2012年07月25日

木村伊兵衛写真賞 受賞作家 高木こずえ氏(本学芸術学部2007 年卒業生) による3m×12m サイズの巨大写真作品「琵琶島」 東京工芸大学中野キャンパスⅡ期工事竣工式にて除幕!

学校法人東京工芸大学   http://www.t-kougei.ac.jp/
東京工芸大学(学長:若尾真一郎、所在地:東京都中野区)では、7月31 日(火)に中野キャンパス1号館Ⅱ期建設工事竣工式を開催し、同校舎内に常設展示される巨大写真作品「琵琶島」(幅3.301m×縦12.358m)の除幕を行い、初披露します。
 
東京工芸大学では中野キャンパスリニューアル工事を実施しており、2 期にわたる工事を経て、このたび1号館が完成しました。1号館エントランスは4階分の高さがある吹き抜になっており、この壁面に巨大写真作品を設置します。その大きさゆえに、消防法上は構築物と見なされるため作品に耐火加工を施すなど、通常の作品にはない技術上の工夫を凝らしての展示となります。
 
写真制作を担当したのは木村伊兵衛写真賞受賞作家であり、本学卒業生の写真家、高木こずえ氏です。高木氏は、本学在籍時にキヤノン写真新世紀でグランプリを受賞した「Insider」をはじめ、木村伊兵衛写真賞の受賞作となった2 つの作品「MID」と「GROUND」、さらに昨年発表された生まれ故郷を撮った作品「SUZU」など、一作発表するごとに大胆に作風を変え、その斬新かつ柔軟な多様性が高く評価されています。今回の巨大な新作「琵琶島」でも、また新しい写真表現に挑んでいます。なお、当日は作者を招いての除幕式を行います。
 
中野キャンパスは、この類を見ない巨大写真作品が象徴するように、本学が誇るメディアコンテンツ芸術の新たな情報発信拠点であり、新しい文化の創造に貢献していきたいと考えています。
 
東京工芸大学中野キャンパス1号館Ⅱ期建設工事竣工式 エントランス壁面作品披露 日時
 
日 時 2012 年7 月31 日(火) 11:30~11:40
 
会 場 東京工芸大学 中野キャンパス 1号館
      東京都中野区本町2-9-5
      東京メトロ丸ノ内線/都営大江戸線 中野坂上駅より徒歩約7分
 
報道関係の皆様:取材にお越しいただける場合は、お手数ですが事前に下記までご連絡ください。
 
東京工芸大学 学事部広報課 電話 : 046-242-9600/ FAX046-242-9638
担当 : 田川、林 e-mail :university.pr@office.t-kougei.ac.jp
 
※会場の都合上、除幕式当日の一般の方の観覧はお断りさせていただいております。何卒ご了承ください。
※8 月4 日にはオープンキャンパス特別企画として、高木こずえ氏による本作についてのトークショーを行います。
  日時:8 月4 日(日)12:30-13:30 中野キャンパス1 号館エントランスにて
 
高木こずえ氏 プロフィール
1985 年長野県生まれ。2007 年東京工芸大学 芸術学部写真学科卒業。
2006 年キヤノン写真新世紀グランプリ、エプソン・カラーイメージングコンテスト準グランプリ受賞。2009 年VOCA 展府中市美術館賞受賞。2010 年第35 回木村伊兵衛写真賞、第15 回信毎選賞受賞。国内外にて個展、グループ展多数参加。写真集に『GROUND』、『MID』(ともに赤々舎)、『SUZU』(信濃毎日新聞社)。
 
東京工芸大学概要
東京工芸大学は、大正12年、当時メディアの最先端であった我が国最初の写真の専門学校として設立されました。現在は工学部と芸術学部の2学部からなる特色ある4年制大学へと発展しています。芸術学部では、我が国初のアニメーション学科や、東日本初となるマンガ学科を開設するなど、常にメディア芸術・コンテンツ芸術の発展に先導的役割を果たしています。
 
理事長・学長
学校法人東京工芸大学 理事長 岩居文雄(いわい ふみお)
東京工芸大学 学長 若尾真一郎(わかお しんいちろう)
 
所在地
法人本部 東京都中野区本町2-9-5
中野キャンパス 東京都中野区本町2-9-5
厚木キャンパス 神奈川県厚木市飯山1583
ウェブサイト: http://www.t-kougei.ac.jp/
 
設置学部・大学院等
【工学部】 メディア画像学科、生命環境化学科、建築学科、コンピュータ応用学科、電子機械学科
【芸術学部】 写真学科、映像学科、デザイン学科、インタラクティブメディア学科、アニメーション学科、ゲーム学科、マンガ学科
【大学院工学研究科・芸術学研究科】 博士前期/後期課程