社内ラジオを用いて社員を会社のファンにする株式会社オフィスエンニチ(本社:大阪市住之江区、代表取締役:高間 俊輔)は、全国のビジネスパーソン920名を対象に、「社内コミュニケーションに関するアンケート調査」を実施しました。
会社で「ありがとう」って言われていますか!? チームメンバーの悩みって何!?
コロナ禍によりテレワークやオンラインでのコミュニケーションが一般的になり、社内コミュニケーションにも大きな変化が訪れました。社員同士が顔を合わせる機会が少なくなり、コミュニケーションが減ったことの対策として、様々な取り組みを行う企業も増えているようです。そこで当社では、仕事上でのチームメンバーとの関係性や、感謝のコミュニケーション、社内報の役割など、現代の社内コミュニケーションの実態に注目し調査を実施いたしました。
結果概要1
・半数以上のビジネスパーソンが1日平均3回以上「ありがとう」と言われている
・「ありがとう」と言われていないビジネスパーソンは23.6%
・約6割が仕事で関わる人からの感謝を実感している
結果概要2
・2人に1人が仕事のチームメンバーと相互理解できていると回答
・半数以上がチームメンバーの悩みやストレスに気付いていない
・7割以上が社員同士の相互理解が仕事の意識に影響を与えると回答
・経営者の悩みやストレスを知っているビジネスパーソンは31.4%
結果概要3
・社内報を活用している企業は63.4%、社内報を読んでいる社員は63.6%
・社内報による理解促進、最多回答は「社員紹介(74.5%)」
Q1.あなたは会社(仕事上)で1日平均何回「ありがとう」と言われていますか?(n=920、単一回答方式)
半数以上のビジネスパーソンが1日平均3回以上「ありがとう」と言われている
「ありがとう」と言われていないビジネスパーソンは23.6%
全国のビジネスパーソン920名を対象に、会社で1日平均何回くらい「ありがとう」と言われているか質問したところ、3回が20.1%、7回以上が16.0%、2回が12.5%と続き、3回以上と回答した方が54.3%と、半数以上のビジネスパーソンが1日平均3回以上「ありがとう」と言われていることが分かりました。一方で最多回答となったのは「言われていない」で23.6%という結果になりました。
Q2.あなたは仕事で関わる人からの感謝を感じていますか?(n=920、単一回答方式)
約6割が仕事で関わる人からの感謝を実感している
また、仕事で関わる人からの感謝を実感できているか質問したところ、59.7%が「感じている」(感じている:24.3%、どちらかというと感じている:35.4%)と回答しました。約6割のビジネスパーソンが仕事で関わる人からの感謝を実感しながら、働いていることが分かりました。
Q3.あなたはチームメンバーと相互理解できていると思いますか?(n=920、単一回答方式)
2人に1人が仕事のチームメンバーと相互理解できていると回答
仕事上のチームメンバーと相互理解できているか質問したところ、51.6%が「相互理解できている」(相互理解できている:9.1%、どちらかというと相互理解できている:42.5%)と回答しました。コロナ禍の影響などにより、社内コミュニケーションの減少を危惧する声が多い中、ビジネスパーソンの2人に1人はチームメンバーと相互理解できていると感じているようです。
Q4.あなたはチームメンバーについて、どのようなことを知っていますか?(n=859、マトリクス/単一回答方式)
※チームメンバーがいない方を除く
半数以上のビジネスパーソンはチームメンバーの悩みやストレスに気付いていない
続いて、チームメンバーについてどの程度知っているか質問したところ、「経歴」については61.7%(知っている:18.6%、どちらかというと知っている:43.1%)、「趣味/好きなこと」 が53.5%(知っている:14.3%、どちらかというと知っている:39.2%)、「仕事観のモチベーション」が52.1%(知っている:13.3%、どちらかというと知っている:38.8%)、「家族のこと」が50.7% (知っている:14.3%、どちらかというと知っている:36.4%)と、それぞれについて半数以上が知っていると回答しました。
一方で、「悩んでいることや、ストレスに感じること」については、53.9%(知らない:18.5%、どちらかというと知らない:35.4%)が知らないと回答しました。
Q5.あなたは社員同士が相互理解することにより、職場での意識に影響を与ると思いますか?(n=920、マトリクス/単一回答方式)
7割以上が社員同士の相互理解が仕事の意識に影響を与えると回答
社員同士の相互理解が職場での意識にどの程度影響を与えるか質問したところ、「働きやすさ」については81.5%(影響する:35.7%、どちらかというと影響する:45.8%)、「エンゲージメント」が74.0%(影響する:27.2%、どちらかというと影響する:46.8%)、「幸福度」が73.3%(影響する:27.2%、どちらかというと影響する:46.1%)、「チームワーク」が80.7%(影響する:36.6%、どちらかというと影響する:44.1%)、「企業への愛着度」が75.5%(影響する:29.7%、どちらかというと影響する:45.8%)とそれぞれについて7割以上が社員同士の相互理解が仕事の意識に影響を与えると回答しました。
Q6.あなたは経営者について、どのようなことを知っていますか?(n=920、マトリクス/単一回答方式)
経営者の悩みやストレスを知っているビジネスパーソンは31.4%
経営者についてどの程度知っているか質問したところ、「仕事へのモチベーション」については38.3%(知っている:10.4%、どちらかというと知っている:27.9%)、「家族のこと」が34.4%(知っている:10.5%、どちらかというと知っている:23.9%)、「悩んでいることや、ストレスに感じること」が31.4% (知っている:10.9%、どちらかというと知っている:20.5%)、「経営方針」が49.9%(知っている:14.9%、どちらかというと知っている:35.0%)、「将来に描いているビジョン」が45.7%(知っている:12.1%、どちらかというと知っている:33.6%)という結果になりました。
Q7.あなたは社内報を読んでいますか?(n=920、単一回答方式)
社内報を発行している企業は63.6%、社内報を読んでいる社員は40.4%
次に、社内報を読んでいるか質問したところ、読んでいる方が40.4%、読んでいない方が23.2%、社内報がないと回答した方が36.4%という結果になりました。
<ご参考> 社内報の新しい形「社内ラジオ」について
社内ラジオは社内のコミュニケーションを活性化させる特徴を備えたツールです。一般の社内報(紙)と比較し、ラジオは「ながら視聴」が特徴。“タイパ”を重視するビジネスパーソンが増加している昨今、新たな社員コミュニケーションの取り組みとしてお勧めです!
「社内ラジオ」の4つの特徴
①人柄が伝わりやすく、手軽に楽しくできる
②音質にこだわると重要な内容であると認識されやすい
③長時間、聞かれやすいため、ファンを増やしやすい
④記憶に残りやすい
「社内ラジオ」の始め方はこちらから https://bit.ly/47U9zXy
Q8.あなたは社内報を通じて会社に対しての理解が深まりましたか?(n=372、マトリクス/単一回答方式)
社内報による理解促進、最多回答は「社員紹介(74.5%)」
社内報を読んでいると回答した372名を対象に、社内報を通じて会社に対してどの程度理解が深まったか質問したところ、「社員紹介」については74.5%(理解が深まった:21.0%、どちらかというと理解が深まった:53.5%)、「企業理念」が65.1% (理解が深まった:14.0%、どちらかというと理解が深まった:51.1% 、「商品/サービス」が66.1% (理解が深まった:17.7%、どちらかというと理解が深まった:48.4% )、「経営者の想い」が69.3% (理解が深まった:18.0%、どちらかというと理解が深まった:51.3%)という結果になりました。社内報によりもっとも理解が深まったのは「社員紹介」ということが分かりました。
<調査概要>
調査対象 20歳から 59歳、全国のビジネスパーソン男女 920名(男性: 460名、女性 460名)
調査期間 2023年 11月 16日~ 11月 20日
調査方法 インターネットリサーチ
※本リリースによる調査結果をご利用いただく際は、 「 オフィスエンニチ 調べ」 と付記のうえ、ご使用くださいますようお願い申し上げます。
【社内コミュニケーションに関するアンケート調査】解説
株式会社オフィスエンニチ(https://office-ennichi.com/)
代表取締役 高間 俊輔
当社は社内向けのラジオ(ラジオ社内報)を使ってインナーブランディングを行う会社です。企画、DJ、編集まですべての工程を行います。
多くの顧客企業で運営する中で、社員のパーソナルな内容をインタビューする社員紹介がよく聞かれています。このことから、「社員は同じ会社で働く仕事仲間のパーソナルな事柄、ストレスやモチベーションの感じ方などを意外と知らないのではないか」という仮説を立てました。今回の調査はこの仮説検証のために実施したものです。また、社員が「ありがとう」と言われている頻度も同時調査を行いました。
日頃、面と向かって言いづらい「ありがとう」。ラジオはそれを伝える格好のツールです。当社も顧客企業で「ありがとう」を伝えるコンテンツづくりを行っておりますが、実際にどのくらいの人が感謝されているのか、また、感謝されていないのか、を掴みたいという思いで調査を実施しました。
社内ラジオの可能性はとても大きいです。
社員紹介のインタビューや、普段、照れくさくて言えない「ありがとう」を伝えるラジオづくりは、比較的手軽にできるうえに、社内のコミュニケーションに温かみや活性化効果をもたらします。
社内のコミュニケーション活性化の施策として、検討してみてはいかがでしょう?