2014年10月30日(木)-企業向けセキュリティソリューションのグローバルリーダであるWatchGuard(R) Technologiesの日本法人である、ウォッチガード・テクノロジー・ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区、社長執行役員 根岸正人、以下ウォッチガード)は、ICTをコアとした「トータルサービス」を提供する株式会社富士通エフサス(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長 今井幸隆、以下富士通エフサス)とセキュリティゲートウェイ分野での協業を発表しました。
この度、ウォッチガードと富士通エフサスはディストリビュータ(一次販売代理店)契約を締結し、今後富士通エフサスはウォッチガードの次世代ファイアウォール(NGFW)/統合脅威管理(UTM)アプライアンス製品を、本年8月より提供開始している「富士通エフサス セキュリティソリューション」の中に含まれる「FUJITSU Security Solution 次世代ファイアーウォール運用サービス」の中核製品に据え、包括的なゲートウェイセキュリティソリューションとして提供していきます。さらに将来的にはアプライアンス製品も単体で個別に販売していく予定です。
今回の協業でウォッチガードが提供する情報セキュリティソリューションは、ウイルスに感染した端末や不正利用の端末からの外部アクセスをアプリケーションレベルで検知・遮断し、内部からの不正な外部アクセスやウイルスの拡散を防止する次世代ファイアウォール(NGFW)/統合脅威管理(UTM)アプライアンス(および仮想アプライアンス)に加え、低価格の小規模ネットワーク向けアプライアンス、およびアプライアンスをそのままコントローラとして活用できる無線LANアクセスポイント等が含まれます。
富士通エフサスはウォッチガード製品を採用することにより、お客様で多店舗・複数拠点にてビジネスを展開している、あるいは無線LAN環境を持つお客様に対して、ネットワークセグメントやエリア単位のセキュリティ強化、および昨今増加している無線LAN環境のゲートウェイセキュリティを強化していきます。また、富士通エフサスが得意とするインフラ構築に加え、ゲートウェイ製品のセキュリティ運用も合わせた包括的なサービスの提供により、情報システム部門の負荷を軽減し、よりきめ細かいセキュアな環境を提供することが可能となります。
また、ウォッチガードのシステム管理ツール「WSM(WatchGuard System Manager)」およびリアルタイムのセキュリティ可視化管理ツール「WatchGuard Dimension」をセキュリティ運用管理のプラットフォームとして構築し、ログ集積やインシデント分析などの運用サービスも提供していく予定です。
【ウォッチガードが提供する製品ラインナップ概要】
(次世代ファイアウォール(NGFW)/統合脅威管理(UTM)アプライアンス)
– WatchGuard XTM 2 Series
– WatchGuard XTM 3 Series
– WatchGuard XTM 5 Series
– WatchGuard XTM 800 Series
– WatchGuard XTM 1500 Series
– WatchGuard XTM 2520
– WatchGuard Firebox M440(新製品)
(仮想アプライアンス)
WatchGuard XTMv (WatchGuard XTMの仮想アプライアンス版)
(セキュリティ機能)
APT(標的型攻撃)対策/ゲートウェイアンチウイルス/迷惑メール対策/Webフィルタリング/IPS(不正侵入検知・防御)/アプリケーション制御/レビューテ―ションセキュリティ/DLP(情報漏えい対策)
(無線LANアクセスポイント)
– AP200 (アプライアンスをコントローラとして使用)
(リアルタイムセキュリティ可視化管理ツール)
– WSM(WatchGuard System Manager)
– WatchGuard Dimension
【富士通エフサスの次世代ファイアーウォール運用サービス概要】
1)基本サービス(機器の稼働監視、運用に関するQ&A、統計レポート発行など)
2)脅威監視・通報オプション
3)ログ分析レポートオプション(技術員による考察レポート)
4)リモート運用支援(シグネチャの調整、ポリシー設定変更)
【サービス開始時期】 2014年11月
【サービス料金】 月額8万円(税別)~
(株式会社富士通エフサス サービスビジネス本部長代理 大坪 史郎 様)
「近年システムのクラウド化が進み、様々な場所からネットワーク経由でシステムを利用するニーズが高まりを見せる一方、企業規模の大小に関わらず、標的型攻撃が増加しています。これまでの出入口対策に加え、拠点単位/アクセスポイント単位で不正侵入や脅威の拡散を防止することも求められています。それらの課題を最適に対処可能なアプライアンス製品や運用管理ソフトウェアを有するウォッチガード社との提携は、当社のサービスを補完し、お客様により細やかで強力なセキュリティソリューションの提供を可能とするものと期待しています。」
(ウォッチガード・テクノロジー・ジャパン株式会社 社長執行役員 根岸正人)
「今回、富士通エフサス様のセキュリティサービスの一環として、ウォッチガードをご採用いただけたことは、付加価値を最大化する視点から見ると、大変意義深いことだと考えております。当社のベストオブブリードのテクノロジを集積したソリューションと、富士通エフサス様におけるセキュリティソリューションの豊富なノウハウのコンビネーションにより、特に複数の拠点を展開し、セキュリティ担当者が不在のお客様にとって、大きなメリットを低価格にてご提供することが可能になります。また、無線LAN環境にもシームレスに一貫したセキュリティをご提供することができますので、合わせてご利用いただけたら幸いです。」
【WatchGuard Technologiesについて】
WatchGuard(R) Technologiesは、業界標準ハードウェア、ベストオブブリードセキュリティ、ポリシーベースの管理ツールを独自アーキテクチャにより統合したビジネスセキュリティソリューションを提供するグローバルリーダとして、全世界の企業にセキュリティソリューションを提供しています。ウォッチガードファミリ製品は、複数のセキュリティサービス、シングルコンソールによる導入と管理、インテリジェントに統一された脅威管理を統合し、すべての規模の企業に安全なビジネスの継続を支援します。ウォッチガード製品は先進的な独自のサポートプログラムLiveSecurity(R)により守られています。本社を米国ワシントン州シアトルに置き、北米、ヨーロッパ、アジアパシフィック、ラテンアメリカに支社を展開しています。日本法人であるウォッチガード・テクノロジー・ジャパン株式会社は、多くのパートナーを通じて、アプライアンス製品、セキュリティの「可視化」、セキュリティとネットワークの「管理」など拡大するニーズへのソリューションを提供しています。詳細は http://www.watchguard.co.jp をご覧下さい。
WatchGuardは、WatchGuard Technologies, Inc.の登録商標です。その他の商標は各社に帰属します。
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