品工場用作業服「プロホワイト®」シリーズに東レの透け防止(フルダル)・異型断面繊維 スプリンジー®を使用し主力商品として販売してきましたが、2022年11月より順次スプリンジー®を植物由来合繊素材にリニューアルしていきます。
スプリンジー®を使用したウェアは、軽量で通気性・吸汗速乾性に優れ、プロホワイト®シリーズの中で最も人気のある商品で、生地に換算すると年間37万m以上(幅150cmとして換算)販売しています。これをすべて「エコディア®PET」素材へリニューアルすると、ブナを主体とする天然林が一年間に吸収・蓄積するCO2の量に換算し、東京ドーム約3個分の面積となり、CO2排出量を削減する効果があります。
※試算にあたっては、東レにて前提条件を設定しており、あくまでも前提に基づく計算値です。

「エコディア®」について
「エコディア®」は、東レグループのバイオマス由来ポリマー素材・製品の総合ブランドで、東レの登録商標です。
「エコディア®PET」は、植物由来の再生資源(サトウキビ廃糖蜜)を粗原料とした部分植物由来ポリエステル素材です。

 

 

 

 

 

「プランテックス」について
プランテックスは、ミドリ安全の植物由来合繊素材を使用したユニフォーム製品群のブランド(登録商標)です。
https://plantex.midori-uniform.jp/about/

 


カーボンサイクル(植物由来炭素の循環)


石油由来ポリエステル製品と部分植物由来ポリエステル製品の製造工程の違い

【補足説明】
※1:「生態系サービス」とは、生態系から得られる便益で、O2や原材料の供給など。
※2:「再生資源」とは、「資源の有効な利用の促進に関する法律」に定められた用語で、プランテックス®では植物由来の再生資源として「サトウキビ廃糖蜜」を採用しています。

植物由来の炭素は大気中のCO2を増やしません 
石油などを粗原料とした化石資源由来の合繊製品は、最終的には焼却され、地下から大気への一方通行での「炭素移動」になります。そのため、大気中のCO2濃度を増加させ、地球温暖化の主原因の一つにもなっています。
一方、サトウキビ廃糖蜜などを粗原料とした植物由来の合繊製品の場合、含まれる植物由来の炭素は、植物が光合成時に大気から吸収したものであり、仮に焼却(ごみ発電など)をされても大気中のCO2濃度を増やしません。

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