株式会社リクルートホールディングス(本社:東京都千代田区 代表取締役社長 兼 CEO:峰岸真澄)の実証研究機関であるメディアテクノロジーラボは、複数のAPIを組み合わせて開発された新しいWebサービスを、企画、アイデア、技術の側面から審査・評価するコンテスト「Mashup Awards 8」の審査結果を、11月15日(木)の表彰式において下記のとおり発表致しました。「Mashup Awards」とはWeb開発者が開発したWebサービスを通して技術、デザイン、アイデアを競い合うコンテストです。
「Mashup Awards 8」の詳細については、公式サイト( http://ma8.mashupaward.jp/ )をご覧ください。
第8回目の開催となる今回の応募作品は466作品が集まり、この中から厳正な選考を行った結果、最優秀賞には、『Voicepic』が選ばれました。この作品は、あなたの撮った写真に音声を付けて、簡単に家族や友達と共有できるサービスです。写真と音声というシンプルでありながらも大きな可能性を持ったマッシュアップを実現させようとした点、人と人の心がマッシュアップされるような心に響くプレゼンテーションだった点が高く評価されました。
なお最優秀賞の受賞者には100万円が贈呈されます。最優秀賞、優秀賞の受賞作品と作者は下記の通りです。
▼Mashup Awards 8公式Webページ
http://ma8.mashupaward.jp/
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■主な受賞作品
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最優秀賞
作品名およびURL:Voicepic http://voicepic.me/
作者(敬称略):UIEvolution K.K.(東京都)
優秀賞
作品名およびURL:寝顔認識めざまし FACE KICK http://2ngen.jp/ma8/
作者(敬称略):株式会社 人間(大阪府)
優秀賞
作品名およびURL:シャチクのミカタ http://shachikunomikata.com/
作者(敬称略):ひさじゅ(東京都)
優秀賞
作品名およびURL:コトバノモリ http://kokima.sakura.ne.jp/kotobanomori/kotobanoki.htm
作者(敬称略):原田真喜子(山梨県)
優秀賞
作品名およびURL:おーいおまえ ねむっTEL http://jksoft.cocolog-nifty.com/blog/tel.html
作者(敬称略):チーム一番搾り(神奈川県)
優秀賞
作品名およびURL:SoMoX http://somox.net
作者(敬称略):伊藤 輝(北海道)
優秀賞
作品名およびURL:melocy(メロシー) http://melocy.com/
作者(敬称略):株式会社ignote(福井県)
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■講評(審査委員長 メディアテクノロジーラボ所長 前田圭一郎)
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まずは、受賞者の皆さん、おめでとうございます。MA8は、これまでのエンジニアの甲子園としての形を大切にしながら、更にマッシュアップ度を高めるというコンセプトのもとに実施いたしました。授賞式をTechCrunch TokyoとMA8のマッシュアップで行ったことも、私たちの思いの一つです。マッシュアップの輪が地域・性別・年齢を超えて広がって行くことを目指した結果として、女性ファイナリスト(コトバノモリ、原田真喜子さん)、北海道の高校生ファイナリスト( SoMoX、伊藤 輝さん)も誕生しました。また、 WebAPIにとらわれないマッシュアップを期待して今年からAPIの使用制限を外したことで、最優秀賞を受賞した『Voicepic』の音と写真のマッシュアップをはじめ、ソフトウェアとハードウェアのマッシュアップなど、大きな可能性を感じさせる作品が多く提出されたことにもマッシュアップの成長を体感いたしました。最後になりますが、これだけマッシュアップの輪が広がっているのも、多くの関係者の方々に支えられてのことです。この場を借りて御礼申し上げます。
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■MA8 4つの特徴
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<TechCrunchTokyo2012とのMA8受賞式の共催>
MA8はTechCrunchTokyo2012とMA8受賞式を共催することで、日本のスタートアップシーン、エンジニアリングシーンの登竜門となり得る場を創出し、国内クリエイターが、より一層活性化していく事に貢献をいたします。
<全国のテクノロジー団体とコラボレーション>
・各地域で行うイベントをそれぞれの地域に根ざした様々なイベントパートナーと共催
・電子工作コンテストや、学生主体メディアであるTech-Tokyoとの連携
優秀賞を受賞した「コトバノモリ」は、Tech-Tokyoとの連携イベント(学生限定)を経て最終審査に進んだ作品です。
<参加基準の緩和:「指定APIの利用」条件を撤廃>
作品の提出時に必須にしておりました「指定APIの利用」条件を撤廃し、広く自由な発想を持ってご参加頂けるように姿を変えます。今まで以上に様々な種類の作品が集まることを期待したこの緩和で、指定APIを利用しない作品が81作品集まりました。
<リアルな場での作品PRの機会を提供>
「MA8 Battle」と「MA8 Brushup」の2つのプレゼン機会を提供。作品の完成がゴールではなく、積極的かつ適切に作品の魅力を伝える力を評価することを狙いました。前回同様に日本各地(札幌、東京、大阪、名古屋、福岡)でのプレゼン予選「MA8 Battle」からは、
北海道予選を勝ち抜いた「SoMoX」が最終審査に進出し優秀賞を獲得。また、優秀賞を受賞した「シャチクノミカタ」は、本年より導入した「MA8 Battle」の事前に自らの作品を公開し、第三者から改善の指摘を受ける「MA8 Brushup」から最終審査に進んだ作品です。
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■MA8 3つの傾向
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<傾向1> スマートデバイス作品の増加
スマートフォンアプリ、デスクトップに限定されないWeb サービス等、近年のスマートフォン利用の拡大を反映するようなサービスが多く見受けられました
<傾向2>首都圏外からの応募割合の増加 30%→35%
毎年首都圏の参加比率が70%→75%と高い割合を占めていましたが、本年は各地域イベントパートナーとの共同の取組も実を結び、首都圏外からの応募割合が増加。この取組は来年以降も続け、各地域からの素晴らしい作品の出品を期待します。
<傾向3>学生からの応募数が向上
昨年は48件だった22歳以下の作品は、本年倍増の96作品が応募されました。
学生主体メディアであるTech-Tokyoとの共同イベント等も貢献しているが若い力が多く見られるコンテストとなりました。
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■リーディングパートナー 8社
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ゴールドパートナー:PUX株式会社、日本マイクロソフト株式会社、株式会社リクルートホールディングス
シルバーパートナー:株式会社KDDI ウェブコミュニケーションズ、楽天株式会社、ソニーモバイルコミュニケーションズ株式会社、ヤフー株式会社
インフラパートナー:株式会社ニフティ
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■開催概要 (※すでに応募期間は終了しております)
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・応募作品数:466作品
・協力企業、イベントパートナー、団体数:72社
・応募対象API、リソース数:200
作品応募期間:2012年8月30日(木) ~ 2012年10月30日(水)
賞金・商品:
最優秀賞 100万円 – 1作品
優秀賞 10万円 – 6作品
テーマ賞 5万円 – 8作品
メディアパートナー賞 副賞 – 各社ごとの賞
協力企業賞 副賞 – 各社ごとの賞
応募条件:広く自由な発想に基づいたWeb・スマートフォンアプリ等の開発作品であれば何でも
審査基準:
アイデア : 独自性、新規性、優れた着眼点、発展可能性
完成度 : 実用性、ユーザビリティ、エンタテインメント性
デザイン : 芸術性、優れた表現技法
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■『メディアテクノロジーラボ』とは
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メディアテクノロジーラボは、リクルートが培ったメディアの知見と、テクノロジーの観点から、新たなメディアやコミュニケーションのあり方を研究開発することを通じて、生活者にとって適切で利便性の高い情報流通が行われる豊かな情報社会の実現を目指しています。
▼メディアテクノロジーラボとは
http://mtl.recruit.co.jp/
▼リクルートグループについて
http://www.recruit.co.jp/
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【本件に関するお問い合わせ先】
https://www.recruit.jp/support/form/
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