マンションの「定期総会」にはラッシュ時期があるのをご存知ですか?
多くのマンションが新築時の引き渡しを3月としており、その後に管理組合が設立されるため、定期総会が毎年3月~5月に集中するのです。
年度末にむけて、理事の皆さんはプライベートでも多忙な中、総会前は理事会の回数も多くなり、事前準備や議事内容の精査が注意不足となりがちです。
また、管理会社も同様にこの時期は繁忙期となり、1人で10~15物件を担当、理事会や総会が増える中、1日に何組合も掛け持ちをすることも。
資料準備等も重なり、いつもならできることが物理的に困難となり、対応力が落ちがちです。
そのため、十分な資料が用意できず、住民に議題の意図が伝わらなく否決となってしまったり、工事価格チェックが入念にできないまま決議してしまったりと、結果的に管理組合運営において、無駄な労力や支出につながってしまうケースもあります。
特に、大規模修繕工事を控えているマンションでは大きなお金が動くタイミングのため、組合員の貯金でもある修繕積立金の無駄使いにならないように注意したいものです。
そこで、業界初の個人向け不動産コンサルティング・ホームインスペクション(住宅診断)とマンション管理組合向けコンサルティングを行う“不動産の達人 株式会社さくら事務所”(東京都渋谷区/代表:大西倫加)では、「マンション定期総会ラッシュ時期に注意したいポイント」として、下記の通りにまとめました。
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<< マンション定期総会ラッシュ時期に注意したいポイント >>
●本来、決議しなくてはならないことが“後回しに”
議題の整理や検討がじっくりできないまま、決議をとったほうがいいものが後回しとなってしまい、次の総会へ持ち越しとなる場合もあります。
→議案の決定が遅れることにより余計なコストがかかる場合も(物価上昇や消費増税等)
●住民に意図が伝わらず“否決”となってしまうことも?!
議案の経緯説明や詳細資料を添えることができず、住民に意図が十分に伝わらずに否定的に捉えられがちです。
また別途、臨時総会を開くことにも。
→改めて臨時総会を開かなくてはならない労力がかかる
→理事会への不信感が募ってしまうケースも
●価格チェックが甘いまま大規模修繕工事の発注先が決議される
工事会社の十分な検討ができず、価格チェックが甘いまま発注先が決定してしまう
→組合員の貯金である修繕積立金の無駄使いに!
早めの定期総会準備が大切です。
通常は総会の2ヶ月前から準備をはじめるケースが多いですが、総会ラッシュ時期の開催の場合は3ヶ月前から議題の検討を進めましょう。
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■不動産の達人 株式会社さくら事務所■
(東京都渋谷区/代表取締役社長:大西倫加)
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株式会社さくら事務所は「人と不動産のより幸せな関係を追求し、豊かで美しい社会を次世代に手渡すこと」を理念として活動する、業界初の個人向け不動産コンサルティング会社です。
1999年、不動産コンサルタント長嶋修が設立しました。
第三者性を堅持した住生活エージェント企業といった立場から、利害にとらわれない住宅診断(ホームインスペクション)や、不動産購入に関するさまざまなアドバイスを行なう「不動産の達人サービス」を提供、約29000組超の実績を持っています。
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