2021年06月15日

シンクランド、東京医科歯科大学ジョイントリサーチ部門に参画。 ~世界に先駆けて超早期未病計測装置の開発を目指す~

シンクランド株式会社   https://think-lands.co.jp/

 シンクランド株式会社は、国立大学法人東京医科歯科大学において2021年4月開設したジョイントリサーチ部門に初年度より参画する。本部門では、難治疾患研究所・未病制御学准教授安達貴弘先生が長年研究開発を進めてこられた、世界初の試みである体内のカルシウムイオンシグナルを指標とした超早期未病状態のモニタリングという革新的なアイデアを具現化することにある。当研究部門には当社の他8社が参画しており、各社が保有する技術・製品を積極的に活用し、当社が開発担当する超早期未病計測装置において、生活習慣病、認知症などの疾患の素因となる身体の微細な異常を早期に検出し、それを標的とした食品・医薬品薬の開発を目的としている。本研究は、今後日本が進む超高齢化社会に先駆けて、将来罹患する可能性のある病気の予測や健康寿命の延伸、さらには医療費の削減への多大な貢献が期待される。また、本技術は犬、猫などの人間の暮らしに寄り添う各種ペット動物にも適応できる。生活環境や食品面での大幅な改善により平均寿命が延伸したことで生活習慣病も発症する例が急増している人と共生するペット動物への適応も視野に入れている。

 当社は、光学設計・実装技術と高速電気信号処理技術をコア技術として、世界に先駆けて中空型マイクロニードルを開発する研究開発型ベンチャー企業です。中空型マイクロニードルとは、革新的な製造方法の工夫・改善を行うことで実現した外径φ100μm以下の微細針です。体内で溶解する生体適合材料を用い、従来の注射薬や経口薬を無痛かつ簡便に投薬可能な経皮薬に置き換えることが出来る新たなDDSとして、実用化開発を進めています。今回のジョイントリサーチ部門でも検体採取の方法の一つとして当社の中空型マイクロニードルの活用も視野に入れている。

【本計測装置の目的・背景】
 今回の東京医科歯科大学のジョイントリサーチ部門への参画により、当社が保有する光学技術と電気信号処理技術を活用した超早期未病計測装置が実現すれば、多くの救われるはずの命が、しかも健康に延伸することができると期待している。少子高齢化により高齢者の一人暮らしの数も多くなっており、肉体的にも精神的にも健康に暮らすことが重要であり、穏やかな暮らしにも寄与するペット動物も合わせて、今回のテーマである健康寿命を延伸する取り組みを、日本を皮切りに世界中に拡げていきたいと考えている。

【シンクランドについて】
 シンクランドは、自社が保有するハイレベルな「光学技術」や「電気信号処理技術」と、産官学が保有する高機能な「最新テクノロジー」とを連携することで、日本発の最先端製品を創造し、国内外に展開しています。光学系機器・各種検査測定センサー事業では初期光学設計から部品の選定、高効率な光学実装・組立、検査までを一貫して実施。さらに、高機能高速電気信号処理技術を元にした駆動用電気回路の設計・製作、アルゴリズムや制御用ソフトウェアの構築などにも対応しています。デバイスから装置機器・システムまで、幅広いお客様のご要求に応じられますので、お気軽にご相談ください。

 シンクランド

 

シンクランド株式会社
代表者  :代表取締役&CEO 宮地 邦男
所在地  :神奈川県横浜市鶴見区小野町75-1
      リーディングベンチャープラザ1号館502号室
設立   :2014年2月
事業内容 :光学・電気技術を用いた医療機器および検査測定機器等の製造および販売
資本金  :473,150千円
URL    :https://think-lands.co.jp/

ロゴ

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