2014年01月24日

【フィリピン台風被災者支援】 住宅修復キット配布 1月24日にスタッフが現地へ

特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパン   http://peace-winds.org/

国際協力NGOピースウィンズ・ジャパン(PWJ、本部=広島県神石郡、代表理事=大西健丞)は、昨年11月に発生したフィリピン台風30号(ハイエン)の被災者支援の第2期事業として、住宅修復キットを配布するため、1月24日にスタッフ1名(事業部 川井慧、S 59.12.19生、茨城県出身)を現地に派遣します。

PWJは、昨年11月にスタッフ4名を現地入りさせ、被害が甚大かつ支援が十分に届いていないとされたサマール島で、5,000世帯に米などの食糧および生活物資を配布しました。さらに年末には、レイテ島の350世帯にパスタなどの食糧を配布しました。

緊急物資配布時、多岐にわたるニーズの中で、被災者から多く聞かれたのは住宅を修復したいとの声でした。被災地の現状として、自力で再建できるのは限られた家庭だけで、収入源を失った多くの家庭は今も建築資材が買えず、がれきの中でみつけた木材を再利用した補修しかできていません。

今回の第2期事業では、上記の状況に置かれた被災者の生活環境を改善するため、レイテ州カリガラの約700世帯に住宅用資材と工具・道具類をあわせた住宅修復キットを配布します。さらに、受け取った世帯がこのキットで住宅を建設できるよう、ワークショップを実施します。なお、今回も第1期事業で連携したパートナー団体Citizens’ Disaster Response CenterおよびLeyte Center for Developmentと協働し、資材等はルソン島にて調達、レイテ島まで輸送する予定です。本事業は4月まで実施し、2月にはスタッフをもう1名派遣する予定です。

PWJは、被災者が一日も早く日常の生活を取り戻せるよう、今後も活動を継続していく予定です。報道関係のみなさまにおかれましては、ご取材・報道していただきますよう、お願い申し上げます。

※これまでの活動につきましては、ピースウィンズHPの緊急支援速報( http://krs.bz/pwjpr/c?c=422&m=3177&v=b2fbdc3b)に掲載しております。なお、【フィリピン中部台風 被災者支援 募金】も引き続き受け付けております。詳細はHPをご覧ください。

本件に関するお問い合わせ先
ピースウィンズ・ジャパン コミュニケーション部 広報担当
TEL:0847-89-0887 / FAX:0847-82-2949
pr@peace-winds.org